岐阜県恵那市 城下町ホットいわむらの日々

横須賀から参りましたふるさと活性化協力隊員のブログです

いわむらをデザインする会議

2012-06-28 | 日記
ただいま岩村町では、今後ますます盛んになってくるだろう岩村観光について、住民自らが岩村の観光的未来を考えていくための意見交換会、その名も「いわむらをデザインする会議」がスタートしております。

岩村は観光資源が豊富にありながら、もう一歩の知名度と、もう一歩の受け入れ態勢が欠けている、という話をよく聞きます

観光資源を活かしきれてない状態ですね。町の人も充分課題として認知していることです。

では、どうしたら・どれだけその「もう一歩」を進められたのか、それを計る指針が実は岐阜県の観光政策の中にありまして、それが「岐阜の宝物認定制度」です。

宝物には3段階、今後の観光資源につながる可能性を秘めた「じまんの原石」、今後の磨き方で宝物の輝きを放てる期待のある「明日の宝物」、そして今後全国に通用する岐阜が誇るべき「岐阜の宝物」、とあります。

岩村は今「明日の宝物」の段階と認定されています。

「デザインする会議」では、「明日の宝物」から「岐阜の宝物」へと岩村を磨き上げていこう!という方向性を定め取り組んでいくことになりました。



・・・文章で書くとなんだか深刻そうですが、実際は観光をキーワードに将来の岩村をあーしようこーしようと気楽に気軽にアイディアを出し合う、というのが会議の趣旨なのです。

今回は2回目の会議、会場を「上町まちなか交流館」に移し、ゲストには情報科学芸術大学院大学教授の入江経一さんと金山智子さんを迎え、「内からでは気づきづらいちょっとしたものの価値の大切さ」をお話してもらいました。

交流館の雰囲気とゲストお2人が触媒となってか、わいわいがやがやと楽しいアイディアがたくさん出てきました。



どうです?車座で会議なんて楽しそうでしょ!?

この先岩村から目が離せませんぞ?

いろいろ実現に向けて私も汗かきます!

週末盛りだくさん!

2012-06-25 | 日記
先週末はイベントが盛りだくさんで、どれから書いていこうか迷っちゃいますねぇ
ホントは個別に載せていきたいぐらいそれぞれ充実した内容なんですけど、情報は鮮度が命!ってことで、ダイジェストでお送りいたします。

まずは22日金曜日岩村町富田の茅の宿にて、恵那市ふるさと活性化協力隊員同士の交流BBQ大会!



恵那市の協力隊員は私一人ではなく、各地域で計6名が活動しそれぞれ地域の振興にかかわる団体でお仕事をしているのです。

皆さんと顔を合わせるのはこれで2回目ですが、協力隊員同士、近くに同じように外から来て生活している方々を知ってるだけでも心強いです。

そしてみんなが地域に根ざし楽しく活動していることが何よりの励みになります。

隊員のご家族も一緒に参加してくれて、大いに盛り上がりました!
(special thanks to 中田くん、近藤さん、いつえさん)



翌23日土曜日、酔い疲れたからだに鞭打って、まずは恵那市文化センターで行われた「少年の主張大会」へ。



地域の中学生13名がそれぞれの思いを一生懸命発表してくれて、若い彼らが前向きに自分たちのことや社会のことに向かいあっていることがよく伝わってきました。

是非その思いをいつか結実してほしいです。私も応援しています。

個人的に岩村城への熱い思いを語ってくれた恵那東中の柳原君のスピーチに感銘を受けました。

彼はなんと日本城郭協会主催「城の自由研究コンテスト」で岩村城の研究が最優秀賞を受けているそうです

彼は、岩村城は恵那市のシンボルだ、と語っていました。

岩村城は岩村町のシンボル、とごく当然に考えていた自分にとっては、岩村町外にいる彼の言葉に軽くパンチを見舞われた気分です
恵那市は合併から8年、柳原くんの14,5歳という年齢から考えると、物心ついたときにはすでに合併後の恵那市だったでしょう。

自分たちのアイデンティティを、自立した町としても、恵那というひとつのまとまりとしても自然に意識できる彼らのような世代にかかる期待は大きいと思います。



夕方からは飯羽間ホタル祭り。飯羽間地区の田園風景は本当にきれいですねー!

今年は例年になく天気がよかったらしく、たくさんの人手でにぎわっていました。



特に小中学生がたくさん足を運んでいて、岩村の元気を象徴しています。

ここら辺でもホタルを見るのは珍しいのかな?ちょっと意外な気もしますが、地域の大切なホタルが人々の様々な交流を演出する、こんなお祭りは是非続けてほしいです。


そして24日日曜日はホットいわむらの朴葉寿司作り体験会。岩村町の親子を中心に総勢20名ほどでにぎやかに行われました。

前にも触れましたが朴葉寿司は中部地域のソウルフード、是非大切に親子で伝えていってほしいです。



この模様は同日夕方からNHKのローカルニュースでもとりあげられました!

