岐阜県恵那市 城下町ホットいわむらの日々

横須賀から参りましたふるさと活性化協力隊員のブログです

笠置町ふるさと祭り

2012-11-27 | 日記
恵那市の笠置町でおこなわれた「笠置町ふるさと祭り」へ行ってきました。



笠置町は日本200名山にも数えられる流麗な笠置山のふもと、木曽川が織り成す深い渓谷も美しい自然豊かな小さな町です。笠置山は日本有数のフリークライミング場としてアウトドア好きには有名で、私も恵那に移住する前に登りにきたことがありました。

ただご他聞にもれず、人口減少・高齢化に拍車がかかり、どのように町を活性していくのか、逼迫した課題となっているようです。

そこで笠置町は数年前からゆずを各家庭で栽培することを奨励し、特産品として売り出すことに力を入れています。

このふるさと祭でも、ゆずを大々的にフィーチャーし、ゆずの詰め放題・すっぱい顔コンテンストなどのイベントが行われていました。

先日ライブをやらせてもらった岩村醸造さんでも、笠置町のゆずを使ったゆずジュースを製造・販売していて人気となっています。

同じ恵那市でも笠置町と岩村町は合併して初めて同じ市として歩みはじめたばかり。他所から入った私には同じ恵那市ですが、地域の人たちにはどこかに「旧恵那」とか「恵南」とかの線引きがあるようで、どれくらいの交流がお互いにあるのか、あまり活発とは言えないようです。

なのでこうしたお互いの得意分野で横断的にコラボレーションすることは、気持ちの上でも一緒の恵那市だという一体感を高めることに期待できると思います。


会場では、若い夫婦がシフォンケーキを販売しており、少しお話したところ、最近移住してきて今後は笠置の中でカフェを開きたいとのこと。

今は笠置周辺にはホント休むところがないから、クライマーたちが帰り際ちょっと一休みに寄れるような場所になって、そこに特産のゆずケーキでもあったりしたら良いなー

ていうのは勝手な妄想ですが、、実際今後は、やはり若い人たち、それも地元の人・移住してくる人の両方がどれだけ地域と関わりあいながら一緒に行動していけるかが鍵なのかな、と思います。

そして、そういう人たちと地域を越えて情報を交換しあったり、一緒に何かを作り上げたりすることもしていきたい。

それぞれの町の魅力をつなげれば、恵那はもっと面白くなる!と確信した一日でした。

町中ライブ御礼

2012-11-22 | 日記
本日の岩村町勝川家ライブにお越しいただいた皆様、どうもありがとうございました!

幸い心配された雨もほとんど影響なく、たくさんの方に聴いていただくことができました。



今回もいろんな形で町の皆さんのご協力をたくさんいただきました。町のにぎわいのためならどんどんやってくれ、という後押しがあってこそ。いつもお世話になっている方々にも聞いていただけて嬉しく思います。ありがとうございました。

観光客と思しき人たちも足を停めて興味深そうにのぞいてくれてました。

何気に通り沿いの入り口付近に長机を置いてホットいわむらの広報誌なんかをおいて、音にひかれて集まってきた人たちに岩村町のまちづくりをアピールしてみたり。手にとって見ている人も多かった様子です。

はじめたばかりの試みで、いろいろ磨き上げていくべき点は多いんですが、非常に手ごたえの感じる一日となりました。

次回は未定ですが、定期的に楽しい音楽をまちなかにお届けいたしますのでどうぞご期待ください!


恵那市選挙事情

2012-11-19 | 日記
今全国的には衆議院解散にともなう総選挙が話題をさらっておりますが、ここ恵那市では昨日恵那市市長・市議会議員選挙がおこなわれました。

期日前からずいぶん不在者投票にも来られる人が多いな~、と気になってここら辺の投票率を聞いてみると、恵那市全体で75%、岩村に限っていえば80%ぐらいは毎回のことだそうです。

この数字は市政レベルでは30%台を記録することもあった横須賀市に住んでた身としては驚きです。

実際市政、県政、国政(衆院選)の順に投票率を比較してみると・・・

横須賀市・・・40%台 →40%台→70%弱
恵那市 ・・・70%後半→50%台→70%半ば

というような傾向が見えます。

選挙毎に変動も大きいので一概に言えませんが、横須賀市は国政レベルになると興味を示し、恵那市では市政への関心が高い半面、県政になるとそれほどでもない、ということがいえると思います。そこに住む人の帰属意識みたいなものが見えるようで興味深いです。

