温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のいよいよ還暦ブログ。

「ハンチョウ3」第10話

2012-11-15 14:02:21 | 中丸雄一くん
近畿地方だけかも知れないが、
最近、午後1時頃から「ハンチョウ」の再放送をしている。
佐々木蔵之介主演の刑事ドラマである。
先頃、SEASON3第10話「余命3か月の容疑者」
(2010年9月6日放送)の再放送があった。
なんとなくタイトルから想像つくとおり気の滅入る話なのだが、
中丸雄一くんがゲスト出演したことと、
佐々木蔵之介氏が合法的痴漢行為に及んだことで
印象深い作品なので書き留めておく。
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7歳の少女を暴行し殺害した罪で10年服役した男が、
出所して間もなく他殺死体で発見される。
容疑者として浮上したのが、殺された少女の兄。
この兄は肺がんで余命3か月と診断され入院中なのだが、
自分が死ぬ前に妹の仇を討ちたかったのだと犯行を自供する。

人を殺した者は自分の命でしか罪を償えないと主張する
容疑者の役が中丸くんだった。
話がすすんでいくうち、彼は母親をかばってうその自白を
しているのだとわかり、更に母親とは別に真犯人がいることが
わかるのだが(ネタバレ)、余命いくばくもない息子と
子供に先立たれる母親が抱き合って涙にくれるシーンは、
2度と見たくないぐらい暗かった。

さて、ラストに、ハンチョウ佐々木蔵之介が
病院に中丸くんを見舞って、二人並んでベンチで話す場面がある。
ずっと妹を殺したやつを憎んでいたけど、そいつが死んでも、
自分の心は少しも晴れることがないのだと涙ぐむ中丸くん。
なにも言えず、ただ中丸くんの肩を抱いて励ますハンチョウ。

励ますんならそっと手を置く程度で良かりそうなものを、
なんたることか、
思い切りガバと肩を掴んで自分の胸に抱き寄せるのだ!!
しかも、どさくさにまぎれて手まで握りしめているではないか!!?
ちょっと待て佐々木ー!!!
演技という理由で合法化されているが、これはどうみても痴漢行為だ

いいなあ、じゃなくて、何と言うか・・、
有り体に申さばウラヤマシイ。
私も中丸くんの細っそい肩を抱きしめたい
一瞬でいいから代わってくれないか佐々木。
(そこのあなた、こいつ変態だと思っていますね?)
本来ならしんみり終わるはずの場面が、ただならぬ興奮に
包まれてしまったのだった。

後日、佐々木蔵之介ファンの友人Tにこの話をすると、
Tは大笑いしたあと、私だったら中丸くんと代わりたいわと言った。
そうしたら大好きな蔵之介さんに抱きしめてもらえるからと言うのだ。
なるほど!
全く思いつかなかったが、そういう解釈もあるのか!!
そしたら私たち、1人ずつ入れ替わらんといかんね。
せーので交代したら女同士で抱き合うことになるからね。
などと他愛ない話でさんざん盛り上がったのだった。
あー、おもしろかった。
コメント
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