衆議院選挙の結果は皆様ご承知のとおりです。大きく振れすぎた振り子のいく先は、これまた大きく振れました。特に思うのは国民に負担を強いる消費増税に対する反発ではないかと思います。「商人に常禄なし」のことわざに象徴されるように、政治家やお役人と庶民との感覚の差が埋められません。行き過ぎたグローバル化は大きな政府の復活を生む。その結果として保護主義が避けられない。今まさに静かなる大恐慌に足を踏み入れていると警告する書物を読みました。こうした時代にあっては、将来の方向性を指し示す強いリーダーが望まれていると私も思います。
先日の一般質問では、総合計画条例制定の必要性を問いかけました。時々の首長による思いつきのような政策の展開でなく、計画行政の柱を自治基本条例に位置付け、政策の体系を整え市民参加を位置づける条例化の必要性を力説したつもりです。昨年もHPに掲載しましたが「政策検討市民委員会の設置を期に自治基本条例と市民参画を考える」http://www3.ocn.ne.jp/~seisuke/jitikihonnzyourei/jitikihonnzyourei1.htmで指摘しましたが、高山市はなぜ政策評価に及び腰なのかと・・・!
一般質問の前置きでも指摘しておきましたが、今行政に必要なことは「危機感とスピード」であると。一般質問の質疑応答内容をHPにアップしました。http://www3.ocn.ne.jp/~seisuke/situmon/24.12/situmon.htm一度ごランください。
12月議会はあと2日となりました。今議会より質疑と質問を分離したことによる緊張感は、皆さん議会中継を見られてお解かりのことと思います。議員の力が一番よく見えるのがテレビ中継ではないかと思います。この点もご理解いただいて、これからも注目していただきたいと思います。