中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

政治の季節はこれからです

2012-12-19 22:53:00 | 市政関連

衆議院選挙の結果は皆様ご承知のとおりです。大きく振れすぎた振り子のいく先は、これまた大きく振れました。特に思うのは国民に負担を強いる消費増税に対する反発ではないかと思います。「商人に常禄なし」のことわざに象徴されるように、政治家やお役人と庶民との感覚の差が埋められません。行き過ぎたグローバル化は大きな政府の復活を生む。その結果として保護主義が避けられない。今まさに静かなる大恐慌に足を踏み入れていると警告する書物を読みました。こうした時代にあっては、将来の方向性を指し示す強いリーダーが望まれていると私も思います。
 先日の一般質問では、総合計画条例制定の必要性を問いかけました。時々の首長による思いつきのような政策の展開でなく、計画行政の柱を自治基本条例に位置付け、政策の体系を整え市民参加を位置づける条例化の必要性を力説したつもりです。昨年もHPに掲載しましたが「政策検討市民委員会の設置を期に自治基本条例と市民参画を考える」http://www3.ocn.ne.jp/~seisuke/jitikihonnzyourei/jitikihonnzyourei1.htmで指摘しましたが、高山市はなぜ政策評価に及び腰なのかと・・・!
一般質問の前置きでも指摘しておきましたが、今行政に必要なことは「危機感とスピード」であると。一般質問の質疑応答内容をHPにアップしました。http://www3.ocn.ne.jp/~seisuke/situmon/24.12/situmon.htm一度ごランください。
 12月議会はあと2日となりました。今議会より質疑と質問を分離したことによる緊張感は、皆さん議会中継を見られてお解かりのことと思います。議員の力が一番よく見えるのがテレビ中継ではないかと思います。この点もご理解いただいて、これからも注目していただきたいと思います。


一般質問を終えて

2012-12-14 12:06:00 | 市政関連
11日には一般質問を済ませました。地域主権改革に伴う基本構想の議決要件からの除外に伴い、独自条例化による総合計画の位置づけで対応すべきではないかと行政の見解を質しました。条例化の必要性を認める答弁でしたが、私は平成26年からの第8次総合計画に間に合わせる事が重要であること、自治基本条例との関連で総合計画を運用していくことの必要性を併せて主張しました。もう一点は災害時要援護者支援計画策定の遅れと、災害時の初動体制・災害時要援護者台帳の整備について行政の見解を質しました。支援計画については昨年度策定の第2次地域福祉計画の策定に併せて制定することを求められていたのですが、高年介護科、福祉科、市民活動部、消防、危機管理室等との連携がとれず先送りされたのですが、今年度中には間に合わせたいという答弁でした。
 このところ目立つのが庁内連携の悪さです。もう少し市民の目線にたった行政運営が望まれるところです。私が取り上げた災害時要援護者支援計画もそうなのですが、買物弱者への対応や対策なども、福祉政策、地域政策、交通政策、商工政策などの連携が求められる行政の対応です。こうした点については議会の常任委員会の枠を越えた対応も求められる問題であり、今後議会においても連携した調査活動が必要と考えます。対応を協議したいと思います。



擬態による越冬

2012-12-09 15:35:00 | 四季折々

 今日は師走の大雪注意報です。市内でも10センチ近く積もっています。昨日午前中にちょっと珍しい体験をしました。畑の小屋の屋根下に干してあった唐辛子の束に頭がさわったのですが、その拍子に葉っぱが一枚落ちました。落ちた瞬間何か黄色い昆虫のようなものが見えました。葉っぱの中に冬ごもりしている何かだろうと指で触れたとたん、くるっとひっくり返りなかの蛾のような昆虫が姿を現しました。面白かったのでカメラを構えて何度もひっくり返る姿を確かめました。羽根の一部分が葉っぱのような擬態をしており、羽根を折りたたむとまるで葉脈の浮いた枯れ葉に見えます。そうした姿で天敵の目から逃れ越冬するのでしょう。何という名前の昆虫なんでしょうか。おわかりの方教えてください。それにしても師走の寒空の下自然界のたくましさを見た気がしました。



