岐阜県恵那市 城下町ホットいわむらの日々

横須賀から参りましたふるさと活性化協力隊員のブログです

えなか!2連発!

2013-10-16 | 日記
記念すべき100記事目。従来のペースから言えばとっくに達成しているはずでしたが・・・

まあとにかく目まぐるしい日々を送っていまして、今は11月3日のおかげまつりの開催に向けて準備を一つ一つクリアしていくのに必死です。それはまた今度触れることにして、今回は今年もプログラムに参加した『恵那山麓博覧会えなか』のご報告。


えなかってなんだ、という方はこちらをご覧ください⇒「2013/06/07 enaka!ワークショップ」

今年は2回目ということもあり、余裕が生まれて2つのプログラムに関わることになりました(結果的に最後はやはりどたばた追い詰められ冷や汗をかきまくったわけですが)。


1つは前回も好評だった、「城下町ジャズライブ」。今年も岩村醸造さんの酒蔵で開催させていただきました。





今回の目玉は日本酒が更に美味しくいただける「フルーツ」との取り合わせ。

酸味の少ない桃・ブドウ・メロン・ナシなどが日本酒によく合うということで、岩村醸造社長さんの渡會さんからのレクチャーのもと、皆さんお酒を楽しんでいました。今回も使ったワイングラスと日本酒の相性も抜群、ちょっとしたおもてなしの技に使えそうですね。

さらに隣町、上矢作の「石川トマト農園」さんのトマトも登場、意外な組み合わせのようで、これがとてもよくお酒に合うと好評でした。

私は演奏前に飲むと大幅に支障をきたすため(笑)、あとのお楽しみに。

今回のライブメンバーは、太田裕士(アルトサックス)、岡只良(ギター)、祖父江憂貴(ベース)に私のドラムというカルテット。

コンパクトな酒蔵のちょうど良い響き具合の中で太田さんのサックスが良く鳴っていて、お客さんの方から聞いたらかなり迫力があったんじゃないかと思います。

太田さんも岡さんも長野在住。東京での活動経験も豊富ですが、長野というローカルシーンにおいて、すごくレベルの高い演奏で盛り上げていらっしゃいます。

先月もお二人には恵那に来て演奏してもらったり、逆に私が長野に呼んでいただいたりと、ご一緒する機会も増えていて、東濃~信州の中央道沿いがにわかに盛り上がってきています笑


2つ目は、恵那市中野方町にある「恵那楽器」の工場内でのコンサート。

恵那楽器は、大手ブランドの生産工場として、バイオリン製造数日本一を誇っていました。

もともと名古屋~東濃一体は楽器工場がたくさんあり、世界的に有名な「タカミネギター」「ヤイリギター」は、中津川や可児市のメーカーです。

恵那楽器は、今でも工程のほとんどが手作業、静かな山間にある工場の佇まいはまさに昭和。

今回のえなかでは、恵那楽器の熟練の職人さんたちの技を間近にみながら、その楽器を使った演奏を聞いて、バイオリンに親しんでもらおう、という企画を作りました。

こちらのライブでは、北床宗太郎(バイオリン)、飛騨勇也(ベース)、國井恵(キーボード)、私のドラムに加え、ゲストで加知優磨(バイオリン)のメンバー。



北床氏は日本のジャズバイオリンシーンではもっとも嘱望されている1人。初めて触る恵那楽器のバイオリンも彼の手にかかれば、素晴らしいサウンドが鳴り始めました。

そんな北床氏が恵那楽器のバイオリンについて「音が素直に大きく鳴る」と表現されてました。

恵那楽器は教育用とされるジャンルのバイオリン製造がほとんどとのことですが、コストを抑えただけの楽器も増えるなか、品質へのこだわりを持つこうした楽器からバイオリンを始めることで、上達も早くなるとのこと。

また工場で働いている方々にも、自分たちの工場で自分たちの作った楽器によるライブを聴いていただくことができ、大変喜んでいただけました。


どちらのプログラムも、多くの人のご協力あってこそ達成できたものであって、それをお客さんの満面の笑顔という形でお返しできたて良かったです。

遠くから駆けつけてくれたミュージシャンたちも、普段にない場所で演奏できたこと、地域の人たちと交流したことなど、自分たち自身も恵那の魅力を体感して、恵那ってこんなところなんだ、という知るきっかけになって楽しかったといってくれました。


えなかは他にもたくさんのプログラムが11月末まで恵那・中津川の各地で開催されます。ちょっとした工夫で光り輝いたり、今まで気がつかなかった地域の魅力を、地域の人自らが案内していくこのイベント、地元の方も是非足を運んでみられてはいかがでしょうか。公式HPはこちらから⇒「恵那山麓博覧会えなか!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