中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

中心市街地の人口構造

2015-03-06 11:03:00 | まちづくり

高山市の中心市街地活性化計画区域が見直されていますが、改めてその区域の人口構造を見てみます。左のグラフは世代別の人口割合です。高山市中心市街地区域、中心部以外の高山地域、支所地域の割合を表しています。高齢化率から言うと中心市街地は40.1%。中心部以外の高山地域が25.9%。支所地域が32.3%となっています。この中で支所地域では高根地域が53%と高率となっていますが平均すると32.3%です。高山市全体では29.5%ですので、中心部の高齢化がいかに高いのかがお分かりいただけると思います。
 右のグラフは居住人口を3エリアで比較したものです。中心市街地は10,578人で11.5%、中心部以外の高山地域は53,433人で58.3%、支所地域は27,718人で30.2%となっています。
中心市街地の設定は従来の299haから177haへと約4割減少しましたが、中心部の商店街や古い街などを含む伝承空間を対象としています。前回の設定ではまちなか居住政策などの関係で拡大していましたが、やはり選択と集中といった観点から見直されています。
 高山市の人口が91,729人ですから、中心市街地には約12%の人が住み、そのうち4割が65歳以上であるという事です。

もう一つ高山市の労働人口についてみてみます。データがH22国勢調査しかありませんが、51,362人が高山市全体の労働力人口です。その内20歳~39歳までの割合が32.4%と低い数値となっています。若い労働力を受け止める職場が少ないという事情がここに現れています。そうした問題点について今回一般質問で行政の見解を質します。



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