岐阜県恵那市 城下町ホットいわむらの日々

横須賀から参りましたふるさと活性化協力隊員のブログです

先輩協力隊員卒業

2014-03-24 | 日記
暖かくなってきて、やっとタイツから解放される時が来ました。もう身体の一部みたいになっちゃってたので、今スカスカの感じに若干の違和感があります。でも身が軽くなって気持ち良いです。

そんな年度末を迎え、恵那市ふるさと活性化協力隊員それぞれの今年度の活動を報告する座談会に出席しました。

私が昨年度活動を始めた当初にいた6名の隊員も、途中串原地区の2名が今年度半ばに3年間の任期を終え、この年度末には岩村富田地区の1名、来年度半ばには上矢作の隊員も卒業を迎えることになっています。

協力隊員であるかないかはあまり関係なく、これからもつながりの中でお互いの存在が励みになり、時には手を取り合って協力していくことに変わりはありません。

それでも、地区は違えど同じ恵那市で活動してきて、協力隊員としてそれぞれにがんばってきた仲間たちの卒業という出来事に、自分にも否応なく新しいことを始めている1年後が確実にあることを、ぐっとリアルに意識させられます。

卒業する協力隊員のほとんどは、地域に残り、新しい仕事と暮らし方を始めて(始めようとして)います。それは彼らが3年間、地域の中で温かく受け入れられながら、恵那での生活に可能性を見出し、着実に準備をしてきたからこその決断でしょう。

私も1年後どんな姿でこの3年間の成果とその後のことについて、ここにご報告をしているか・・・是非楽しみにしていてくださいね(笑)

まずは先に卒業された協力隊員の皆さん、本当にお疲れ様でした!! これからもみんなの恵那での暮らし方が、また新しい恵那の魅力として伝わり広がっていくと思います。これからもよろしく!!

3月29日城下町音楽祭!!!!

2014-03-17 | 日記
ひなまつりが今月1日に開幕し、盛況だったオープニングイベントの様子をお伝えすることもままならぬまま、3月も半ばまできちゃいました。

ブログの更新もそっちのけでひたすら準備に奔走していた、ひなまつり後半のビッグイベント、『城下町音楽祭』がなかなかのスケールの形で仕上がってきました。

昨年も同じタイトルでイベントを行い、人づてで出演者を集めたささやかなものでしたが、今回は初めて情報誌やネットで出演者の公募をかけたところ、地元岩村町はもとより、恵那、中津川、名古屋、そして大阪、果ては東京、と予想を上回る範囲で、およそ15組の応募をいただきました。

和楽からビッグバンドまで、様々なジャンルが集結し、岩村を代表する旧家等を音楽で彩る他、和太鼓体験のコーナーや、バイオリンの読み語り、歌声広場、ついに登場か“恋するフォーチュンクッキー岩村ver.”企画など、町の人たちの参加や活躍の場を設け、誰もが楽しめる音楽祭が出来上がりそうです。

詳細はホットいわむらのHPでご覧くださいませ ⇒『城下町音楽祭



かつて岩村は城下町の名残を湛え、昭和初期ごろまで物資はもちろん、文化の集積地であったと聞きます。

本通りにはたくさんの商店や飲食店・酒場、歌舞伎座や映画館、芸者さんにネオン街が立ち並び、もともと内外から多様な人の集まる場所でした。今でもご年配の方からその頃の思い出話を懐かしそうに語っていただくことがよくあります。

高度経済成長を経て、便利な道路の敷設に伴う車社会の到来、大型店舗の進出など、いくつもの要因が重なり町通りからは賑わいが消えてしまいました。

今また観光施策によって、かつての賑わいを取り戻そうと、町の内側からの提案が盛んにされています。


きっとかつて岩村を訪れた人たちは、岩村に来ることが楽しみでしょうがなかったんじゃないかと想像します。買うものも、遊ぶものもあって、人が集まってるから、出会いがある。何かわくわくするエネルギッシュなものを感じていたんじゃないかと。

歴史を学んだり保護することは間違いなく大事ですが、それだけでは人が集まるようにはなりません。

この通りの中で起こっている、人の活動エネルギーの高まりが、再び人が引き寄せられるようになる根源となります。

音楽はそのエネルギーを作り出し広く共有のできる、とても発信力のある文化だと思います。また今回公募であるにも関わらずそうしたことのできる出演者の方々が集まってくれました。これも岩村の天性のものが引き寄せているからかもしれません。

今回の音楽祭が明日への賑わいにつながる一歩へのお役に立てられたらと思います。当日、町にどんな風が吹くのか、とても楽しみでわくわくしてます。


あ、私は今回は完全に裏方です(笑) いつも表に出させてもらってるんで。