星田オステオパシー

読書日記 2023/04/20〜

2023/11/02「地理がわかれば世界が見える」
 図書館の新刊で置いてあったので。ロシアのウクライナ侵攻あたりから急に「地政学」の本が増えたなあ・・という印象だけど、こちらの著者は「地政学じゃなくて地理だ地理」という主張をされてて・・僕には「別に一緒じゃない?」って感じなんだけど。
 世界の揉め事を地理的な話で解説されてる部分は・・正直、基本的な教養がなさすぎて目が滑ってる感じでした。シーア派とスンナ派(昔はスンニー派って言ってたよね?)で「カリフの子孫をリーダーにシーヤ派」と覚え方を編み出したぜ(ひょっとして当たり前?)。

 それよりも最終盤で、情報は自分でちゃんと確かめるまで信用するな!とマスコミも自国・他国の政府へも監視する視点を持つってのを主張されてる気がして「気をつけよう!」と思いました。



2023/10/30「竜馬がゆく」3
 やっとこさ・・やっとこさ竜馬が活動を開始して面白くなってきたか。まあ、もちろん狙ってここまで溜めてるんだけど(小説の中で著者が焦れている描写もある)・・。歴史的事実は知らないんだけど運命の女性?「お竜」登場。姉への手紙のくだりがあるから実在してたのは間違いなさそう。しかしサナエさんとかオタヅさんとかの立場は・・?個人的にはサナエさん推しだったのでちょっと悲しいです。まあ結局・・男は美人が好きである!ってのはしょうがないか〜(全員美人だけど)。ここんところ竜馬つながりで言うと小山ゆうのブサイクへの容赦のなさ(と言うか美男美女への圧倒的ひいきか)と共通してますね。人へ影響を与えようと言う者は美貌も兼ね備えてないとイカン・・という事よのぅ。

 逆に言えば「モテ」に対する執着を捨て去ればめちゃくちゃ気楽に生きていくことができるってことでもあるな。他人が大事にする事柄に値打ちを置かない・・生きていくコツってこれじゃないかね。


2023/10/26「アオイホノオ」28巻まで
 気づいたらかなりの巻数が進んでいたので今回の木曜日は久々でアオイホノオを一気に読む。
 ちょっと気合を入れるために庵野秀明の作画シーンをおさらいしたりしつつ最新巻の「炎の転校生」連載開始辺りまで。ついにここまで来たか〜・・炎の転校生・・僕が今まで読んだ中で「面白い」というよりも・・「ガツン!と殴られて打ちのめされた」と感じた漫画が3つある!一つは「コータローまかりとおる(柔道編以降は駄目)」「大奥(最近じゃねぇか)」、そして「炎の転校生」だっ!これからあの傑作がどうやって作り出されていったのかが明らかになっていくかと思うと・・島本先生、元気に長生きしてくださいと。

 ところで、衝撃と言えば新アシスタントとして現れた「マウント武士」。表紙の秋本治チックな女性キャラなんだけど・・これが無茶苦茶イイ!うーん・・島本先生と言えば「気をつけをして立ったときに太ももの間に隙間が出来る」女性が好みだと言ってたのに、なんだこのムチムチ感は!素晴らしい!
 明らかにフィクションだろうけど、ま、イイじゃないか。それで面白くなるのなら


2023/10/23「WATCHMEN」
 岡田斗司夫が激推ししていたので読んでみました。
 いやまぁ・・面白かったんだけど・・ちょっと僕には早かったかなぁ・・と。もちろん「スーパーヒーローって何だろう」とか「人間の愚かさ」とか、ただただフィルムみたいに配置されて流れていくコマ割りとか、神さまになってしまったジョンとか・・ググッと惹きつけられるものはあるんだけどな〜。いうほどか?って感じなんですよね、個人的には。ま、実は岡田斗司夫のすすめる漫画(園田健一とか)も読んだけど「ウォーッ!」とはならんかったので、好みが違うと言えばそれだけの話か。ジブリも全く面白いと感じないし(裏話とか背景は面白いんだけど・・あと岡田斗司夫の解説する火垂るの墓は最高)。

 実は漫画よりも途中で挿入される新聞記事や書籍、書評(もちろん作品内の小道具)の文章が面白かったかな。

 ただ、アメコミの絵柄はすごく好きなんで・・アメコミの描き方入門とか読んでお絵かきの練習をするのは楽しそうかな?とは思いました。


2023/10/20「竜馬がゆく」1〜2
 ずっと気になってた「竜馬がゆく」をついに読み始めることになったか〜。
 まだ2巻までなんですが・・ようやく2巻終盤で面白くなってきたって感じか。とにかくもう「じっくり」しすぎやろ!と。1巻なんて全然面白くなかったからな。
 人気コンテンツ「幕末」って前提知識があってこそのスロースタートが許された・・って読みだけどどうかな?
 ポイントとしては・・うーん、現代にも通じることやが・・「とにかくモテモテ」。行く先々でモテモテ、これは「うしおととら」が参考にしてるんじゃないか?まあ、昔も今も男の夢は「とにかく強くてモテモテ」って事で。


