夜、岩村郊外を車で走っている時のこと。
それは道路灯の少ない田畑の中を通る道でした。
前方50mほどに道路の真ん中を横切ろうとする影に気がつき、「危ないなぁ、夜歩く時は反射材ついた服着ないと。ホント見えないし事故になるわ」と急ブレーキをかけました。
ところが様子がおかしい。人ではない?目をこらすと何か大きな塊りのようなものがごそごそ動いているのだということがわかりました。
…そう、巨大なイノシシが今にも田畑を荒らそうと、そこへ飛び込んでいく様でした。
イノシシに荒らされる話しはよく聞いたり、イノシシが獲れたから、と猪肉をご馳走になることもあります。
が、今回見たイノシシは山の主ではないかというくらい巨大な図体。あれに車で突っ込んでたら、洒落になりませんて。
別の話。
同じく夜の運転中。同じく道路灯の少ない田畑の中。同じく前方50mほどを横切る影。「危ないなぁ、イヌか。こんなところで放し飼いか?それともここら辺は野犬がいるのか?」と、同じく急ブレーキ。
ところが様子がおかしい。イヌではない?目をこらすと、長い鼻と耳、ふさふさの尻尾…
…そう、それはキツネが今にも人を化かそうと、宅地の方へ飛び込んでいく様でした。
私、キツネなんて北海道にしかいないもんだと思ってましたよ。あれに化かされてたら、洒落になりませんて。
ちなみに今日もクマの目撃情報が市内告知放送で流れてました。だいたい出るのお隣の山岡町ですけど。
あともう一つのお隣、上矢作町ではサルによる田畑の被害が深刻です。最近では、岩村にも流れてきていて、新たな地域課題としてクローズアップされてます。
岩村城の付近ではたびたび天然記念物のニホンカモシカが目撃されています。
続けざまに野生の動物に遭遇し、特にキツネなんて身近に生きながらえる環境があるってことにびっくりしているわけですが、近代的で快適な家を借りて生活し、仕事場も庁舎の中、自然と触れ合う機会もあまりないまま、実質的な生活感はあまり以前と変わらない気もしています。早い話、山里に暮らしているってことを忘れてしまうぐらい(^^;)
それに、こうした動物を人里近くで見かけるのは、良いこととは言い難いです。動物には動物のテリトリーがあるわけですから。それが色んな影響で崩れてしまっていることを意味してます。
私は自然の豊かさに惹かれ移り住んできた身ですので、こうした野生動物の生活を守るためにも、自分の描く豊かな自然との共生生活のためにも、これ以上の開発を望んではいません。
しかし、自分が山里に身を置いてみた上で、もっと全体で考えていくと、それだけが絶対唯一の正義でないことも身にしみてわかるようになります。少なくとも自分と反対の立場の主張が間違っていると言い切ることはできません。ましてや、私は超絶便利な環境を享受しまくってきた身ですから、なおさら。
自分自身のこととしても、田舎に住みながらもちゃんと現代社会に適合ながら生きたいと思ったときに、この葛藤は常についてまわるでしょう。
この両者自体が自然環境でも重要なファクターである多様性と考え、それを認めてなお自分の暮らし方を見つめる指針の一つにしたらいいのかな。
まあ時折、これって必要あるのかな?って思う開発もありますけどね。それで山が削られるのを見るのは忍びないですが。
あー、もっとカワイイ話にするはずだったんだけどなー、飛躍したなー
それは道路灯の少ない田畑の中を通る道でした。
前方50mほどに道路の真ん中を横切ろうとする影に気がつき、「危ないなぁ、夜歩く時は反射材ついた服着ないと。ホント見えないし事故になるわ」と急ブレーキをかけました。
ところが様子がおかしい。人ではない?目をこらすと何か大きな塊りのようなものがごそごそ動いているのだということがわかりました。
…そう、巨大なイノシシが今にも田畑を荒らそうと、そこへ飛び込んでいく様でした。
イノシシに荒らされる話しはよく聞いたり、イノシシが獲れたから、と猪肉をご馳走になることもあります。
が、今回見たイノシシは山の主ではないかというくらい巨大な図体。あれに車で突っ込んでたら、洒落になりませんて。
別の話。
同じく夜の運転中。同じく道路灯の少ない田畑の中。同じく前方50mほどを横切る影。「危ないなぁ、イヌか。こんなところで放し飼いか?それともここら辺は野犬がいるのか?」と、同じく急ブレーキ。
ところが様子がおかしい。イヌではない?目をこらすと、長い鼻と耳、ふさふさの尻尾…
…そう、それはキツネが今にも人を化かそうと、宅地の方へ飛び込んでいく様でした。
私、キツネなんて北海道にしかいないもんだと思ってましたよ。あれに化かされてたら、洒落になりませんて。
ちなみに今日もクマの目撃情報が市内告知放送で流れてました。だいたい出るのお隣の山岡町ですけど。
あともう一つのお隣、上矢作町ではサルによる田畑の被害が深刻です。最近では、岩村にも流れてきていて、新たな地域課題としてクローズアップされてます。
岩村城の付近ではたびたび天然記念物のニホンカモシカが目撃されています。
続けざまに野生の動物に遭遇し、特にキツネなんて身近に生きながらえる環境があるってことにびっくりしているわけですが、近代的で快適な家を借りて生活し、仕事場も庁舎の中、自然と触れ合う機会もあまりないまま、実質的な生活感はあまり以前と変わらない気もしています。早い話、山里に暮らしているってことを忘れてしまうぐらい(^^;)
それに、こうした動物を人里近くで見かけるのは、良いこととは言い難いです。動物には動物のテリトリーがあるわけですから。それが色んな影響で崩れてしまっていることを意味してます。
私は自然の豊かさに惹かれ移り住んできた身ですので、こうした野生動物の生活を守るためにも、自分の描く豊かな自然との共生生活のためにも、これ以上の開発を望んではいません。
しかし、自分が山里に身を置いてみた上で、もっと全体で考えていくと、それだけが絶対唯一の正義でないことも身にしみてわかるようになります。少なくとも自分と反対の立場の主張が間違っていると言い切ることはできません。ましてや、私は超絶便利な環境を享受しまくってきた身ですから、なおさら。
自分自身のこととしても、田舎に住みながらもちゃんと現代社会に適合ながら生きたいと思ったときに、この葛藤は常についてまわるでしょう。
この両者自体が自然環境でも重要なファクターである多様性と考え、それを認めてなお自分の暮らし方を見つめる指針の一つにしたらいいのかな。
まあ時折、これって必要あるのかな?って思う開発もありますけどね。それで山が削られるのを見るのは忍びないですが。
あー、もっとカワイイ話にするはずだったんだけどなー、飛躍したなー