天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

2015・夏の陣 遠征記録・その2@中国地方一気盗りドライブツアー ※激長文注意

2015年08月08日 | 旅・おでかけ
8/2~6まで4泊5日で中国地方の観光を交えて「夏の陣スポット盗りドライブツアー」に行って来ました。
旅のお供は旦那です。うんお金がないから旦那担ぎ出してスポンサーになってもらったの♪ウフフ

以下、超絶文章&画像多い、且つゲームネタなので興味のない方は絶賛スルー推奨

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【8月2日】
そんな訳で、8月2日の朝7時過ぎに自宅を出発して、まずは名古屋高速→東名阪→第二名神→名神→山陽道というルートで一気に尾道を目指します。
画像は第二名神の「土山SA.」で食べた「近江牛まん」

とりあえず、名古屋高速から東名阪に入って愛知県と三重県の県境、木曽川の辺りで三重県のスポット「桑名・蟠龍櫓」が盗れました。
その後は名神と合流した辺りで「大津・勢田橋龍宮秀郷社」、その後京都を経て(京都のスポットは高速道路上では1つも盗れなかった)
大阪に入って「茨木・真龍寺」、更に山陽道に入ってしばらくして「たつの・龍野城」、そして岡山に入って「岡山・龍之口八幡宮」もGET


 


【朱華園(しゅうかえん)】
  広島県尾道市十四日元町4-12
   TEL:0848-37-2077

ちょうどお昼時に尾道に着いたので、先ずは尾道ラーメンの超老舗「朱華園」さんで王道尾道ラーメンを食べましょう!
このお店はとにかく終日行列が出来ているお店。私も初めて尾道に行った時に友達に教えて貰って並んで食べたんですが
この日も日曜日だった事もあって店の前にはざっと20~30人は並んでいました。
でもラーメン屋さんだから結構回転が早いんですよね。30~40分も並んだかな?という辺りで順番が回って来ました。

尾道ラーメンですが、魚介系中心のアッサリ出汁の醤油ラーメンに背油がゴッソリ入ってバランスを取っている感じ。
スープのお味は甘めですが出汁のアッサリ感と背油のコッテリ感が絶妙なマッチングです。麺は細めの平縮れ麺、スープと良く絡む。

先ずは旦那の胃袋を尾道ラーメンで押さえた所で、朱華園さんから歩いて直ぐにあるロープーウェイに乗って千光寺上の展望台に向かいます。





ロープーウェイを降りると、直ぐ目の前に瀬戸内の美しい風景が広がって来ます。





この景色には旦那も「おぉぉぉぉ。コレはすげーなー!」と思わず声を上げてパチパチ☆と記念撮影に余念がない様子。


 


千光寺の鐘付き堂と、その向こうに見える景色なんぞ…
実は前回このお寺に来た時にこのお寺の御朱印帳がとてもステキだったのと、そろそろ当時使っていた御朱印帳が一杯になるタイミングだったので
このお寺の御朱印帳を買って今も使っているんですよね♪
以前はお寺と神社を同じ御朱印帳に書いて貰っていたんだけど、今はお寺の御朱印はここ千光寺の御朱印帳に記載して頂いていて、
神社の御朱印は明日伺う予定の厳島神社で購入した御朱印帳に記載して頂くようにしてもらっています。





行きはロープーウェイで上って、帰りは徒歩でてくてくと階段を下りて行く。
尾道は坂の街。それから様々な映画のロケ地としても知られていますね。今も風情のある街並みがそのまま佇んでいました。





ちょっと面白かったネタ…坂を下りて行くと、階段からそのまま踏切になっていて…あー、遮断機が閉まるぅ~と思っていたら、目の前を電車が通り過ぎました。
階段の途中に踏切があるような感じです。とってもユニークな踏切ですね。^^

さて、尾道観光を終えて今日はこのまま西に移動して宮島口まで移動します。
高速から広島のスポットが盗れるのか自信がなかったので、敢えて下道を選んで確実に広島のスポット「広島・龍宮神社」をGETしながら移動します。





