岐阜県恵那市 城下町ホットいわむらの日々

横須賀から参りましたふるさと活性化協力隊員のブログです

秋のイベント考 ~その2~

2013-11-07 | 日記
11月3日、町なか開催として2回目となった、いわむら城下おかげまつりは、昨年同様たくさんの来場者を集めて、無事開催されました。

心配された天気も何とか持ちこたえ、9月から始まった準備の労力が報われる一日となりました。ご来場いただいたたくさんのお客さま、ありがとうございました。

またイベント準備で毎夜のように一緒に汗水流したみなさま、本当にお疲れ様でした。みなさんにフォローしていただきながら、私も自分に任せていただきた企画を何とか実現することができました。ありがとうございました。








イベント自体は大変なお客さんで賑わい、成功といえるものだと思いますが、私にとっての本当の成果はこの一日だけでは計れません。

来てもらったお客さんが、どんな満足を持ち帰って、次にまた足を運んでもらえるか。

イベントに関わった商店の方々が、どんな達成感をもって、明日の賑わいにつなげてもらえるか。

このお祭りに込めた想いがどのように町の人たちに伝わっているのか。



前回はこの時期のおまつりの持つ意味合いについて考えてみましたが、今回はまちづくり的な視点で考えてみました。


この手の大きなイベントはよく花火に例えられますよね。大きくパッと華やかに打ち上げても、あとに残らない、とか。あまり良いイメージではありませんが。


私は新しいイメージを考えました。

イベントは煮炊きしている火にくべる薪だと。

火はまちづくり活動です。

温めているのは、町の人々。


花火のイメージは、打ち上げる側と見ている側、って感じでそこにつながりがないですよね。ただ見て終わりですから。

私の考えるイベントは、水に熱を加えると分子が活発に動くような状態を作り出す熱源のようなものです。


(イメージです)

火は燃やすものがないと絶えてしまいます。火が一度絶えてしまうとまた着火するのは大変なんで、火が残ってるうちに次の薪をいれます。

イベントという素材の薪はとても燃えやすいんで、火の勢いを出すには最適です。

地道な取り組みが大事なことに変わりはありませんが、風が吹けば消えてしまうような火では心許ないんで、適宜それを必要に応じて補う意味でイベントは有効な手段になるんじゃないかと。

でもあまり火が強すぎると、茹ってすぐ蒸発してしまうんで(笑)、火加減には気をつけないといけませんね。あくまで火を焚くことは水を温め続けることの手段ですから。

薪も湿気ってると、火の点きが悪いんで、くべる前によく精査しないとコストばかりかかってしまう(笑)


まだまだいろんな連想ができそうですが、おかげまつりやひなまつりだけでなく、自分たちの町のことは自分たちで大切にしようというホットいわむらの活動のあり方は、こうしたかまどのようなイメージが当てはまる気がします。


イベントが終わってしばらく呆けてたい気分もあるけれど、まだまだ後の整理が残ってます。来年また今年の経験を活かせるように、いろいろとまとめておかないと、やった意味がなくなってしまいますんで。

私の中のおかげまつり、まだまだ続きます(笑)