2023/10/05「大奥」全巻
 「きのう何食べた?」が面白かったので作者さんの別の作品も読んでみたいな・・と思っていたので今週の木曜日漫画喫茶は「大奥」に挑戦してみた。

 ファアアアアアッ!こんなすごい漫画があったとは・・(こればっかりだけど)。ただの女子が喜ぶ逆ハーレムものかな?と読み始めたのだけど・・SFやん!しかもま〜泣いた泣いた・・ラストまでしっかりと描かれていて完成度に感心してばっかり、ラストの徳川家茂の章は・・伏線回収も鮮やかすぎて叩きのめされた気分です。

 みなもと太郎さんの「風雲児たち」でもお気に入りだった「阿部正広」はこの漫画でも最高の人物だったなぁ・・。個人的に先に「風雲児たち」を読んでるので、田沼意次の評価とかシーボルトいね(風雲児たちで大きく取り上げられてるので作品のカラーとしてはもっと出したかったであろうのに逆にチョイ役でしか出なかったのではないか?と思える)。
 個人的には「風雲児たち」と補完しあう作品のようになってる・・ような気がする・・ので両作品併せて読むと更に楽しめるのではないかと。

 というわけで、バクマツブームがやってきて現在司馬遼太郎の「竜馬がゆく」読み始めてます。


2023/09/28「真マジンガーZEROvs暗黒大将軍」全巻
 という訳で続編。

 いや・・・これは・・・なんだよコレ、メチャクチャ面白いじゃ無いか!というか感動した。ラストの衝撃展開に大感動した!
 幼児の頃に一生懸命見ていた「グレンダイザー」。なぜか最終回だけ覚えてなかったんだけど、後年(30歳を超えてから)改めて全話見直してみて納得、超絶つまらない最終回だった・・ということはグレンダイザーのリメイクを知った時の記事で書いたわけだけど。実は書いてなかったけど、最終回を見終わった夜にある夢を見たんです。多分、あんまりにもグレンダイザーの最終回がつまらなくて悔しかったんだと思うんですけど、その夢の中では敵との最終決戦でゲッターロボやマジンガーも参戦して激アツ展開で物語が締めくくられる!というもので「ああ、これが見たかったんだよ〜!」とすごく幸せな気分で文字通り夢を見ていたんです。まあ、夢の中のことなんで実際の物語の出来はどうだったかは謎で、ただただ感情が爆発してたって感じだったんですが。

 で!今回のこのvs暗黒大将軍のラストは・・グオオオオッ!これこそ「真・俺が見たかったマジンガーシリーズのラストだーっ!」と断言できる素晴らしさでした。いやマジで感動だから!
 ただ、このラストを本当に味わうためには子供の頃からマジンガーや数々のロボットアニメに触れてきた、今や年寄りになった僕らでないと駄目なんです!その点を満たしていればかつて経験したことがない感動が約束されたマンガです。

 あんまりにも「やられた」ので改めて著者をチェック。あ!「アクメツ」のコンビだったのか・・・そりゃ面白いよ!


2023/09/21「真マジンガーZERO」全巻
 お楽しみの木曜日ということで前から気になっていた「真マジンガーZERO」を読む。Quoraでオススメされてたのは続編の「vs暗黒大将軍」だったわけだけど、やっぱり最初から読まないと。

 読んでびっくり、これは面白い!相手はちゃんとDrヘルであしゅら男爵にブロッケン伯爵なんだけど・・謎の超科学はタイムリープを使って補完されててスパロボ感が湧き立つ展開、ゲストキャラとして「キューティーハニー」あばしり一家」に名前と技術だけだけど「鋼鉄ジーグ」のマシンファーザーとサイボーグ要素が出てきて、しかもただのお飾りでは無い。テンポも良くて画力もとんでもない・・唯一の問題は登場する女性キャラの骨盤がややゴツすぎるということくらいか・・

 聞けばこのシリーズ例の「真マジンガーZ」のサポートマンガとして連載が始まったのだという。あのクソアニメのオマケ企画だったのか!とんでもねぇ、こっちが本命だ!言ってみればアニメに足を引っ張られてる感もある。マジであの監督は・・面白そうな設定考えるのはスゴいのになんでクソ展開にするかねぇ・・

 という訳で「vs暗黒大将軍」に大いに期待しつつ読み終えたのだった
  

2023/09/14 「きのう何食べた?」01-10巻
 今日は二週間に一度の宿直無しデーなんで贅沢にもネットカフェでマンガをマンキツしたのだった。
 以前よその家で映画を見て概要は知ってたのだけど改めて読んでみました。もちろん料理部分は全く関心がないので読み飛ばしてドラマ部分だけですけどね。
 うーん、なるほど面白い!筧(家計とかかってるのか?)の節約意識が共感持ててイイね!ただまあ、ジムに通ってたりなんだかんだお金を使うところがまだまだ贅沢かなぁ〜。豆腐とわかめと昆布と麦茶豆乳、あとは廃棄弁当とバイト先のお菓子少々で生きていく・・これが持続可能な脱炭素社会達成のキーじゃないかと。それじゃあマンガにならないが・・・