【宮島コーラルホテル】
  広島県廿日市市宮島口1-9-8
   TEL:0829-56-0555

ぶっちゃけ、立地だけで選んだホテル。宮島口のフェリー乗り場直近にあるビジホで、前回国友さん達と広島遠征に行った際に見掛けて
「ココは便利だな…」と覚えてて今回利用した次第。お値打ちで立地が良くて、なかなかサービスもいい。遠征宿としてオススメ出来ます。





ホテルの1Fには地産地消の居酒屋さんがあってお便利。私達も夜利用させてもらったわ。





朝、部屋の窓から薄ぼんやりと太陽が昇るのが見えた…あ、この部屋から厳島神社の大鳥居もチラリと見えました!
(ホテルの部屋によっては宮島が全く見えない部屋もあるそうです)





そして、このホテル朝食が無料で付いて来る!私はおにぎりとお味噌汁貰ったけど、パンやウインナー等の洋食系メニューも簡単にあります。
それからもう1つの魅力として、チェックアウトした後もお昼12時まではそのままホテルの駐車場に車停めて置かせてくれるサービスもある♪
本当にコスパのいいホテルです


さて、この日盗れたスポット(前回からの続きです)
25.【桑名】蟠龍櫓
26.【大津】勢田橋龍宮秀郷社
27.【茨木】真龍寺
28.【たつの】龍野城
29.【岡山】龍之口八幡宮
30.【広島】龍宮神社

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【8月3日】
朝一でフェリーに乗って宮島までやって来ました。
宮島、と言うか厳島神社と言ったらやっぱり何と言ってもこの「大鳥居」ですよねぇ。
私もくどい位何度も全く同じアングルで画像撮っちゃーSNSにUPしてるわ。アハハ^^;

今日は夏の陣のスポットから離れて、観光と移動ONLYです。こーゆー日も作っておかないと多分ガチで旦那がキレる。(苦笑)


 


まずはベタに厳島神社。
旦那は初めての宮島だったので何を見ても大興奮。特に厳島神社は世界遺産に指定されているのでアチコチ写真撮りまくっています。
あ、因みに旦那は世界遺産大好物オヤジで、趣味で昨年「世界遺産検定」の2級を取りました。今年は1級にチャレンジするそうです。勝手に頑張って下さい。





余り行く人は少ないのですが…厳島神社からもう少し足を延ばして「清盛神社」にもお参りしておきました。
ココは厳島神社のよーにむかーしからある由緒正しい系ではなく、1954年に平清盛没後770年を記念して建立した神社だそーです。当然ですが御祭神は平清盛公。

ところで、神社参拝したらサクッとお土産買って宮島から撤収する予定でいたのですが、旦那が「ねーねー、ロープーウェイがあるよ!」と言い出す(チッ
 旦「宮島の世界遺産は厳島神社だけじゃなくて、この弥山も含めた歴史と自然の融合した複合遺産なんだよ。だから弥山のロープーウェイは昇っておかないとネ!」
 私『はぁ~~~?(←明らかに面倒臭い)マジでぇ~?』
 旦「お前、このロープーウェイ乗った事あんの?」
 私『え?…ないけど?』
 旦「じゃあさ!こんな機会でもないとお前だって行くチャンスないだろ!せっかくだからロープーウェイ行こうぜ!」





ところで、ロープーウェイ乗り場までちょっと距離あるんすよね。山道10分ちょっと歩く感じ。
朝9時だか10時だか過ぎると1時間に数本程度ロープーウェイ乗り場と麓を結ぶ送迎バスが出るそうなんですが、私達が行った時間は早過ぎてまだ運行していなかった。
…という事は、ロープーウェイに乗ろうと思ったら山道歩くしかない(ぐぅ





