岐阜県恵那市 城下町ホットいわむらの日々

横須賀から参りましたふるさと活性化協力隊員のブログです

enaka! 発足

2012-07-05 | 日記
今回は写真なしです・・・


先日「恵那山麓博覧会」開催のためのワークショップに参加してきました。

この企画は現在全国に広まりつつある「オンパク」の手法を取り入れた恵那・中津川版体験プログラムイベントです。


まあそもそも「オンパク」ってなんじゃい、って話なんですが、

簡単に言うと「温泉博覧会」の略で「地域に埋もれている宝ものを素材にした小規模の体験交流プログラムをたくさん、短期集中的に開催する新しい形の地域活性の取り組み」

ということらしいです。

じゃあ「オンパク」をやると地域にどんな効果があるんじゃい、って話なんですが、

「うちの地域ってなんもないよねー」と資源に乏しいからと地域活性をあきらめていた人たちが、自分たちの手で地域の宝ものを再発見し、自分たちで企画運営する体験プログラムを通じて内外の人々と交流し、地域活性の促進を図る

ということらしいです。

・・・長くなりそうなんでこれより先は「ジャパン・オンパク」ホームページをご参照ください。

んで具体的に「小規模の体験交流プログラム」ってどんなことやるの?という貴方には同じ岐阜県で既に昨年開催されている「長良川オンパク」のホームページをご覧ください。

プログラムの総数、なんと100個!

気になるプログラムがたくさんありますねー!これみんな地域の方々が自分たちで企画したものですよ。自分たちの地域のこんなところ知ってもらいたい、こんな魅力があるんだ、って思いが伝わってきます。

ちなみに私は「古地図を片手に知られざる岐阜町を再発見~おもしろ学芸員とまち歩き!」と「動物のお医者さんがもてなす裏路地のら猫カフェ」が気になりますねぇ・・・

人気のあったプログラムの中にはオンパク以降も継続して開催しているものもあるようです。地域の中で新たなチャンスに結びついていけることも、オンパクの魅力のひとつといえます。

今年も10月に開催が決定したようなので、実際に足を運んでみたいと思います。



で、恵那山麓博覧会、通称「enaka!」ですが、

このオンパクの手法を借り、ここ恵那・中津川でも地域再発見に取り組もうということで、今年秋の開催を目指し立ち上げられらたとのこと。

ワークショップには恵那各地域から地域再生を願う人たち約30人ほどが集い、前半は長良川おんぱく実行委員会事務局長、蒲勇介さんの講演、後半はenaka!を実現させるために具体的にどんなプログラムが自分たちにできるのか、ワークシートに記入していきながら意見交換をしていきました。

蒲さんの熱いトークに感化されてか、みなさんユニークかつ興味深いアイディアがどんどん出てきましたね~。恵那でこんなことできるんだ!とこの段階で既に興味を引かれるものばかり。恵那にもいろいろあるじゃーん


そもそも恵那にはすばらしい宝ものがたくさんあると私は感じています。よく地域の魅力を探すにはよそ者の視点が欠かせない、ていいますよね。まさに私よそ者なんで、観光名所もいいんですが何気ない日常の風景や人とのふれあいに恵那の魅力を感じています。

恵那のそんな魅力を外の人に体感してもらうと同時に、内側にいる人たちにも「恵那っていろいろあるよ!」と発信できるようなプログラムができることを願っています。


そして恵那でオンパクを開催するということには、もうひとつ重要なメッセージがあると思っています。

それは旧も新もない恵那市として垣根を飛び越えていこう、ということ。

合併からわずか8年と、まだまだ当事者の方々にはいろんな思いがあると思われますが、新参者の私にとっては岩村も串原も笠置もどこも同じ「恵那」です。前回紹介した中学生のように、若い世代はさらに合併したということを意識しなくなるでしょう。

恵那を舞台に「心の合併」をテーマにふるさとの風景を映し出した映画「ふるさとがえり」が全国で反響を呼んでいるように、enaka!が新しい恵那を象徴するイベントに育っていってほしいですね。

岩村での「いわむらをデザインする会議」も盛り上がっていく中、こうした恵那全体での取り組みにも連携していけるようになると、お互いを活かしあえるような流れを作れるかと思います。

今後のenaka!の動きに注目していきましょう!



今日は文章ばかりでしたな、、、