 ドラマ部分は女の人が描いてるからなのか結構現実的でグサグサ来ていい感じですね・・初期の「二人が絆を実感できた!」って時でも絶対に背景とかで指さされてホモ呼ばわりされてたりとか。
 主人公の筧くんも若作りで弁護士で・・・って恵まれてるかと思ったら結構家族がお金に困ってたりとか。まだ10巻だけど、これが今後続いていくとしたら・・と思うとやっぱりタイトルが気になりますね。「きのう何食べた?」って・・二人が一緒に暮らしてたら普通は出てこない問いかけなわけだから、最終的にどっちかが入院しちゃうとかボケちゃって、最後のコマで「きのう何食べた?」って問いかけて最終回とかだったら・・

 とりあえず連載継続中みたいなので20巻くらいまでは読んでみるか〜。と言うか作者の他のマンガも読んでみたくなったな〜
 
 

2023/09/13 「呪われた町」
 スティーブンキングの超初期作品(キャリーの次で実質初長編らしい)。岡田斗司夫が猛烈プッシュしてたので・・。
 いや、面白かったねぇ!いつもの「女(特に母親)ってやだな(男もだけど)」って思わされる描写が既に満載でゲンナリする(褒めてます)。
 今更ネタバレも無いもんだろうけど、ヒロインのスーザンがあっけなく吸血鬼の餌食になったのは少々驚き・・けどまあ読了後に考えてみると「主人公と肉体関係を持った」事でキングにとっては神聖さを失った存在に成り果ててたので「死んで当然」だったのかも知れないっすね。

 名目上の主人公は一応、作家のベンなんだろうけど裏主人公はもちろん「汚れてない」少年マークなわけで、彼のヒーローぶりが痛快なのが救いかな。キャラハン神父はまさかの・・で、どうやら後の作品にも出てくるらしい。ダークタワーかぁ・・やたらと冊数があるので未読なんですよねぇ。どうしようかなぁ・・

 マークと言えば可愛がっていたペットが死んだエピソードでの「泣かない理由」がグッと来た。岡田斗司夫の「泣いてはいけない」理論の出処はここか・・。泣いてしまったら小便と一緒に悲しみは流れ去ってしまう、本当に愛していて悲しいからこそ泣かずに身に留める・・と。僕もすぐ泣いてしまうのでしっかり記憶に残らないのかもな・・ちょっと泣かないように我慢するようにしてみよう。



2023/08/05「BUILD」
 iPodとかiPhoneを実質作った(らしい)人の仕事本。たまたま図書館の新刊コーナーにあったので何か参考になるかと思って読み始めたが・・
 10〜20代の若者には為になるかも知れないけど、50すぎのオッサンが今更読んでどうなる?って内容でしたので途中で断念。50すぎのオッサンに必要な事、それは・・・「出来るだけ長く働ける健康」と「節約のクセ」と「金のかからない趣味」じゃないですかね〜・・

2023/08/03
「キングダム」69巻まで
 以前、キョウカイの妹分が登場して蚩尤関係がどーたらこーたらってところで「もうエエ!」ってなってたんですけど、結構時間が経ったのでチェック。おおっ?カンキ死す!(ネタバレ)
 ええーっ!?史実だと破れた後に亡命して殺し屋に首を預ける流れだったと思うんだけど・・まあ、漫画のキャラ的に生き延びるのはちょっと違うもんな〜。印象深いのは・・
 ・黒桜とのラストのやりとりは良かったねぇ。
 ・あの粘りだったら飛信隊も一緒に助けに戻ってたらなんとかなってただろ
 ・李牧の「カンキ、普通の攻めが出来ない説」はさすがにひどすぎる
 ってところかな?
 僕もキングダムで一番好きなキャラはカンキだったし、多分読者人気も高いだろうから今後の人気が落ちたりせんのかなぁ


2023/08/03
「マイホームヒーロー」21巻まで
 アニメはもう一つだったけど二部の途中から全然読んでなかったので漫画喫茶で一気に読んできました。いや面白かった!特に終盤で鳥栖哲雄が吹っ切れて覚悟決めるところが燃えたな〜。
 そしてまさかの第三部。絶対に二部で終わりだと思ってたから意外だったけど・・確かに幕引きにはふさわしい流れか・・



2023/07/10「言語の本質」
 Quoraでオススメされていた本をリクエストしたら地元の図書館が仕入れてくれました、ナイスだ交野市!
 別に何かを期待して読んだわけではないのですが・・非常に興味深い内容でした。
 まず、言語の本質を探るとっかかりとして「オノマトペ」が話題になっていたのに驚きました。というのも、実は最近個人的な研究として脳の状態を強制的に変更するキーとして「オノマトペ」が使えるんじゃないか?と実験をしていたからなんですね。トラウマ除去のキーとして有効だと思われるのが「イメージ」なのですが、イメージがしにくいもっと概念的な事柄に対して脳をシンクロさせるのに「単語」では伝わりにくいなぁ・・と考えていたんです。そこでオノマトペが使えそうかな?と思ってたところにこの本が届いたので・・シンクロニシティ!

