岐阜県恵那市 城下町ホットいわむらの日々

横須賀から参りましたふるさと活性化協力隊員のブログです

三森山ウォーキング

2014-04-21 | 日記
三森山ウォーキングに参加してきました。

岩村の豊かな自然を象徴する三森山。三森山は鎮守の森でもあり、そこに祀られる三森神社の祭礼に合わせたウォーキングイベントとして毎年開催されています。

神社奥の展望が雄大で、標高差300mの登山道は広く明るく適度に登り甲斐があり、私は個人的に何度か歩いている山ですが、地元の人でも「登ったことがない」という声をよく聞きます。

このウォーキングイベントは、そうした地元の人たちが三森山に親しんでもらうのに良い機会になっているようです。

今回は雨も心配されるようなお天気でしたが、子どもたちの姿もたくさん見かけましたし、神社で振舞われるおみそ汁も冷えた身体をほっこり温めてくれて、山中ににぎやかな声が響いていました。







登山初心者でも、たくさんの人が周りにいれば、安心して楽しく登れますね。

これからの季節にはイワカガミの群生も見られ、実は名古屋方面からの登山客も多い三森山ですが、是非地元の人にこそ、三森山の魅力にふれることで山登りの楽しさを体感してもらいたいなと思います。

それにしても。

つい3年ぐらい前まで月1回は山登りにでかけ、アルプス級の山にもテントかついで登っていた自分の身体とは思えないぐらい、足に筋肉痛が生じております(泣)

シーズンオフ明けの一発目だったからと言い訳しておきましょう。


岩村の桜事情

2014-04-15 | 日記
東京の方で桜が満開になり、連日お花見の風景を各メディアで目にしたのは、ずいぶん前のことのように思えますが、岩村ではこの前の土日ようやくピークを迎えました。すごい時間差。

同じ恵那でも、大井町や長島町あたりは、もう散り始めて葉桜になってますので、岩村の寒冷地っぷりがよくわかります。

今週末まで持つかわかりませんが、岩村の桜名所をご紹介。


まずは富田地区の吉田川経塚に立つ、枝垂桜。農村景観にひときわ映えます。



こちらは農村景観展望台付近の阿弥陀堂。


そして先日火野正平さんの自転車旅番組でも紹介された、大名墓地。放送直後にまさに満開となったこの桜を、たくさんの方が見に訪れ、写真におさめていました。樹齢200年だそうです。


他にも本通の庚申堂で情緒を醸し出す桜、歴史資料館の太鼓櫓にかかる桜、などなど、豪華絢爛というテイストではありませんが、一本一本の桜の存在感がかえって岩村のゆかしさを映し出すかのようで、とても風情があります。

個人的には、何気ない田んぼの脇とか小山の山肌に咲く桜なんかもお気に入りです。じわっと和みます。


大きなイベントはありませんが岩村の穏やかな雰囲気を味わえるこの季節、是非足を運んでみてください。

3年目突入!!

2014-04-09 | 日記
年度が替わって、市に提出する昨年度の協力隊員としての活動報告をまとめています。

2年目もこうして振り返ると、いろいろやったなぁと、この1年間の濃厚さに我ながら感心してしまいます。

1年目はわけもわからずガーっと走った感がありましたが、昨年度は、少し勝手がわかってきたところで、いろいろ自分のアイディアを形にしたい、と勢いよく飛び出しました。


協力隊員の情報発信ブースを開設してみたり、

ほとんど手付かずだった空き家対策を進めたい、と空き家で学生とワークショップや見学会を開催したり、

ジャズイベントをあちこちで組んだり、

おかげまつりで100円商店街を立ち上げたり、

最後は音楽祭のコーディネートをやったり、

と他にもいろいろ、まあ空回りなことも多々ありつつ、私の2年目としての目標"チャレンジする"はある程度達成できた、といえるかと思います。


ちなみに1年目の目標は"地域を知る"でした。ここにはどんな人たちがいて、どんな暮らしがあって、何が必要とされているのか。それを知らないでは自分の仕事はできないと考えたからです。