山の中歩いてたら、ガチの野生の子鹿のバンビちゃんと遭遇!か、可愛いぃ~♪
私達がスマホ向けてガンガン撮影してたらビビってプルプル震えてて、旦那が一歩近付こうとしたら「ハッ!」と我に返ってすごいスピードで逃げてったわ^^;
…まあ、この島って元々野生の鹿が居て、それが「神の使い」扱いで大切にされた為に今では里に下りてフツーに島の中歩いてたりするしね





油断すると、↑観光客や釣り客の荷物とかガンガンに食い散らかすからねw





さて、季節のいい時期なら「ご機嫌ハイキング」程度の行程なんでしょうが、朝っぱらからガンガンの猛暑日で山道10分は相当キツかった…(涙
ロープーウェイに乗ったものの、汗が引かずに全身バケツの水食らったかのよーなびしょ濡れ状態で上を目指します。





とりあえずロープウェイ降りて直ぐ脇にある展望台に行って下界を見下ろしてみます…ガスっててほとんど何も見えません(薄涙

ところで、この弥山の頂上はロープーウェイに乗っただけじゃー辿り着けないんですね。と言うか、ロープーウェイに乗ると弥山の途中まで連れてって貰える訳です。
本当の意味での頂上を目指すのなら、このロープーウェイ降り場から更に小一時間掛けて山を登っていかなければなりません。





さっきの下界の逆方向、弥山の頂上方面を撮影してみました。↑
画像の「THIS」のトコロに小さな白っぽい建物が見えると思うのですが…ココが最終目的地の弥山頂上展望台です。
 私『あー、とりあえずココまで来たんだから頂上展望台目指して行っとく?』
 旦「えええええ!ムリムリムリこんな暑いのにあんな所まで1時間も歩いたら死んじゃうよ絶対にムリだからっ!」
 私『はぁ~?だったら何でロープーウェイ乗ったの?意味わかんねーよ』
 旦「いや、だってこんなに暑いのに今から歩くなんて現実的じゃないよね?それに今麓ガスってるから頂上まで行っても大していい景色見れないしさ!」

…ココまで来ておいて、何故か突然ヘタレて下山したがる旦那。まあいいですよ、私もこの山に特に思い入れはありませんから。^^;





弥山には思い入れはないけど、「揚げもみじ」には思い入れがあるからっ!
ロープーウェイを降りて下山してから、宮島のお土産ストリート「表参道商店街」を歩きながら揚げもみじのお店を探す。
コレ、もみじ饅頭に衣付けて揚げただけの物なんだけど、何かよくわかんないけどとにかく美味しいんですわ!
旦那も最初は半信半疑みたいな表情だったけど、一口食べて「おおおおお!コレは美味いなぁ~♪」と喜んでいました。

さ、ついでにお土産も物色してからフェリーで本島の方に戻ります。戻ったらその足でアナゴを食べに向かう!(自分的には弥山に登った分、時間が押してます)





【うえの】
  広島県廿日市市宮島口1-5-11
   TEL:0829-56-0006

何度も「平日とは言え、うえのは相当並ぶから最悪でも11時前には店に着きたい」と旦那に言っていたのに、「大袈裟な~、月曜の昼だぞぉ?楽勝だろ」と言って
全く取り合ってくれなかった…果たして、11時半頃店の前に行くと「1時間~1時間半程度の待ちになりますがよろしいですか?」と聞かれる。
だから言わんこっちゃない!コレで益々私の予定が押して行くじゃないか!(怒)


 


結局、50分待ち位で順番が回って来ました。
左画像が白焼き、右画像が「アナゴ丼(小)」です。コレで小サイズですよ。旦那は並サイズ食ってましたが「結構ヘヴィ~だな」と言ってました。
因みに私はウナギが大嫌いなんですが(ひつまぶしの星の人なのにすんません!)アナゴは大好きです。
よくウナギとアナゴ両方好きな人が「ウナギもアナゴも同じようなもんじゃん」等と言いますが、私に言わせると月とすっぽん位違いますよっ!
…と、脱線脱線^^;





