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臨機応変

2011-10-30 08:08:54 | 日記
正直に言うと
私はどちらかといえば 行き当たりばったりの人間です。

「今夜はシチューにしよう」と言っておきながら
スーパーで旬の野菜に出くわし
「お鍋にしよう」と
家族に予告なく変更するなんてことはしょっちゅう、

明日着る服を前の日に決めておいたとしても
朝の気分次第で違う服を着たりする。

これを「臨機応変」というのだろうか?

どうもちがうなあ。

もちろん、世の中はどんどん変化していくから
その都度条件が変わり
その都度対応を変える必要は ごまんとある。

でも
気分次第でコロコロ変わるのは
「行き当たりばったりな行動」で、
それによって誰かが困るのであれば
「気分や」とか「自分勝手」と言われてもしょうがない。
                  はい、スミマセン。


 「臨機応変」とは(引用goo辞書)
  状況に応じた行動をとること。場合によって、その対応を変えること。
  「臨機」は事態にのぞむこと。
  「応変」は変化に応じる意。
  「機きに臨のぞんで変へんに応おうず」と訓読する。



自分勝手と臨機応変の違いは
気分や思いつきではなく
その変化を見込んで計画を立て
状況に応じて 
想定された最適な方を選択する、ということ、と理解するといいかな。



整理収納の現場では 臨機応変の連続です。

事前に お客様のご希望やライフスタイルに合わせて、
収納デザインを考え、計画をたてても

実際にその通りに進むことはまずない。

 見積もりだけでは見えなかった想定外のモノが大量に出てきたり
 納戸の中を空っぽにしたら床や壁が傷んでいたり
 捨てる予定のモノを保管することになったり

例を挙げるとキリがない。
かといって 出たとこ勝負!では プロとは言えない。

で、
その都度その場でどんどん変えていくためには

単にモノをきれいに収めるだけの収納計画ではなく

「あらゆることを想定した計画と準備」が必要だということを
これまでの経験から学ばせていただいてます。

工具箱の中身は最小限「なくてはならない道具」の他に
オプションで見積もって持参したり
「もし、こうだったらこうしよう」と
考えうる限りのリスクへの対応を常に考えて行動するようになりました。


整理収納の考え方は難しくないけど
ひとりひとりの暮らしは全部違うから
マニュアル通りに行かなくて悩む方が多いのは当たり前。

だから経験を積んだプロフェッショナルな人材が必要とされるのだ。

今後も「現場主義」で
 今まで以上のプロフェッショナルめざして頑張ります
  (突然の決意表明?)

 
  しか~し 
   現場を離れると相変わらず行き当たりばったりな自分、
                     今日もまた・・・