何だかいろんなカットの背景に私がウロチョロ映りこんでしまってましたね・・・お恥ずかしい限りで。


最後!我が家の畑のジャガイモを試しに一株掘ってみました。



大小食べごろのジャガイモが収穫できましたよ!できるもんですねぇ。ちっちゃな種芋からこんなにたくさん成長するなんて、不思議な出来事にすら思います。

早速こふきイモにして採れたてを賞味。その味は・・・


あ、あまい!!


そのままで食べても十分なほど甘味が出ていておいしい!

さらに塩やバターで味を変え、最後までいただきました。

恐るべし採れたての味。

近いうち大量のジャガイモに埋没しそうです。



台風4号

2012-06-21 | 日記
昨日は台風4号通過ということで警報が出されていましたが、ここ岩村町ではとりあえず被害がでなかったようで一安心です。

東海地方は土砂災害が比較的多い地域と聞いています。これまでも数々の災害を乗り越えられてきたこの地方の方々からは生き抜くたくましさを感じています。

また警報が出されると地元消防団の方々が非常時に備えて夜を徹して詰めていられるということです。本当に大変なことだと思いますが、地域の安心が地域の人の手によって守られていることはすばらしいことですね。これからも事故のないようお気をつけください。

自然の脅威を身近に感じることもこのような地域で暮らすことの一部分です。自然を自然として受け入れると同時に、できる限り身を守ることで人間としての感覚が育っていくような気がします。

ほっと一安心もつかの間、梅雨前線が活発化していてまだまだ気をつけなければいけない天候が続くようです。
雨の多い季節、皆さんも気をつけてお過ごしください。

畑日記

2012-06-18 | 日記
ぱ~っと晴れる日が少ない今日この頃ですが、我が家の畑の作物たちはすくすく育っているようです。

畑仕事は素人ゆえ、作業し始めのころ花が咲きたてのトマトの芽先を脇芽と間違えて摘芯してしまうという失態を犯したわけですが、まあそれもこれも経験です。

近所のお母さん方には、大きな実がなるよ(笑)、と慰められましたが

素人なのによくばって10種以上の作物を植えてるのですが、発芽したての小さな芽を摘んで匂いをかげば、すでにネギやらニンジンのあの香りがぷんぷんしてくることに思わず感動しました。

当たり前のことなんですけど、経験のない身にとってはこれってなのです。

あの小さな芽や実から、大きな野菜になった姿が想像つきませんからね!

ちゃんと育ってたくさん採れたらぜひお裾分けしたいですね


・・・セロリの種は全滅したようですが・・・



かぼちゃの花。ツルが這うからと、広い場所に移植しましたが、花がついてくれました。



にんじん。繊細な形のはっぱがきれいです。



つるなしインゲン。マメ科の成長力はすごい!むくむく伸びてきます。



トマト。摘芯したのは一本だけです(笑)



じゃがいも。今年はどれだけ大量にジャガイモ食べられるのでしょう。

岩村町歴史・民俗資料館

2012-06-14 | 日記
もう梅雨に入ったんですかね~?岩村の朝晩はまだまだ寒いっす

さて、まだまだ岩村に来てから日の浅い私ですが、まちづくり団体で仕事するからには町のことをよく知らなきゃいかん、ということでいろいろと岩村のことを日々勉強しております。

そんな私のような新米のペーペーにうってつけなのが、岩村の歴史まるわかりの歴史資料館と民俗資料館でございます。先日お邪魔してまいりました~

まずはこちら歴史資料館。



岩村城跡の麓に構える立派な建物です。

残念ながら中の写真撮影は禁止されてますが、さすが800余年の歴史を背負う岩村だけあって、資料的価値の高い展示物ばかり。なんたって岩村「藩」ですからね。一瞬、岩村「県」の時期だってあったんですよ。入り口で出迎えてくれる鎧兜の貫禄は伊達じゃない!

欲を言えば照明とかショーケースとかに一工夫あると、より展示物が生きて見えてくると思います。岩村を訪れる多くの方が足を運ぶところですので、ぜひ!


で、歴史資料館が正史の岩村とすれば、こちら民俗資料館は庶民の目線で見た岩村の歴史といえるでしょう。



歴史資料館の裏手にひっそりとたたずむ民家風の建物です。

こちらはおそらく明治・大正・昭和初期の生活用品の展示など、「生々しさ」が魅力です。


時代と目線が自分に近い分、これらを使っていた人たちのことを想像しながら見ていると、まるで息遣いが聞こえるかのようで鳥肌立っちゃいましたよ。

こちらも展示物の説明を加えてもらうなどで、もっと魅力的な見せ方ができると思います。

ちなみに共通チケット400円でどちらの資料館も見てまわれますので、お時間ございましたらぜひお立ち寄りください。

これを見たあとに駐車場から望む城下町を眺めると、また違った感慨が生まれること間違いなし!



岩村歴史・民俗資料館