中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

正倉院展

2012-11-11 22:23:00 | 文化・文学
今日は「古代史料に親しむ会」の皆さんと日帰りで第64回正倉院展に行ってきました。あいにくの雨模様の天候でしたが、奈良国立博物館の会場では、入場30分以上待ちの行列が出来ている盛況ぶりでした。幸い団体入場で待ち時間も少なく、今回の展示を見ることが出来ました。
 正倉院展と題する展示会が最初に行われたのは、戦後間もない昭和21年のことだそうです。翌年以降、秋の曝涼の時期に合わせ毎年公開されるようになったようです。
 明治8年に行われた奈良博覧会では、東大寺回廊において宝物の一部が公開されたとあり、明治13年まで毎年博覧会が行われたそうです。その後昭和15年11月皇紀二千六百年記念として、東京帝室博物館(現在の東京国立博物館)において「正倉院御物特別展」が行われ正倉院宝物140点が展示されたそうです。
 今回の展示物「螺鈿紫檀琵琶」「瑠璃杯」「銅薫炉」等、場内でも長い行列が出来ていましたが、それぞれ鑑賞が出来、「中国古代青銅器展」と「珠玉の仏たち」の名品展の方も鑑賞してきました。



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