美味しいアナゴ飯を食べた後はちょこっと移動して山口県に入って「錦帯橋」を見に来ました。ココも前々から一度見たいと思っていた場所です。
宮島は広島県の中でも西の端の方にあり、この錦帯橋は山口県の東の端にあるので、県をまたがってはいますが両者はかなり近いんですよ。





まあ、見るだけの人なんていませんよね、当然渡りますよねw
…ところで見た目は随分美しい橋ですが実際に自分で歩いて渡るとなるとなかなか厄介な橋でもあります。
このアーチ型になっている部分の階段状の段差がどーにもこーにも歩幅と合わなくて歩き難いと言うのかしらね…^^;

一応、iPhoneのパノラマ機能でも撮影してみたので、せっかくだから画像UPしておきます。↓





…まあ、どーって事ないですか、ソーデスカw
錦帯橋を往復して、岩国城まで行く気力なんてある訳ねーので(そんな気力あったらさっき弥山の頂上まで登ってるわなw)さっさと撤収して今夜の宿に向かいます。





【津和野温泉宿 わた屋】
  島根県鹿足郡津和野町後田ロ82-3
   TEL:0856-72-0333

今回の旅で私が最もこだわった部分。とにかく、絶対に津和野で泊まりたかった。
津和野は夏の陣のスポットではないので、ゲームの事だけ考えたらここに立ち寄る理由は1㎜もないのですが、津和野は私が子供の頃からずっとずっと憧れていて
「死ぬまでに一度絶対に行っておきたい」と思い続けていた「こだわりの地」だったので。


 


部屋は8畳?10畳?程度のこじんまりとした和室。2人で使うには充分な広さ。
でもこの部屋、和室だけじゃなくてマッサージチェアコーナーが付いていました。宿の方のお話だと「このお部屋だけ特別にマッサージチェア付きなんですよ♪」との事。
勿論何度でも無料で使いたい放題でした。いいお部屋に通して貰えてラッキー☆

この宿にした理由…津和野で唯一温泉を引いている、というのが自慢の宿だったから。
温泉は最上階にあって、小さいながらも展望露天風呂も完備。すっごく気持ちのいいお風呂でした♪





【夕食】食前酒:りんご酒(わた屋オリジナルブレンド)、前菜:旬菜盛合わせ、刺身:旬の活魚 妻一式、焼物:鮎塩焼き(たで酢)、お凌ぎ:うるか茄子、
    蒸物:茶碗蒸し、強肴:朴葉味噌焼き、温物:季節の天ぷら、ご飯:蕗ご飯、香物:三種盛、留椀:赤出汁、甘味:季節のフルーツ、

はっはっは!いいお宿はちゃんとお食事のメニューを「お品書き」として紙に記してちゃんと渡して下さるから助かるなぁ!
んまーとにかくすんごいボリュームでしたね。そして丁寧で優しい味付け、どれもこれも本当に美味しかったです♪
…あ、今改めて見たら「お凌ぎ」のうるか茄子の画像撮り忘れてたな^^;





そして朝食もゴージャーーース!
画像真ん中の干物は、山陰地方の温泉旅館の朝食でよく出される事から「温泉カレイ」という名前の付いたカレイの干物。
頭と中骨等は取ってあるのでそのまま丸ごと食べられちゃいます。ふっくらして身がプリプリで美味しかった♪

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【8月4日】

 


【安野光雅美術館】
  島根県鹿足郡津和野町後田イ60-1
   TEL 0856-72-4155  

私がどうしても津和野に滞在したかった最大の理由。それがココ、安野光雅センセイの美術館があるからという事。
安野センセイは津和野町のご出身で、この津和野という場所に大変な思い入れをお持ちでいらっしゃって、ご自身でも「津和野」というタイトルの、
正に故郷・津和野を描いた画集まで御出版されている程。
私は小学生の頃にたまたま安野センセイの「旅の絵本」という画集を手に取った事がきっかけで、それからどっぷりと「安野ワールド」の虜になった1人。
それで安野センセイの作品を見るにつけ、センセイの故郷・津和野にどうしても行きたい、先生の絵の世界を自分の目で見て体感したいと思うようになった訳です。

