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星田オステオパシー

外資系金融の終わり を読んだ

作者の方は例の50選の中に入ってた、「投資のプロはなぜサルに負けるのか?」の人。

なぜかこの方の最新刊が父親の机の上にあったので、早速読んでみました。いやー面白かったです。

世界経済復活の波に乗り遅れてると思っていた日本が実はアメリカの10年先を行ってて、他の国ではこれからまさしく日本が苦しんでいる失われた時代に突入するとか、銀行が国債を買わなくなるときってのは日本が終わるときだけど、老人は今更国際投資なんかを行うことはないだろうし、相続されるときにはその相手も老人になってるので、資金は日本にとどまり続け、結局のところ、日本の破綻はなかなかな起こらないだろう、というお話が面白かったなぁ・・・

一方、ユーロは構造的にどうしたって無理があるので、いつまでもユーロ危機は終わらないだろう。ギリシャなんかが脱退するときにはまた大波乱が起こるのは間違いないし・・・とのこと。

ふうむ・・・となると、結論としてはやっぱ円高になってしまうのかな?

他にも投資銀行の内幕とか面白い内容いっぱいでした。
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