タダの物は10個でいい

暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。

　
8年前から九州各地のシニア向けに開催している定番セミナー「物の捨て方・活かし方」は今回、久留米市生涯学習センター「えーるピア視聴覚室」で開催されました。

コロナ禍の中、主催者の努力もあって高齢者の学び方も様変わりをしています。
250名以上収容できる会場には50名がゆったりとソーシャルディスタンスを保ち、同時配信で別のサテライト会場にも講演会の様子が生中継される仕組みとのことです。
徹底的に密を避けたコロナ対策の中、75名の皆様と共にワイワイ楽しい２時間を過ごさせていただきました。

　

捨てたいけど捨てられない。そんな負い目や自己嫌悪は高い棚の上に置いといて、今日からすぐにできる楽しいこと満載のセミナーを！と心がけていつも発信しています。

　　
　　

画像は上から温泉旅館のアメニティグッズ、割りばし、景品のペン、紙袋。
たとえばこんな画像がスクリーンに大映しになったとたん、会場から笑い声が聞こえます。
「うちもあるある」「もっとあるかも」。そうタダでもらえる物ばかり。

タダでくれるという物を疑問も持たずに何でももらっちゃう世代。
ここからやってみようという提案です。

よっぽどの事情がない限りそれぞれ10個にしましょう。そして「今日からもらわない・ため込まない・使い切る！」
その方法やアイディアをたっぷりと元気よく解説するのがプログラムの一つです。

事後アンケートには「これならできる！」「もっと聞きたい講演だった」と多くの方が書いてくださいました。
他にも「具体的な説明で大いにやる気が出た」「言葉遣いも歯切れもよくわかりやすかった」「80歳でもできることがたくさんあると感じた」「現実的で実践的！がんばります」など嬉しい感想をたくさんいただきました。

会場の皆さんからは深刻な悩みや困り事なども質問されました。まるで一問一答。
深く受け止め、過去の経験から様々な対処法を提案させていただく場面もありました。
おかげで私にとっても多くの気付きとなりました。

「シニア世代は終活とか生前整理が当たり前」という風潮や圧に心が折れそうになる人もいることを私はよく知っています。
一人一人様々な思いや生き方があるので、どうするかは周りの声でなく、自由に自分が決めればいい。
我が家が一番安全で安心できる住まいであれば、捨てても捨てなくても楽しく暮らせると最近は本当にそう思うのです。

危険で不安な方はどうぞご連絡をくださいね。

《お知らせ》
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