岐阜県恵那市 城下町ホットいわむらの日々

横須賀から参りましたふるさと活性化協力隊員のブログです

岩村地域計画策定会議発足

2014-08-27 | 日記
恵那市では、今後10年にわたる、目指すまちの「将来像」を実現するための「恵那市総合計画」の策定が始まっています。

人口減少が進み、地方都市として存続の淵に立たされる恵那が、10年後にもいきいきとした生活を市民が送るためにも、行政運営の大事な指針となるものです。

各地区ごとにも、それぞれの特色を活かした地域計画を作り上げ、総合計画に反映していくため、行政だけでなく地域活動の中心を担っている方や、これからの町を担っていく若い世代の方を交えた、地域計画策定会議がここ岩村でも始まりました。

先日はまず第1回目ということもあり、「岩村に住んで良いと思ったこと」「不便と思うこと」をグループで意見を出し合うところからスタートしました。




・「良いところ」・・・「大きなスーパーがある」「ライフラインが整ってる」「歴史がある」「人が温かい」「イベントが町一体で盛り上がる」
・「不便なところ」・・・「車がないと生活にならない」「働く場が少ない」「イベントなどで出務が多い」

などなど。

次に10年後に「こうなってて欲しい」という町の姿についても話合われました。

・「観光で町が潤っていてほしい」「働く場が増えていてほしい」「人が増えていて欲しい」「今のいいところが残ってて欲しい」

などなど。

かなり大雑把なまとめですが、このような意見が出ていました。

おそらく地方の町だったらどこでも同じような意見となると思いますが、岩村が他と違うと感じるのは、多くの人が岩村に誇りを持っていること、岩村が好きなこと、岩村を特別な場として思っていること、という点でしょう。

これは、今後10年先も町が存続していくために、大事なベースとなるものです。全国さまざまな地域で「自分の町に誇りがもてない、愛着がない」という根本の揺らぎから立て直さなくてはいけないところばかりなのに、ここの部分を今の段階でクリアしているのは、大きなプラス要素だと思います。

もちろん実際には人口が自然減・社会減ともに進行し、観光の中心となるべき商店街の疲弊は深刻化していて、楽観視などは全くできない状況ではあります。

岩村の人口減少率が他よりなだらかなのは、新興住宅地が開発され、他の恵那市などから平行移動してきての現象。岩村ネイティブの人が減って、外からの移住者が増えれば、コミュニティの姿も様変わりするでしょう。

商店街も、今の店を担う人がもはや体力がなければ、新しいお店を増やす以外に選択肢がありませんが、果たして外資に頼らず、観光的に耐えうる質と量がまかなえるか。

町としてより開放的に価値観の多様性を受け入れて、外部の力も取り込んでいくのか、それとも岩村を岩村たらしめてきた愛郷心を守り、選択的に少数精鋭で切り抜けていくのか、そういった町としての戦略をこうした計画の中でも突っ込んで考えてみてもいいのかなと個人的には思います。

【参加者募集中】空き家ワークショップ第3弾

2014-08-18 | 日記
直前の告知になってしまいましたが・・・

8月24日(日)空き家を素材にした再生ワークショップの第3弾を開催します。



第1回のWSで、大量の不用品を整理したまではよかったですが、ただ片付けただけじゃつまらない。てことで、早速秋のイベントに向けて物販ブースとして使えるようにしたいと思い立ち、更なる整備を進めることにしました。

参加を希望される方はホットいわむらHPにて詳細をご確認ください。

http://hot-iwamura.com

岩村の夏と言えば

2014-08-09 | 日記
2014年も早くも8月、私にとって3回目の「岩村の夏」を迎えました。

そうです、これですよ。





「岩村夏まつり/大変装行列」

安定のクオリティです。

キューティーハニーという選曲のせいか、昨年よりも踊りにキレがあったと、方々からご感想をいただきました。

それを嬉しく感じてしまう自分に気づき、ハッとします。

お祭りのことに関しては、昨年と一昨年のブログにも書いてありますので、変装の遍歴の様子とともにご覧ください。

2012年≫

2013年≫

初めて新町組の洗礼を受けてから早3年。女装とかないわー、と思ってたのに、当日スイッチが入って踊りまくってたら、町の人々に「あいつ誰や」と認識をしてもらったきっかけになったのが、このお祭り。

このお祭りから生まれたさまざまなふれあいによって、私と町との距離は格段に近づいたのでした。


それから3年、もはや誰も私がこの格好で踊っても驚かなくなったのは、それだけ町の一員として自然に受け止めてもらえているということなのでしょう。

私自身もいつの間にかここでの生活を当たり前に過ごすようになりました。

しかしその3年は私にとって隊員任期の終わりも意味し、次の春からの新しいアクションの中で、心地の良い慣れた生活から再び一変することが予想されます。

未知の領域へと足を踏み出そうとすることへの期待も不安もありますが、またこれからの夏も踊ることになれば、自分と町のかかわりの原点として、ここに来たときの気持ちを思い出し、自分を奮い立たせてくれることでしょう。


こんな格好してマジマジ言われても困りますわね、オホホ

岩村の夏・・・暑い

2014-08-01 | 日記
今週はだいぶ忙しくなって、何気に東京に視察行ったしたりして、まともにブログ書ける時間がありませんでした。

ひとまず、ホットいわむらHPに、先日の空き家ワークショップのレポートを掲載しましたので、ご覧ください。

http://hot-iwamura.com/topic/akiya-ws-vol2


明日2日(土)は、私アキコ(♂)が、一年に一回蝶となり岩村に舞う、あの日がやってきます!!

「いわむら夏祭り/大変装行列」