 そしてもう一つ。なぜに動物には言語が習得できず(まあ、人間に分からないだけかも知れないですが)、人間には別に自然な機能として習得が可能なのか?という問題。あくまで仮説なのですが非常に興味深い事が書かれていました。
 推論には演繹、帰納(と、その発展型として発想のジャンプをもたらすアブダクション推論)がある。演繹推論は規則を見出し、それを個別の内容に押し広げる推論なので理屈上間違うことがない。一方で帰納(およびアブダクション)推論は個別の事象から規則・ルールを・原則を見出す推論。これは理屈上どうしても「失敗」が発生する。
 面白いのはこの「帰納(アブダクション)推論」を行う事が出来るのは人間だけ(厳密には一部の動物の更に一部が可能)であり、これこそが人間が巨大なシステム「言語」を習得できる秘密なのではないか?という。
 人間だけが「過剰な一般化」を常に行うクセを持ち、それが故に「失敗」し、その修正過程で学習が行われ、言語を習得できるという仮説なのだが・・
 うおおお!なるほどぉ!事の真偽は置いといて、昔から言われる「最も多くのミスをしたものがもっとも学ぶ者である」だとか、「エラーを数多く出すことでプログラミング学習が進む」みたいな話あるじゃないですか!あれって単に「まあ、そんだけ多くの時間を費やしてるって事でしょ?」と思ってたけど、もうちょっと深い話なのかも知れんな!と。
 結局のところはどんだけ場数を踏んだか?って話になるのかも知れないけど、この「お、分かった分かったwつまりこう書けばこうなるよね?」という思い上がりにも似た過剰な自信が言語習得(プログラミング言語も含む)のカギなんじゃないか?と。当然失敗を連発するわけだけど、それこそが人間の学習能力の秘密である(かも知れない)と。

 うーむ・・これからは(失敗と分かったら修正を厭わない程度に)傲慢に取り組んでいくとしよう。都合の良いことにその他の肉体的技能や投資なんかと違って言語やプログラミングの学習って失敗のコストがほぼゼロなので、これはもう、普段の生活では出せない傲慢さを発散させる意味でも語学・プログラミングはやらないと損!って事で良いんじゃないだろうか(過剰な一般化キタコレ)。

2023/07/04「小説手塚学校1・2」
 言わずと知れた漫画の神様「手塚治虫」の「テレビアニメ」挑戦の記録・・って感じですか。タイトルに小説とあるけど小説ではありません。今まで漫画や伝記漫画で多少は知識があったけど・・・ホンマにこの人はモンスターやってんな、と。絶対に一番でなくては気が済まず、柔らかい物腰とは裏腹で柔軟性ゼロ、安請け合いして周囲に迷惑をかけまくりサービス精神と言えば聞こえは良いけどメディアで盛りに盛った話を連発・・これは周囲の人は堪ったもんじゃなかっただろうなぁ・・アトムのアニメ制作編とか読んでるこっちがハラハラし通しになってしまう。けど、そのモンスターパワーが無かったら日本のテレビアニメ興隆はとても無かっただろうし、今後アニメを見るときには当時の人々の苦労を思い浮かべながらありがたく拝聴するとしよう。
 今だに「なんで放送時間ピッタリに合わせたアニメ番組が作れるのか納得出来ない」と常々思ってますからねぇ(NHKの相撲中継も時間ピッタリに終わるのが不思議だけど)。

 後の80年代劇場アニメなんかでなじみのある面々が新人として登場したり、人形アニメーションの歴史なんかもあってテレビアニメを取り巻く周辺の歴史も非常に面白い。
 そして2巻の最後でいよいよ次巻から「虫プロの凋落」が始まることを匂わせているのだけど・・3巻以降が出てないと言うね。くぅ・・まだ富野由悠季も登場してないのに!(厳密には後のエピソードで語るという感じで名前だけは一箇所出ている)。2巻の発売が2009年だから・・もう続きは望めないだろうな、惜しい!ま、図書館で借りて済ませる僕にはそんな事を言う資格無いけどね!

 いや〜しかし面白かった。結局最後は現実の歴史が一番・・ってなっちゃいますよね
 

2023/06/24「ゲームウォーズ上下」
 やれやれ、やっとこさ読むことが出来た!なんか「レディ・プレイヤーワン」が面白うそうだったので映画を観たかったけど、折角だったら(岡田斗司夫も面白いと言ってたし)原作を読んでからが良いな・・と。

 今更でしょうけど、むちゃくちゃ面白かったな!言うたらバーチャル世界で大活躍!みたいなベタな話だし、展開も「まあ、そうなるな」と予想外のどんでん返しも無い。けど、普通にドキドキして普通にスッキリ出来る話って大事だな・・と。エンタメなんてコレで良いのだって事ですかねぇ。
 一つ普通のエンタメ作品と違うのは、もう、圧倒的なオタク感。特に80年代の同時代生きてた感(※後で調べたら作者は同い年だった、道理で・・)がすごい。これマジでアメリカ人が書いてるのか?と。特に下巻での日本オタク文化へのリスペクト感が感動的。いや〜コレ見たら僕の中では「日米安保条約問題」とか吹っ飛んでしまったね。

