『清州会議』

天正10年(1582年)6月2日、家臣明智光秀の謀反による本能寺の変で、 織田信長と嫡男・信忠が討たれました。
本能寺の変を起こした明智光秀も、山崎の戦いで秀吉率いる軍勢にやぶれます。

同年７月１６日に開かれた清洲会議（きよすかいぎ）は、、織田氏の継嗣問題及び領地再分配に関する会議です。
開催された場所は現在愛知県清須市にある、尾張国清須城。
参加者は織田家家臣の柴田勝家、丹羽長秀、羽柴秀吉、池田恒興の４人でした。

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三谷幸喜監督　映画「清洲会議」

映画館で観ることが流れ、ＤＶＤを借りることも乗り気にならず、結局買ったのは本でした。


ちょうどＮＨＫ大河ドラマ『軍師官兵衛』で本能寺の変から、秀吉の中国大返し、明智光秀
討伐と、ちょうど盛り上がっていたのでなかなかよいタイミングであろうというのが買った理由。
大河ドラマでは清洲会議はさらりと描かれていただけで物足りなかったのが、これで気持ちが
満たされました。
秀吉の軍師で黒幕であり、あまり表舞台に登場しない黒田官兵衛もちゃんと登場していたので、
満足です。

清洲会議に至るまでの５日間を登場人物１人１人の気持ちが綿密に描かれています。
人の心理の裏の裏までをお互いが読みあい、腹を探りあい・・・。
一つはっきりしたことは、お市の方がなぜ柴田勝家に嫁いだかという理由。
なるほど、こういう解釈方法もあるのだな、と納得。

こうなればＤＶＤも観なきゃ、ですね。

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