美術館の中では常設展(でも作品数が多いから随時入れ替えているであろうと推察)と企画展の展示があり、個人的には一番お気に入りの画集「野の花と小人たち」の
原画が何枚か展示されているのはもう死ぬほど大感激でした!!
それから館内にはプラネタリウムが併設されていて、美術館の入場料さえ払えば無料で見る事が出来ます。折角なので私達も観覧させて頂きました。
…あまりにも気持ちが良くて実は1/3位うたた寝してましたサーセン(涙


 


美術館を後にして、津和野のメインストリートを歩いてみました…8月猛暑の平日午前中、ほとんど人気がありません。^^;
時々観光客がポツリポツリと歩いている程度で街は息をひそめているかのようにひっそりとしていました。


 


メインストリートを歩いて行くと川に付き当たりました。小さな町です。
川まで来てふと反対側に目をやると神社があるみたいです。そう言えば、昨日車で津和野に入る際に、山の向こう峰の中腹に何やら赤い建物が見えてたな…





山の入口から上に向かって朱色のまぶしい鳥居が無数に並んでいるのが見えます…コレって俗に言う「千本鳥居」ってヤツですか^^;
既にクッソ汗かきまくっててもう一歩も歩きたくない…気持ちはあるものの、ぶっちゃけ津和野なんてもう一生来るチャンスないかもしんない…





はい、登ったー!…って簡単に書いてるけど、実際はヘロヘロのデロデロだからねw
とっても立派な社殿が鎮座しておりました。「太皷谷稲成神社」という神社だそうです。
稲荷神社なんだけど「稲荷」ではなく「稲成」と表記します。「稲が成る→大願成就」の意が込められているそうで、日本五大稲荷の1つに数えられているんだそーです。
どーでもいい情報なんですが、ココで書いて頂いた御朱印の墨書きがめっちゃくちゃ達筆で惚れ惚れするような美しい御朱印でした♪


 


この神社の境内から津和野の街を見下ろすと…正しく安野光雅センセイが描かれていた画集「津和野」のあの風景そのものが眼前に広がっていました…(感動)





津和野のどーでもいい情報・その2(ヲイ)…街のあちこちで見掛ける「源氏巻」なるもの、正体は↑コチラの和菓子でした。
たまたま入ったカフェがこの源氏巻を製造している会社が経営していたよーで、試食で食べさせて貰えました♪…美味かったので自宅のお土産に購入決定^^





安野光雅センセイの事ばかり持ち上げていますが、実は津和野は森鴎外センセイが幼少期を過ごされた「旧宅」がそのまま残されていたりします。
パッと見、「大した事ねーな」って感じがするんですが(コラコラ)、近付いて内部をじっくり見ると、意外と広々していて部屋数も多い事に気付きます。
まー森鴎外センセイのご実家は藩医をされていて元々エリートファミリーですもんね^^;

さて、いつまでも名残惜しい津和野ですが、昨日の宮島からずっと予定が押し押しになっています。いい加減次の目的地「萩」に向かいます。





↑何このあばら屋、って思った人ー?正解でーす!コチラ、先般世界遺産騒ぎで大賑わいになっている「松下村塾」でーす!
て言うか、幕末の歴史が日本史の中で一番苦手なの私…松下村塾って、こんなにショボい施設だったんですね(コラコラ


 


あーでもね、建物の内部見ると「あー、教科書で見た事のある顔写真がいっぱいだー♪」「あ、この掛け軸の絵は見覚えあるぅー♪」ってなります。フヒヒ


 


松下村塾を通り抜けて更に奥に行くと「松陰神社」があります。
1890年(明治23年)に名前の通り吉田松陰を祀って建立された神社。当然だけど御祭神は吉田松陰先生な訳で…御朱印にやっぱ「吉田松陰」って書かれるのかな?って
ちょっと気になってたんですが…御朱印帳には「至誠」と書かれていました。ナルホド





