星田オステオパシー

(膝の痛みが取れなかった人+腕を上げると肩甲骨の内側あたりが痛かった人)に筋肉剥がしをした

先日、何回やらせてもらっても膝の内側の痛みが取れない(←正直者)・・・というご婦人(80代)の方を施術していて、スネの骨から腓腹筋などで内側についてる部分の付着部を引き剥がすように指を差し入れてゆく、加えてフトモモの筋肉同士も指を差し入れて剥がすようにする・・と言うのを行いました。

この方、以前は右膝のお皿の骨(膝蓋骨・・一般の方が分かりやすいように書いてます)を人工骨にした後、痛くてどうしようもなかった!と言うのは結局痛みが取れたのですが、今度は反対側が痛くなったという方。御本人は同じような痛みだとおっしゃるのですが・・やっぱり全然原因が違ったようですね。

とりあえず、今まで数度は色々とやってみて(出来るだけ毎回違うことをやります)、全く変化が無かったのですが、今回は帰りに痛みが明らかに減ってるという話でした。まあ、ちょっと時間を置いてみないと分からないのですが・・ちょっと本日やらせてもらった方がたまたま同じアプローチで変化があったので・・・(ただし腕)。

さて、では本日の方。数回前に右腕を上げると肩甲骨の内側(の肋骨部分)、上げた腕の外側が痛くて・・という事で施術をさせてもらいました。脇腹の筋膜、肝臓、ゼンキョ筋、肩甲骨周り、肋骨、鎖骨周り、腕・・・と施術をして(全部じゃん!って話ですけどね(^_^;)、一旦収まった感じだったのですが・・本日、また腕を上げると肩甲骨より内側の肋骨部分が痛いという事で。

あんだけやって駄目ってことは全く違うアプローチがいるな、と。で、昨日膝で効果があった骨から筋肉剥がしを腕でやってみました。腕は以前すでにやってましたが、深さが足りなかった・・・骨に近い部分まで指を差し入れてガチガチの付着部を発見、肘付近まで剥がし、ついでに三角筋などの他の筋肉との接触部分にも指を差し込んで剥がしたところ・・・

「痛み取れました!」

とのこと。まあ、本当に原因に当たっていて改善されたのかは数日様子を見ないと判然としないのですが、ちょっと手応えあったかな!と。

このように、なぜか効果があった方法は近いタイミングで同じように効果が出る・・という人に当たることが多いんですよね・・・不思議です!
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