昨年11月２５日にＨＰに発表した「高山市財務諸表による分析」の中で、市民一人あたりの負債と資産を複合的に組み合わせたマトリックス分析のみ、少し時間がかかり今回追加発表しました。この分析では高山市が「小さな政府型」なのか「大きな政府型」なのかを見る分析です。類似団体の中から３７自治体を選び高山市の位置づけを分析してみました。ただしH23年度のバランスシートの発表時期が年度末の３月とする自治体が多く、やむを得ずH22年度の発表資料で分析しました。高山市はご覧のように負債額では平均値近くですが、資産額が大きく、この点で今後に課題を残す形となっています。
ちなみにH23年度では高山市一人当たり負債額は６２．９万円、資産額は３１６．４万円となり改善に向かっています。こうした点にも留意しながら３月議会の予算審議に臨みたいと思います。