私にも選挙ハガキが届いたとき、自分が一恵那市民であることを改めて実感しました。

行政単位の大小問わず、自分の一票の価値を知り、積極的に投票する行動は見習わなきゃいけませんね。

ぎふチャン密着取材

2012-11-16 | 日記
岩村に越してきて、ちょうど半年が経ちました。

右も左もわからぬ中へ自らを放り込んだ春、大小さまざまなイベントに汗を流した夏、走り抜けたと思った先に待ち受けていたビッグプロジェクトの秋・・・

たくさんのことがこの半年に凝縮していて感覚的には一年以上経ったような気がしますが、岩村の方々には「岩村の冬を越さずして岩村は語れない」と忠告(?)を受けています。それだけ寒いってことのようです。

今朝は早くも明け方に-2℃を記録したそーです。まだ11月だけど!?


そういえばですね、実は9月から「ぎふチャン」による岩村の町づくり密着取材が始まっています。

「ぎふチャン」ていうのは岐阜放送、いわゆるローカル局ですね。ちなみにテレ東系です。

そのぎふチャンが岐阜県内から選りすぐった2つの町づくり団体を半年かけて密着取材し、その様子を毎月のニュースの中で紹介しよう、という興味深い企画なのです。

しかも取材スタッフは住み込みですよ・・・

徹底的な下見ののち、晴れてわれらがホットいわむらが取材対象に選ばれまして、取材スタッフH氏も町内でアパート暮らしをしております(もうひとつは郡上明宝だそうです)。

すでに10月分と11月分は昨日に放送がされており、この間おかげまつりの準備から当日までをたっぷり紹介してもらってます。

それが意外に放送内容が、イベントを立ち上げることで見えた町の課題、それに対する主催側の取り組みを切り口鋭く構成されており、製作スタッフの並ならぬ意欲を感じるのです。

というわけでなかなか見ごたえのある番組ですが、放送の翌日にはみんなで「あの人映ってたね~」なんて会話が方々で繰り広げられてます。もちろん私もちらりちらりと映りこんでるわけです(笑)

まあ「まちづくり団体」と一口に言ってもさまざまな形態があるわけですが、ホットはひとつのモデルケースになりうるわけで、それぞれの町が自分たちでがんばろうと動き出す一押しに大いに役立つんではないでしょうか。

ぜひご覧ください!といいたいところですが、岐阜県以外じゃ見れないじゃん!っていう方には、どうやら専用HPでアーカイブが見られるらしいので、こちらでご覧ください。

ぎふ・まちはっけん隊HPリンク

城下町ジャズライブ第2弾

2012-11-13 | 日記
おかげまつりの写真がホットいわむらHPにアップされましたので、どうぞご覧ください。

ホットいわむらHP「おかげまつりレポート」

どうです、この人だかり。当日の盛り上がりが写真を通して伝わってくるではありませんか

このおまつりに多大なエネルギーを費やしてきた分、若干燃え尽き症候群に陥りそうにもなりますが、そんな場合じゃありません


個人的にまたまた岩村町でのジャズライブを企てています

enakaでの酒蔵ジャズやおかげまつりを通して、岩村の歴史的建築物はただ眺めるだけではなくて、一つの文化的空間として音楽や何やらを組み合わせて体感してもらうことが、生きた形で岩村の歴史を伝えていく一つの方法ではないか、と勝手に思い描いているわけです。

その上で

おかげまつりでのあの皆の笑顔をつなげていきたい。おかげまつりが終わっても、町には観光客がどんどん入るようになっている。その人たちに何でもいいから「今日岩村に来れてラッキー」という思い出に残るものを持ってかえってもらえたら・・・


そこで今回はenakaのときよりもオープンに皆が自由に楽しんでもらえる、そんな時間を作ってみたいと思ってます。

そんな私の思いにおあつらえ向きな場所が「勝川家(←クリックすると詳細が出ます)」。

建物は江戸時代からのもので、普段も無料開放されて自由に中がのぞけます。表からは想像がつきませんが、奥に長い典型的な町家の作りで、重厚間のある蔵や3面ガラス張りの部屋など、みどころいっぱい。

演奏場所は通りに面して自由に出入りができるので、フラッと立ち寄ってもらうにはちょうど良い場所です。

11月23日14時~16時(入場無料)、私のドラムにビオラ小路健介・ピアノ近藤有輝・ウッドベース林香奈を加えたジャズカルテットでお待ちしております!