 そんなに日本の文化を愛してくれてる人がいるのか

 って言う驚きで。僕が結構オタク文化にどっぷり浸かった生活をしてたのは大きいとは思うけど、同じように家電だったり文芸だったり映画だったり電気製品だったりのメジャーカルチャーでもトコトン愛してくれてる人がよその国にいると実感できれば、国際紛争も解決できるかもなと。
 その点で言うと今まで「韓流ドラマ」とか「韓流アイドル」とかにかなり「ケッ」てな感じの態度だったけど改めないといかんなと。それらのつながりでなんとか平和を保ててるのかも知れないしな。

 いやしかし、まさか主人公の選ぶアレがLOPRDN(伏せ字)とはなぁ〜・・味方のRIDNは最後にGBCしてくれたら更に燃えたんだけど。

 ただ、最後。ヴァーチャル生活を結局は否定してリアルへ戻ってこい的な流れになってるのはどうなんかね?まあ、確かに逃げではあるかも知れないけど・・やっぱり作者が50歳超えてるから本当のところではリアル重視の思想を持ってて多少説教臭くなってるのかもなぁ・・とは思った。今のところ、日米では1972年辺り生まれが史上最も恵まれていた世代だったからそう思うんじゃないか?と。

 じゃあ近々映画版観まーす(^o^)
 


2023/05/28「独学大全公式副読本――「鈍器本」の使い方がこの1冊で全部わかる」
 正直、独学大全は借りて読んでオーディブルで聴いて・・と体験済みだったし、現在はプログラミングしか学習してなくて、そっちはカメタンさんからアドバイスももらって「後はとにかく書きまくるしか無いんじゃない?」という肉体的な学習に入ってるので別に・・とか思ってました。
 けど、パラパラーと一読して

 「独学大全」をやっぱり買おう!あと「現代文解釈の基礎」も読んでみよう!

 と、早速行動起こしました。独学大全は「なぜか」全部バラバラに裁断された本がメルカリで送料込み1200円という値段で売られていたので購入。現代文解釈の基礎は図書館で予約したら二日後に届いてました。

 やっぱさ~何かちょっとでも進歩できる可能性があるって言うんなら何でもやってみないとね、と。


2023/05/25「老いない体をつくる中国医学入門」
 正直「健康法」に関してはバイトでの肉体動労、豆腐、納豆、豆乳、豆乳ヨーグルト、玄米、クルミ、自家製酵素ジュース、アロエ生食、水素水・・これで十分だろ、興味がないぜ!と思ってたました。
 けどパラパラーっと一読して

 「小豆とゴマとキクラゲと玉ねぎ買いに行かなくちゃ!」

 と即行動してしまいました(^o^) 結構良い本でしたわ~


2023/05/22「最強の教養 不確実性超入門」
 第一章、第二章がすごく面白かった!「未来は絶対に確率でしか分からない」ってのが分かってたつもりだったけどやっとこさ腑に落ちて応用方法というか、ちょっとやってみたい実験が頭に浮かんだ。
 その後の内容は・・経済豆知識みたいな感じで別に読まなくても良いんじゃないかな?


2023/05/21「共感したお客様だけがゾクゾク集まる! ひとり起業家のためのオンライン集客の教科書
 ふーんって感じ。集客には僕も色々と悩んだけど・・読んでもピンと来なかったですかねぇ。結局売り込まないといけないようなサービスとか物品をそもそも扱わないってので解決じゃないですかね?もう不要なものを無理やり売ったり買ったりするような生活からいい加減卒業しようぜ!


2023/05/21「8割の人が副業月収3万円未満なのに好きなことだけして月収100万円稼いだサラリーマンが教える本気の副業術」
 うーん、今まで自己啓発系の本を読んだことがない人だったらKindle unlimitedで読めるし良いんじゃないでしょうか?
 そんな継続とか努力が出来る人だったら運が良かったらうまくいくかも?という感じで、まあ99%の人は読んで一瞬だけテンションが上がって何も変わらないんでしょうね。


2023/05/20「カリスマ論」
 うーん、面白くない!まだキンコン西野と蜜月時代のせいかやたらと例として名前が出てくるのも非常に不愉快であるし。別に何も得るものなし。


2023/05/19「魏の武帝 曹操 正邪を超越した史上屈指の英傑」
 定期的に三国志関係は読まないとな!ということで曹操本。前半、なんかやたらと細かく人物の生年とか出身地なんかが出てくるのでウンザリしかけていたのだけど、中盤から筆者独自の考察なんかが出るようになってきて俄然面白くなってくる。
 赤壁での敗戦以降、名士・士大夫の思惑で魏の内部がどんだけ危うかったのかとか・・ゲームとか漫画だとイマイチ分からない名声を持った有力者とのパワーバランスがわかると三国志の世界はもっと楽しめると思いました。そういう意味でいうと蒼天航路は面白いけど曹操が完璧すぎて一応部下ということになってる士大夫なんかとの軋轢や義理に流される描写とかが無いので物足りなく思えてくるなぁ。
 この調子で書かれている蜀と呉なんかの本もあったら読みたいなぁと思いました。

 最後に地味な感動ポイントとして記憶に残ったのが献帝に側室として入った曹操の娘、人形劇とかだとただの鬼嫁なんだけど実際のところは禅譲を迫る曹丕に対して漢王室存続のために猛抗議をしたのだとか・・やるやん!


