中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

意欲ある若者が起業しやすい商店街の在り方

2014-10-16 13:37:00 | まちづくり

 昨夜は地元商店街のまちづくり委員会の会合に出席しました。今回は今年度の活動目標「まちづくり憲章の制定とそれに関連する規約づくり」についての勉強会に、宅建業界からのアドバイスをいただくことを目的に、「建栄住宅:長瀬栄二郎社長」をお迎えしての勉強会でした。
 今年度「本町2丁目商店街」は、私たちを取り巻く社会・経済状況の変化に対応していくため、様々な改革プランを策定し、基盤整備や広報活動を実践しているところですが、これまでの定款や諸規定についても時代の趨勢に合わせた改革に向かって努力しているところです。
 今回は長瀬社長から、新規出店希望者と商店街との接点を強化するためのアドバイスをお願いしました。商店街には新陳代謝はつねに想定されるところであり、空き店舗の管理とテナントミックスの基本的な考え方を統一して、人口減少化社会においても、持続ある個店と商店街の元気のある活動へとつなげていくことが求められています。そうした時ワンストップで様々な出店情報を管理しアドバイスできる窓口を整理する必要性、経営と資産の分離に基づく負担の在り方、意欲ある若い経営者をどう集めるかなどについてアドバイスをいただき意見交換させていただきました。
 意見交換で確認した事項については、それぞれの分担で実現へ努力することとしています。一つの改善への行動が次の改善目標を設定していくこととなり、それを着実に実行すれば、5年で間違いなく成果は出ます。世代交代も迫られる中で改革への努力は欠かせないものと考えますし、経営と資産の分離を通じた店舗部分の経営資源を、うまく次世代へつなげていきたいと考えています。

 最後に、そうした意味で私たちの商店街活動の側面的支援をお願いするとともに、顧問として活動いただくことをお願いし、快諾をいただいたところです。正式には次年度へ向けた総会を経てご就任いただくことになります。

意見交換の後、会場を変え割り勘で少し懇親の場を設けました。高山の将来の在り方などに話もおよび、有意義な時間を過ごしてこられました。

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