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映画「お買い物中毒な私!」

2011-05-29 22:25:43 | オススメの本やグッズ
なんとなくお気楽な映画がみたくなって、
たまたまゆっくり鑑賞したのは

返済能力の枠を超えてもカードでの買い物がやめられない主人公が繰り広げる
お買い物中毒な私!」。

単なる「買い物好き」を通り越した
「買い物依存症」のレベッカが主人公。
ドタバタのコメディ仕立てになっていて
映画ならではの華やかな展開とストーリーだけを追うと単純に楽しめます。


「このままじゃいけない」と思いながら涙ぐましい努力はする、
が、
どこか中途半端。

クレジットカードを冷凍庫で文字通り凍結しても 
 結局解凍して使うし、
親友が勧めてくれたDVD「お買い物中毒克服プログラム」に従って
 服を全部ゴミ袋にいれてみたものの
 捨てずにクローゼットに押し込み、
「これは本当に必要?」と自問自答しては
「自分への投資だから!」と言い訳を見つけてまた買い物してしまったり・・・
借金取りにはその場しのぎのウソ三昧。 

 そんなレベッカに対して

経済雑誌編集長は
「値段と価値は別物だ」と語り、

レベッカの父は
「私の一番大切なものはお前とママだよ」 と
どこまでもやさしく見守る。

結局、レベッカを取り巻く人々の愛情を裏切ってしまった後、
自らホンキで変わりたいと思ったときに依存症から脱出していく。

本当に大切なモノは目に見えないし、お金で買えないんだと気付かせてくれます。


ショップ・ホリック
強迫性買物障害など、
実際に深刻な症状の人がコレを観たら、
「こんなオシャレなゴミ屋敷なんてありえない!」
と腹立たしくなるかも知れないけど、

依存症になりうる可能性は誰にでもある。
 過去のトラウマ、孤独、ストレス・・・

そんなことも示唆しているようで、実はとても共感する部分が多い映画でした。