2023/05/15「「お金」って、何だろう?」
 結構古い本なので「岡田斗司夫」さんの」主張もちょっとクドい気がして前半はあんまり」面白くない。いわゆる「評価経済」が注目され始めた頃なのかな・・今みたいにSNSでのマネタイズだクラウドファンディングだってのがまだ浸透しきってない時期なのもあってか山形さんからのツッコミに対する岡田さんんの反応もなんか頼りなくてハラハラする。
 結局のところ岡田さんがやってたFreexだったかも最新の放送では全く触れられなくなってるわけで、どこかの段階で破綻してしまったということか?結局資本主義ってのはなんだかんだ代替手段が根付かないくらいにはうまいこと出来てるって事なんですかねぇ?

 それよりも後半が面白かったな。結局人は「自由」を求めて行動を最適化して生きているという話。若者も老人も、理解できない行動であっても「自由」が目的なんだとしたら色々と分かってくることはありそうだし、自分で行動を決めるときにも「より自由になる可能性が高い方」を選ぶのが満足度アップのヒントになるのかもね。


2023/05/09「マンガ 幸福について」
 という訳で後からこっちを読んでしまった・・。もともとが小説ではないので、ショーペンハウアー先生の伝記みたいな体のマンガになってるんですが・・これ、すごく面白かった!いや、マンガとして上手いし面白いんだよコレが。そして恐らくはショーペンハウアー先生の哲学や理論もしっかりと解説されていて、おまけに僕の好みのジジイが若い女の子に懸想しちゃうけど我慢するって言う展開も用意されてる(史実なのかな?)という・・何よりショーペンハウアー先生の人生観とか人間に対する考え方とかがすごく僕の性に合ってるんですよね!ヘーゲルの「アウフヘーベン」も良いけど、よく考えたら他人と議論するとか僕には無理なので、ショーペンハウアー先生式の孤独と内省による思考ってのが向いてると思うんだよなぁ。という訳で、たった今「世界の名著10 ショーペンハウアー」を借りられたので早速読書開始と参ります(^o^)


2023/05/09「マンガ 自殺について」
 最近気になってるショーペンハウアー先生。「世界の名著」も予約したんだけど、地元に漫画版があったので。
 驚いたことにこの本、ショーペンハウアー先生が死後現代に生まれ変わっているという設定になっているw。で、自殺を考えてる若者に哲学を話して聞かせるという流れなんですが・・これ、同じ漫画文庫の「幸福について」の直接の続編になってるんですよね!こっちを先に読んでしまった・・そのせいか、ちょっとモヒトツって感じの手応えでしたかねぇ・・。


2023/05/09「マンガ カラマーゾフの兄弟」
 くわ〜!3冊分のテキストデータ吹っ飛んだ!Gooブログめがぁ・・
 いずれ読まないと・・と思ってるタイトル。地元図書館の漫画文庫に並んでいたので手に取りました。
 はぁ〜こういう話か。原作が激厚なのでマンガ一冊にまとめたのは凄いんじゃないでしょうか?近いうちに原作をちゃんと読んでからの評価かな。概要を掴むのには役立つと思いました。好きなキャラは、やっぱり信仰と理性の間で揺れ動く「イワン」かなぁ・・と思ったら表紙のキャラがそうでした。やっぱり主役なんですねぇ


2023/05/07「ぜんぶ、すてれば」
 と言いつつ、PrimeReadingで読み放題なので読んでしまう。まあ、面白くなかったら即切りで行くぜ!と常に意識しながら読むよにしよう、せめて。
 タイトルから「どうせ断捨離本でしょ?」と思ったら知る人ぞ知るカリスマ経営者のありがたいお言葉本という感じの内容だった。同じようには生きられないけど、この恬淡としたスタイル、直感に従った生き方は今の世のカウンターとして「魅力的なキャラ」であるなぁと思いました。文字数も少ないし落ち込んだときに読めばお手軽に「ちっさいことにこだわってないで次行ってみよう!」という気分になれそう。なかなか良かった



2023/05/06「読書について」
 PrimeReadingで。うおお!むちゃくちゃ面白い!ショーペンハウアーって当然名前は聞いたことがあったけど実際読んだことがなかった。ありがちだけど「もっと早く読んでいれば・・」と思いましたね。読書なんて人の考えを無理やり頭に入れて馬鹿になるだけだからオススメは出来ない・・というところから始まって、実は「読むべき本はちゃんと存在してるので厳選して読めい!何より自分の頭で考えろ」というお話。ごもっとも!Kindle unlimitedとかでペラペラな内容の本なんて読むほど無駄なことはないな。もう、余生は古典・名著とかだけに絞って読んでも良いかもなぁ。自分の頭で考える方はプログラミングでなんとか・・


