寒くなってきたので、観葉植物の手入れをし始めました。
その中で、長い間放っておいたさぼてんを初めて移し替えました。
今住んでいるところは、以前は義父母が住んでいました。
置き去りという形で譲り受けたものが色々あるのですが・・・
ベランダには浅い鉢のさぼてんがありました。
どうしたらいいかと聞いたところ、捨ててくれと言われたのですが、
栄養の無い土で、暑さ寒さの対策もされぬまま耐えていたさぼてんを
まじまじと見ていたら、愛おしくなりました。
どうして捨てられましょう。
とりあえず救出。
目詰まりした鉢から取り出し、状態の良いものだけを分けます。
半分くらいは中身が空洞化していました。
さぼてん用の土ではないけど、とりあえず育ちやすいようにふかふかの土に入れます。
育つかどうかわからないけどね。
無事に根付いたら、養子にでも出すかな。
こちらに引っ越してきてから1年くらいは、私が環境の変化に耐えられなくて
ずっと気持ちに余裕がありませんでした。
お花の世話も十分にしてあげられなくて、
数年間育ててきたポインセチアも枯らせてしまったし、
毎年大事に手入れしてきたデンマークカクタスも放りっぱなしでした。
今頃になって、ごめんねと謝りながら手入れしてます。
掘り返したら土がすっかり痩せていました。
それでも小さな花芽ができていて、けなげだなあと思わされます。
土を入れ替えて数日たちますが、十分な栄養で安心しているような空気を醸し出しているような・・・。
さぼてんなんか喜んでるなーって雰囲気だし。
(いや、ほんと感じるんですよー)
魂が宿るとか言いますが、嘘ではないかも。