岐阜県恵那市 城下町ホットいわむらの日々

横須賀から参りましたふるさと活性化協力隊員のブログです

移住相談会【ご報告】

2013-11-29 | 日記
前回の、移住相談会で私がスピーチするという話がフェイスブック上で思わぬ盛り上がりを見せまして、移住への関心が高いのか、はたまた私がスピーチするということ自体に「お前がか」という好奇の目を向けられたのか、判断に困るところですが・・・・

ということで、行ってまいりました、移住相談会。皆さんの励ましのもと、苦手なスピーチも今回は何とか思いを伝えることのできるものになったようで、ホッと一安心しております。応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!




トークセッションとやらも初挑戦でした


スピーチでは、まちづくりの話を中心にしたので、田舎でのんびりって考えている方にはなんだか大変そうと思われてしまうような内容だったかもしれません。

でもどこ住んでもついてまわる話でもあるんで、1サンプルとしてこんな風なのもありじゃない?ってことをお伝えできたかと思います。

取り急ぎご報告まで。




移住相談会

2013-11-15 | 日記
今月末に東京で開かれる移住相談会に、移住実践者として同行することになりました。

11月24日(日)『三重・岐阜移住 合同相談会』

都市部に住んでて移住を検討しているけど、実際田舎暮らしってどうなの?って人に、市町村が個別ブースにて相談を受け、アドバイスを送る、というものです。

しかも!「田舎暮らしセミナー」と題した地域PRタイムの中に私のトークタイムなんかもあったりして、「移住実践者が語る心豊かな暮らし」てなタイトルまでついております(汗)

田舎暮らしと聞いて来た人が、私の目まぐるしい日々のことを聞いたらひいちゃうんじゃないかと心配です

確かに岩村は田舎とは呼べないし、生活は忙しいかもしれないけど、町の人たちとつながりながら暮らす楽しさは、都市ではなかなか味わえないかもしれませんね。

こうした話が移住を考える人の少しでも参考になればと思いますんで、この1年半私が感じたことをお伝えしようと思ってます。

が!! 人前で話すのはホントーーーに苦手なんです!

なので東京の皆さんは是非立ち寄ってもらって、私の話に「ィヨッ」とか合いの手を打って助けてください笑

会場には気軽に出入りできるらしいんで、お待ちしてます!!


そういえば先月も、岐阜県の『集落再生コーディネーター養成講座』の講師(笑)として高山市まで話をしにいきました。

まず私は「コーディネーター」なのか、とか、私の活動する岩村は「集落」なのか、という疑問もありつつ、この講座に参加されるのはこれから地域おこし協力隊になりたいというような意欲的な人たちということで、私なりに、協力隊としてのあれこれについてお話してきました。

この時も受講生の皆さんには1時間も私の下手くそなしゃべりにお付き合いさせてしまい、ヒジョーーーに苦痛な時間だったかと思います・・・受講生のみなさん本当にごめんなさいm(_ _)m 


今年は、県や市から協力隊として活動を伝える場を作ってもらうことが多く、嬉しい反面、ターンズに載るようなスマートなシステムデザインを構築するような活動をしているわけではないので、クリエイティブに地方へ目を向ける若者の視線に耐えられるか毎回不安になります。

余談ですが、協力隊の集まりとかに顔を出すと、みんなすごく勉強されてて意識が高いし、最新のデバイスを駆使しつつ、ロジカルで着眼点も鋭く、おまけになんかお洒落だし、すごいなーと思ってしまいます。

協力隊として活動している人の中には、自分で会社を経営していたことがあったり、世界を駆け巡っていろんな体験をしたりと、面白いキャリアを積んできた人が多いんですよね。

彼らと話すのは本当に刺激になりますし、いろんなところで意志をもって取り組んでいる人たちとつながることは励みになる一方、自分のスペック不足を痛感します。

実際協力隊になった当初(今でもたまに)、協力隊と聞くと、高いスキルを持った地域課題解決のスペシャリスト、だと勘違い?される人も多く、なんだか申し訳ないなと思うこともしばしば。