2023/05/05「ずるい考え方」
 PrimeReadingで。発想法というか・・なんか大昔のPHP文庫を読んでるようだ・・今更かよという感じ。スカスカなり


2023/05/05「あやしい投資話に乗ってみた」
 うーん、以前にも読んだことがありそうな気がするけど確信がなかったのでパラパラ読んでみました。どうも途中で読むのをやめたっぽくて途中までは記憶がありました。同時になぜ途中でやめたか分かりました。もっと怪しい話に乗ったのかと思ったら「新規公開株」とか「FX」とかめちゃ普通の話でした。「和牛オーナー」だけはちょっと面白かったかな・・このレベルが最低レベルで、もっとヤバそうなのお願いしたかったよ



2023/05/02「読者ハ読ムナ(笑) ~いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか~」
 岡田斗司夫の放送でオススメされていたので・・同時にオススメされていた「悪意とこだわりの演出術」がスカスカだったのと対照的に超充実の出来栄え!これは良い本だ・・漫画家とかクリエイターになりたいとか全く思わない(いわゆる法則型の)僕でも「うわ〜覚えておかないと!」と手がイソイソと落ち着かなくなる内容。岡田斗司夫の放送だと最初の最初、アシスタントにやってきたら「無口禁止」のところしか紹介されてなかったけど、もっと時間かけて岡田斗司夫の経験と合わせて語ってほしかった・・「悪意とこだわりの・・」と同列で紹介せんといてよマジで。読み終わったばっかりだけど、すぐにもう一度読もうと思います。

 理解すれば行動が変わると申しますし、良い本を読んだら行動を変えようと思ってるわけなんですが・・メモ代わりに映画とか漫画の感想とか書いてたけど、今度からはもうちょっと掘り下げて自分のどこに引っかかって好悪を感じているのかを考えようと思いました。それって実はセルフカウンセリングでもありますよね・・。うちの知り合いの高校中退して漫画家を目指しているという女の子もコレ読んでくれたらなぁ・・

2023/05/01「本当の自分に会えば、病気は消えていく」
 PrimeReadingで読み放題だったので。
 意外なことにすごく良かった!個人的に研究しているLRによるトラウマ除去に活かせそうだなぁ・・というヒントが山盛りだった。
 実は以前にも「許す」というキーワードでトラウマの解放について試してたことがあったんだけどすっかり忘れてしまっていた!この「許す」ってのをただトラウマ除去という過去のことに使うだけじゃなくて、未来の「得たい事柄」に関して応用が出来そうな気がする。

 ところで、岡田斗司夫の放送によると日本語の「ホビー」って「娯楽」と訳されるけど本来の意味は違うらしいですね。もともとはイギリスの貴族なんかが個人で行う「研究」の事なんだそうな。落合陽一もこれからの人類は「勉強」じゃなくて「研究」をするべき・・なんて意味のことを言ってて感心したけど、なんだ「ホビー」を楽しむべきって事なんですね。
 いや〜・・ホンマにエエ時代に産んでもらったで(^o^)


2023/04/30「読む力大全」
 PrimeReadingで読み放題だったので。
 驚くほどスカスカ

2023/04/27「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください! 」
 PrimeReadingで読み放題だったので・・全然期待してなかったんだけど思いの外良かった・・。聞き流すだけで!とかでもなく、ひたすら単語を覚えてとかでもなく、なんかすごく真っ当で現実的な「会話」のためのロードマップが書かれてるって感じでしたねぇ。
 とりあえず「May I have ~ ?」ってのと「〜, right ?」 「is that ok ?」「I have a problem with ~」だけは覚えておこうと思いました。

2023/04/25「半分減らす」
 細かい事言ってねぇで「すっぱり半分」って考えて何事も減らすと楽になるよ?という内容。「ほどほど」ってのを大事にするということで「断捨離」もほどほどにするべき・・ってのは面白かったかな。
 「まあ、分かってるし出来る限り実践してる事ばっかりだな」・・と思って読み進めてましたけど、直後に台所の流しを掃除して、今週の掃除スケジュールを立てて、今日(2023/04/26)は朝から予定通りに浄水器の清掃をしました。効果出てるじゃないかw
 ペラペラ読んだ後は著書の表紙画像をスマホの待受にしておけば良いんじゃないかな?と思いました。まあ、しませんけど(エイダ・ラブレスにしてるので)。

2023/04/24「D坂の殺人事件」
 何故か突然江戸川乱歩。短編集なんだけど

赤い部屋☆
毒草☆
虫☆☆☆
石榴☆☆
防空壕☆☆

 って感じで全10編のうち、好みはこの5つかな。特に「虫」は良かったなぁ〜・・結構犯罪者視点の話って好きなんですよね!戦後間もない頃(かな?)にこれはスゴい!
 防空壕は夜空に広がる焼夷弾のビジュアルにも痺れるけど、個人的にはオチの部分がブラックというか・・「そういうもんだよなw」と肩のこわばりをほどいてくれるようで好みですねぇ!本の最後に持ってくるのもイキな構成。最初の2編くらいが今ひとつなんで、そこを乗り越えれば後半眼が離せなくなる・・って言う本でした。