ボートマッチと湯たんぽ

2012-12-07 23:26:00 | 四季折々
 衆議院選挙が始まっています。今回もボートマッチはどうなっているのか検索してみた。ボートマッチとは、自分と各政党との考え方がどれだけ一致しているかを測定することのできる サービスで、大手新聞社系のものもあります。毎日新聞の「えらボート」は以前にもトライしたこともあり試してみました。これだけ政党が多いとどうなる事やらという思いもしましたが、何となく納得する結果ともなりました。支持政党はあっても改めて確認する意味でも、皆さんも一度トライしてみてはどうですか。
話は変わりますが、ようやく一昨日の晩から湯たんぽを使わせていただいています。私のは長年愛用しているブリキ製ですが、私の身体に向いている気がして、もう十何年も電気毛布を使っていません。最近は便利なものも出ています。画像はフリースの袋と一体で売られている合成ゴムの湯たんぽです。耐熱温度は100度とありますから安心のようです。明日も雪がちらつくようです暖かくしてお休み下さい。



12月議会一般質問

2012-12-06 14:21:00 | 市政関連

今日は12月議会一般質問通告締め切り日でした。私も2項目5つの視点からの質問を通告してきました。今回14議員の登壇が予定されています。私たちの会派から半分に当たる7名が登壇する予定です。

「中田清介の一般質問通告内容」
1.自治体が自らの必要に基づいて自主的に策定する総合計画への転換について
(1)地域主権改革における基本構想の策定義務の撤廃にどう対応
   するのか
 ①議会は地域主権改革に対応し、議会基本条例に議決条項とし
  て基本構想を位置づけたが、行政の対応は見えてこない。基
  本構想の位置づけを自ら明らかにする必要があると考える。
  その為にも基本構想を含む総合計画のあり方及び位置づけの
  根拠が必要と考えるが、「総合計画条例」等根拠条例の制定
  は必要ではないのか。
(2)総合計画の再評価と再構築・総合計画条例の制定と自治基本
   条例
 ①従来からの三重層制計画からの転換と、政策を規律する基本
  ルールとしての位置づけが必要なのではないか。
 ②総合計画を自治基本条例の中核として位置づけ、公開、参加
  、財務、法務、評価等の諸制度を関連づけて運営する必要性
  について。
 ③改めて痛感するのは、政策評価への市民参加の位置づけと評
  価・検証体制の構築ではないか。
2.災害時における市民の初動体制と要援護者の避難誘導対
  策

(1)災害時要援護者支援計画策定の進捗状況について
 ①過去に何度か計画策定の進捗について質問されている。進捗
  があまりにも遅くないか。
 ②昨年度末に第2期高山市福祉計画を策定されたが、国・県の
  考え方では、地域福祉計画と災害時要援護者支援計画は一体
  的に策定されるべきものではなかったのか。
 ③上記について諸計画統括部局ではその辺りの認識はあったの
  か。
 ④計画策定が遅れることによる影響についてはどう考えていた
  のか。
(2)災害時要援護者台帳の整備について
 ①台帳の更新等がなされぬ管理体制はどこに問題があったの
  か。
 ②台帳整備の義務化も取りざたされる中で、高山市の台帳の
  どこに問題があるのか。
 ③要援護者リストの情報共有については、個人情報保護の観
  点からの対応についてもガイド ライは見解を示している
  が、関係部局間で早く意思統一すべきではないか。
(3)災害時の市民の初動体制の強化について
 ①市民の安否確認体制づくりをどう進めるのか。
 ②自主防災組織の役割と機能向上にどう対応するのか。
 ③初動体制における災害時要援護者台帳、災害時要援護者マ
  ップの活用について。

私は12月11日(火)最終6番目の登壇予定です。