そんなだから、何度人前で話しても、本当に私でいいのか、と悩みます―それに私は岩村のパワーになんとかついて行ってるだけなもんで、こうした場で地域の新しい活性化モデルの提示みたいなのを期待されても話せることがないんですよね。

でも0から始まった成長物語としてだったら、自分には何ができるかわかんないけどって人には聞いてもらえるかもしれません。

そうやって何かを得ようと耳を傾けてくれている人に対して、私のケースを1サンプルとしてお話するのは大切な仕事の一つなんだと、自信を持ってもいいのでしょう。

そうなると問われるのはやはりスピーチ力。

聞いて良かった!と言われるようなスピーチを目指して、まずはライブのMCで練習を・・・笑

秋のイベント考 ~その2~

2013-11-07 | 日記
11月3日、町なか開催として2回目となった、いわむら城下おかげまつりは、昨年同様たくさんの来場者を集めて、無事開催されました。

心配された天気も何とか持ちこたえ、9月から始まった準備の労力が報われる一日となりました。ご来場いただいたたくさんのお客さま、ありがとうございました。

またイベント準備で毎夜のように一緒に汗水流したみなさま、本当にお疲れ様でした。みなさんにフォローしていただきながら、私も自分に任せていただきた企画を何とか実現することができました。ありがとうございました。








イベント自体は大変なお客さんで賑わい、成功といえるものだと思いますが、私にとっての本当の成果はこの一日だけでは計れません。

来てもらったお客さんが、どんな満足を持ち帰って、次にまた足を運んでもらえるか。

イベントに関わった商店の方々が、どんな達成感をもって、明日の賑わいにつなげてもらえるか。

このお祭りに込めた想いがどのように町の人たちに伝わっているのか。



前回はこの時期のおまつりの持つ意味合いについて考えてみましたが、今回はまちづくり的な視点で考えてみました。


この手の大きなイベントはよく花火に例えられますよね。大きくパッと華やかに打ち上げても、あとに残らない、とか。あまり良いイメージではありませんが。


私は新しいイメージを考えました。

イベントは煮炊きしている火にくべる薪だと。

火はまちづくり活動です。

温めているのは、町の人々。


花火のイメージは、打ち上げる側と見ている側、って感じでそこにつながりがないですよね。ただ見て終わりですから。

私の考えるイベントは、水に熱を加えると分子が活発に動くような状態を作り出す熱源のようなものです。


(イメージです)

火は燃やすものがないと絶えてしまいます。火が一度絶えてしまうとまた着火するのは大変なんで、火が残ってるうちに次の薪をいれます。

イベントという素材の薪はとても燃えやすいんで、火の勢いを出すには最適です。

地道な取り組みが大事なことに変わりはありませんが、風が吹けば消えてしまうような火では心許ないんで、適宜それを必要に応じて補う意味でイベントは有効な手段になるんじゃないかと。

でもあまり火が強すぎると、茹ってすぐ蒸発してしまうんで(笑)、火加減には気をつけないといけませんね。あくまで火を焚くことは水を温め続けることの手段ですから。

薪も湿気ってると、火の点きが悪いんで、くべる前によく精査しないとコストばかりかかってしまう(笑)


まだまだいろんな連想ができそうですが、おかげまつりやひなまつりだけでなく、自分たちの町のことは自分たちで大切にしようというホットいわむらの活動のあり方は、こうしたかまどのようなイメージが当てはまる気がします。


イベントが終わってしばらく呆けてたい気分もあるけれど、まだまだ後の整理が残ってます。来年また今年の経験を活かせるように、いろいろとまとめておかないと、やった意味がなくなってしまいますんで。

私の中のおかげまつり、まだまだ続きます(笑)