岐阜県恵那市 城下町ホットいわむらの日々

横須賀から参りましたふるさと活性化協力隊員のブログです

指差し会話でおもてなし

2015-01-22 | 日記
近年、岐阜県内では飛びぬけた存在である飛騨高山・白川郷はもちろん、木曽路ウォーキングが人気の馬籠・妻籠、水の街郡上八幡など、外国人旅行客が増えている、という雰囲気を感じます。



岩村にはその外国人観光客たちが足を運んでくる、ということがほとんどありません。おそらく、岩村の存在自体が外国人の手に届いていない、情報の不足が一因かと思われます。

単純に外国人観光客を増やそうと思えば、情報発信面に力を入れること以外にできることはありませんが、逆にこれだけ日本的なものが残っているのに今まだ観光地化されず手垢にまみれてない面をPRできれば、京都・浅草に飽きた外国人たちにとっては魅力的な旅先となりうるでしょう。

しかし、外国人観光客にとって、日本旅行で不安になるのは、コミュニケーション面。

言葉が通じない場合、いざとなればある程度身振り手振りでなんとか凌げるものですが(体験談)、道を聞いたもののよくわからず、到底歩ける距離でないところを2時間くらい歩いてしまったりすることもあります(体験談・それはそれで良い思い出)。

なので全くわからないよりも少しは言葉によるコミュニケーションが取れた方が、より旅の満足があがるというものです。

でも、今から町のみんなが外国語会話に力を入れて・・・となると、なかなか現実的には難しい。

そこで、外国人誘客に力を入れている自治体の多くで採り入れているのが、「指差し会話シート」。

旅先でよく使うフレーズや基本的な単語など、日本語と英語が併記されていて、お互いに言葉を指しあいながら、意思疎通が図れる、という優れもの。

道案内はもちろん、お店でお目あてのものが買えたり、オススメのところや食べ物を教えてあげられたり、使い方によっては、意外なほどに会話が成立します。

海外からお客さんを呼んだはいいものの、誰も対応できないのでは、来てがっかりですよね。プロモーションに力を入れるのであれば、内側の受け入れ態勢の整備もある程度必要でしょう(やりすぎるとかえって旅先としての価値が下がりかねないのも難しいところですが)。

というわけで、現在、岩村版指差しシートをせっせと作っております。



まだそれほど必要とされる場面はありませんが、準備が早いに越したことはありません。

岩村内で想定される外国人とのやり取りを思い浮かべながら、色々なシチュエーションに対応できるようなものにしたいと考えてます。

まずはお店屋さんに使ってもらって、コミュニケーションできた外国人観光客に「岩村は外国人フレンドリーだぜ」と口コミを流してもらい、さらにお客さんを呼び込む、って感じになるといいなと(笑)

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