2023/04/23「水素分子はかなりすごい」
 と言うかタイトルがすごいよw 控えめに表現しようという謙譲の徳を持った著者だからなんだろうけど。
 水素水や水素ガスがどんだけ体に良いか?という事を年季の入った物理学者である著者(90歳超え)が専門家にもインタビューしたり研究成果の出典をちゃんと明らかにしたりして真面目に書いてくれてる本。
 知りたい情報だけを知るなら20分くらいでオッケイ、本の半分以上は「背名の誕生」とか雑学みたいな話になってます。
 興味深かったのは・・
・疲労というのは活性酸素が溜まって疲労因子と言われるタンパク質を作り、それに脳が反応して感じるもの
・鶏の胸肉は抗酸化作用を持つイミダペプチドの材料になるのでいいぞ
・腸内細菌で水素ガスを産出するものがある
・水素は特許が取れず旨味がないので製薬会社は手を出さない(どころかネガティブキャンペーンすらやってるかもな?と思った)
・パーキンソン病には水素ガスは効果が無いのに水素水は効果がある(ガスの方が効果が高そうなのに意外だ・・)
・温めても水素は抜けたりしない(温度による水素の飽和量にはほぼ違いがないらしい)
・水素分子は確かに細胞内に入り込める(小さすぎてトンネル効果さえ起きるらしい)
 ・だが活性酸素の反応は水素分子よりも周囲の脂質などにより早く起こるため、通説となっている活性酸素に直接反応して無害化してるわけでは無さそう

 ってあたりかなぁ・・要するに機序はまだ良くわかってない・・けど、確かに効果がある!というお話でした。効果がありそうでコストもそれほどかからないなら何を迷うことがあろうか?



3/04/22 悪意とこだわりの演出術」
 同じく岡田斗司夫の放送でナイスなプレゼンがされてた・・のと、知り合いの家で「観るものがないなぁ・・」となった時に見るのが「水曜日のダウンタウン」か「クレイジージャーニー(著者の元部下が作ってるのだという)」で、毎回ほぼハズレが無いので!
 でまぁ・・こちらもプレゼンほどには面白くなかった・・言うたらお笑いの「面白い部分を解説」するのが不毛で寒いのと同じで、面白い番組をいかにこだわって作ってるのか!ってのを自分に語らせたらアカンでしょ・・。しかもまた内容が薄っぺら。ページ稼ぎに著者の過去に関わった番組のデータベースを延々と掲載するという気持ちの悪さ。読む前よりも番組への好感度が下がってしまった・・
 ダウンタウンへの凄さ、想いなんかも書かれてるけど、本当のファンなら最近の大御所ポジションで観てるだけって言うスタイルに何か言うことあんだろ!と。高須リスペクトも気に入らないポイント。


2023/04/21「舞姫の主人公をバンカラが・・・」
 岡田斗司夫の放送で無茶苦茶面白そうだったので。今では忘れられた明治時代の大衆エンタメ文学の研究本。
 あ〜・・これはアレです。岡田斗司夫のプレゼンが面白すぎて実物を読んだらそれほどでも・・ってパターン。研究は素晴らしいと思うけど読んでて別に面白いものでは(僕にとっては)ありませんでした。


2023/04/20「今日から俺は!!」
 数ヶ月かけてバイトのついでに図書館で読み続け、ついに読了した!高校の時にちょっと読んでたけど最後まで読みきれてなかったので・・。エピソードごとに「どうせ最後は敵をぶっ倒してハッピー小エンドでしょ?」というパターンだけど、このトシになるとその「安心感」が無いとキツイってのがあるから・・ちょうど良いですね。
 お気に入りのキャラクターは・・言うまでもなく茨城→紅高の中野君である!

彼が出てくるのはとびっきりキツいピンチの時なんだけど、頼りになる感覚が尋常では無い。海外ドラマ「24」で言うと

 ビル・ブキャナンが出てきてくれた時くらいの安心感がある!

 中野くんはラストバトルでは残念ながら大活躍・・とは(お話の構成上)行かなかったと見ゆるけど、それでも絡んでたってところを見ると当時も相当な人気キャラだったんだろうなぁ。

 という訳でベーマガに投稿するなら中野くんを主人公にしたものが良いな。内容は・・ここは折角なので茨城のヤクザの息子(千葉に引っ越す原因になった同じ学校の生徒)がらみ、ジャンルは・・中野くんのキャラではないけどスニークアクションでヤクザを躱して息子を拉致して敵対してるヤクザに引き渡すって感じかな?
 なるほど中野くんのエピソードはそのうち回収されそうな雰囲気だったのにスルーされてるのは彼のキャラが自発的に復讐とかをしそうにないからかな・・多分埼玉の高崎くんのエピソードで代替されたのかな?と推測


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