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我が家のすず姫様。マイペース。でも、閉めてあるドアのノブを飛び上がって
回して部屋に侵入するという特技を持つコ。
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現在中学1年の娘。自分の部屋を持っています。
私自身、子供時代は部屋はありました。が、おかまいなしに母親が入ってきて
学校の教材やノートを見たり、時には友達からの手紙や交換日記も読んでいたらしく。
(当時は携帯電話なんてものはありませんから)
当然机の引き出しなども開けていたらしいです。
姉から「お母さんがアンタの部屋で手紙とか読んでいたよ。」と言われ血の気がひいたことは
数知れず。親にいえないことなども当然書いてますから。
そんな体験から、自分の中で子供の部屋は極力見ないというルールを設定していました。
しかし、しかし。わが娘も片づけが下手くそ。ちらかった部屋でも何とも思わないのは
私譲り・・・?
あるときすず姫が娘の部屋の閉めてあるドアを開けました。主人が覗いたところ、
教科書や服の類が部屋中にばらまかれ、さながら泥棒が入って荒らしたような様相。
さすがにやばいと娘に問いただしたところ、
「片づけようとはしたけど。でもイライラして引出の中身を床にぶちまけた」と。
すず姫は普段はどちらかといえば寝室のドアを開けるのが、その時は娘の部屋を開けました。
これは、娘の部屋がただならぬことになっていることを私たちに教えてくれようとしたのかも。
ちょうど友達とぎくしゃくしていたこともあり、精神状態も悪かったですから。
叱った後娘に言いました。
「平日は部屋が汚れていてもいいけれど、(平日は疲れてやりたくない時は
私にもあるからね。)週末には片付けなさい。時々部屋をチェックするからね。」
物分りのよい親を演じるつもりはありませんが、
だれでも、自分の中に踏み込んでもらいたくない領域があるもの。今後も
娘の部屋に断りなく入るつもりはありませんが、片づけのできないコになって
もらっては困りますし。
また娘の部屋がヤバいことになっていたら、すず姫が
開けてくれることを期待します。
![]() | 人生がときめく片づけの魔法 |
近藤 麻理恵 | |
サンマーク出版 |
※ちなみに「主人の携帯と財布の中身は見ない」も現在はルールに加わっています。
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