2年目では、ある程度地域を知ったからこそできるチャレンジをしながら、自分のカラーを出せたらと考えていました。

チャレンジしたことの数々は、たとえ成果の乏しかったようなものでも、今後の自分にとって大きな経験値として活かされていくはずです。

また、このような1年間を過ごした中で、私にチャレンジをさせてくれた方々に自分がどれだけ支えられてきているのかを改めて実感しました。

「失敗してもいいからやってみろ、もっとわがままになれ」と発破をかけてくださる人たちが町づくりの中心にいることが、今の岩村の勢いをそのままに現しているのだと思います。


今年度は最終年。目標はもちろん協力隊後に焦点を当てた活動をすることです。

同時に、任期が終わる前までに達成したいこと、今しかできないことも山ほどあります。

いろんなプランを検討していくと同時に、コトは行動する中から生まれ発展していくのもまた真実。

今自分自身が興味あることにまずは働きかけてみることで、その中から任期前後をつなげていくヒントを見つけるのも一つの方法かもしれません。

これまで以上に濃ゆーい一年がこれから始まります。

マジで体力必要です(笑)

【報告】城下町音楽祭

2014-04-01 | 日記
またやってしまいました。

前々回のおかげまつりの時の再現でした。

通りの上から下までをとにかく行ったり来たり繰り返し、すぐにひざ裏が痛くなって足を引きずってしまいました。

山登りが趣味です、なんて疑われちゃいそうです。もっとも最近登れていませんが。

それよりも翌日の嵐のような天気に当たらず、ホントに過ごしやすい陽気に恵まれた幸運で、何とかなった感じもあります。

それよりもなによりも、その場にいたたくさんの人の支えやふれあいや出会い、そして出演者それぞれに気持ちのこもった演奏によって、城下町音楽祭が自分のデザインの範疇を越える温かなイベントに膨らませてもらったんだと思います。

音楽祭が終わったあと、何だか気持ちの良い余韻が町なかに漂っていたのを確かに感じました。





(さらに多くの当日の様子が右のリンクからご覧になれます⇒「2014恵那市岩村町城下町音楽祭」。ホットいわむらHP内の音楽祭記事はこちらから⇒「【報告】ひなの祝宴~城下町音楽祭・宵のひなまつり~ 」)


いろんな不備や目算の甘さがあり、関係者・スタッフ・出演者などなど、たくさんの方にご迷惑をおかけしたかと思います。

新規の企画を自分でデザインしていく中で、自分しか把握していないことを増やしてしまい、結果として走り回ることになってしまったわけですが、それよりも現場現場で機転をきかし助けていただいた方々の方がわけわからず大変だったかと思います。

この場を借りてお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。


そんな中二つ嬉しい話が。

一つは、出演してくれたアーティストは地元はもとより、名古屋・東京・大阪からも公募で集まってきて、結構活発に色んな音楽フェスに出ているグループも多かったのですが、たくさんの出演者から、ホントにすごく良い場所で演奏させてもらえて、町の人に温かく迎えてもらえて本当に来てよかった、と言ってくれたこと。

自分の出演時間以外でも、町を散策して地元の人と触れ合ったり、他の出演者と交流したり、AKBを踊ったり(笑)、岩村城に登ったり(笑)、商店で野菜を買い込んだり(笑)、本当に岩村の町を満喫していた様子が私にも伝わってきました。

町から離れたスキー場や芝生の公園でのフェスもあけっぴろげで楽しいですが、出演者も来場者も会場と駐車場を行き来するだけのことが多い中、これだけ町の生活感が側にあるイベントはやはり岩村ならではでしょう。

出演者自身が岩村の良さを体感し交流し、自分たちのブログなりFBなりで岩村での体験を発信してもらえて、それだけでも今回は大成功と言えます。


もう一つは、ある人が道筋ですれ違った小学生たちがこんな風に話していたと教えてくれたこと。

「オレ、はじめは岩村に来るのいやだったけど、今日でとっても好きになったよ」と。

音楽祭を気に入ってくれたのか、一緒にAKBを踊っての感想なのかわかりません。どちらにしろ、私たちが何を伝えたくて、こうした活動をしているのか、まさにジャストに響いてくれた子どもがいることで、初めてリアルにその届け先を意識することができました。


今回私自身が演奏することはありませんでしたが、音楽の持つチカラ、音楽イベントのできることについて改めて思いなおすことができた一日となりました・・・



実は音楽祭後の「宵のひなまつり」でちょこっとだけやらしてもらってます(笑)



自分へのご褒美ということで(笑)