岐阜県恵那市 城下町ホットいわむらの日々

横須賀から参りましたふるさと活性化協力隊員のブログです

訳あって町行脚

2013-06-19 | 日記
最近、町歩きしている時間が多いです。

ていうのも、4月のホットいわむらの総会に欠席された方へ総会資料をお届けしなければいけないのですが、例年は執行部の方に手分けして配ってもらうところを、ちょいと私のミスで手分けする機会を逸してしまったので、私が責任持って一軒ずつ配ることにしました。

とはいっても100通ほど、町内の話ですから、まあできなくないわけですが。

若干家の位置を調べるのに時間がかかるので、一日に配るブロックを区切って数回に分けてお届けに行っています。


一応配るときには声をかけさせてもらいます。が、まずハタと気づくのが『呼び鈴』のないお家が多いこと。

なので、戸をガラガラ開けて、「ごめんくださ~い」と声をかけるわけですが、、、

これ、新興住宅地で育った私には、なかなか抵抗のあることです。

しかも、戸に辿りつくのに、お庭の中を通らなければいけないお家もあったりして、何か不審者のような様子に見えないか、どきどきしてしまいます。

ところが同じことを地元の方がやると、実に自然なんですよね~

敷地に入るのに何の戸惑いもなく、ズイズイと入っていくもんだから、「知り合いのお家ですか?」と聞くと、そうでもないし笑

たまたま見た昨日のバラエティ番組で『都会から地元に帰りたくなった瞬間』というテーマのトークがありましたが、その中で「引越しの挨拶にお隣に粗品を渡しに行ったら、『うちはそういうの結構ですから』と冷たくあしらわれた」という投稿が紹介されていました。

ここのように当人同士知らなくても、まるで元から知り合いだったかのように会話が始まる空気感の中で育ってきた人にとっては、この対応はホントに響くだろうなー。

私の場合、あまり地元感の無い雰囲気らしく、出てきてくれた方は最初うっすらと警戒感が見えますが笑、自分がホットいわむらの人間で、と説明すると、「そりゃあご苦労様だねえ」と実に温かくねぎらってもらえます。

まあなかなか最初の一歩はいつも緊張するわけで慣れないものですが、1人ひとりと顔を合わせるたびに、また町と自分との距離が近づいた気がします。


もう岩村に来てから1年が過ぎましたが、なかなか足を運ばない場所まで届け人と触れ合うと、まちなかだけでない、いろんな暮らしが岩村にはあるんだなと、改めて感じることもできます。

自分の取り組みを進める上でも、今一度初心に帰って、町とのコミュニケーションを深めていくことが私には必要かもしれません。

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