松下村塾の直ぐご近所に伊藤博文公の旧宅と別邸(東京にあったものを一部移築)があります…が、コチラに足を向ける人は少ない様子。
せっかくなので私達は見学させていただきましょうか…


 


何このボロ屋(ヲイ)
いや、想像以上につつましい佇まいのお宅に住んでいらっしゃったんですねぇ。^^;
そして旧宅の隣に小さな空き地?があって、そこにちんまりと伊藤博文公の銅像…ではなく「萩焼像」が鎮座しておりました。
 私『高知の坂本龍馬像に比べて随分ショボいよねぇ~』 旦「コラコラ^^;」





コチラは伊藤博文公がうーんと御出世された後に東京都内に建てられていた別邸の一部を移築したものなのでゴージャスな仕様です。
この別邸の地味な見ドコロは「廊下の天井板」です。吉野杉の巨木の一枚板で作られた天井は一見の価値あり。
本当は画像UPするつもりでしたが、折角なので直接現地に足を運んで自分の目で見て確かめて見て下さい^^

さて、まだ駆け足で近隣の名所を見て行きましょう…


 


この度「明治日本の産業革命複合遺産」として世界遺産登録された1つ、「萩反射炉」を見に来ました。
…うん、まあ、こんなもんだよね…あ、もーちょっと先に行くと同じく産業革命遺産に登録された「恵美須ヶ鼻造船所跡」ってのもあるよ!
(しばらくガイドブックの恵美須ヶ鼻造船所跡の写真を眺める)…ま、ココは行かなくても大丈夫かなっ!(滝汗





車で「旧城下町」の近くの駐車場を探しながら市内をグルグル周ってたら萩城址の石垣が見えました…暑いから下車観光はしないでスルーw
…と、そうこうしている内に17時になってしまい、ほとんどの史跡が閉館してしまうので今日はこの辺で観光終了です。


 


【萩本陣】
  山口県萩市椿東385-8
   TEL:0838-22-5252

松下村塾の直ぐお隣の高台に建つ温泉旅館。楽天やトリップアドバイザー等でもクチコミの評価がぶっちぎりでいいのでココ一択でしたね。
というか、正に「松下村塾」が今年の夏の陣のスポットになっているので、確実にスポット内の宿に泊まりたかった…という思惑もアリw

お部屋もゆったりしていて居心地がいいのですが、この旅館の魅力は何と言ってもお風呂!特に露天風呂の種類の多さには大感激!!
1つずつ順番に入ってねー、一巡したら内風呂に行って、んでまた露天風呂巡りするの♪もー最高に幸せーっ♪


 


萩の地ビールがああったので飲んでみました。ペールエールをチョイス。飲みやすいけど地ビールらしいパンチの利いたホップです。
そして夕飯が…痛恨!お品書きを何処かに紛失(涙)
ふぐのタタキとかしゃぶしゃぶとか鯛の兜煮とかとにかくどれもこれも仕事が丁寧でとっても美味しかったです♪





朝食はバイキング方式。私は基本世界中の何処に行っても朝食バイキングの場合は「サラダ、シリアル、ウインナー、玉子料理、ヨーグルト」と相場が決まっているのですが
この旅館の和食メニューが余りにも美味しそうだったので、珍しく和食をチョイスしてみました。


この日盗れたスポット
31.【萩】松下村塾

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【8月5日】
昨日時間切れで見れなかった「旧城下町」を見学したら、今度こそサクサクと移動します!
駐車場は結局「萩博物館」の駐車場に入れました。ココが一番便利な場所にある駐車場じゃないかな?


 


先ず外せないのがコチラ↑「木戸孝允旧宅」
木戸孝允が生まれてから江戸に出るまでの20年間を過ごした生家。床の間には孝允が7~8歳の頃に書いた手習いの習字が額装されて掛けられていました。
この字がねー、まーおよそ小学校低学年程度のガキが書いたとはとても思えないよーな恐ろしい達筆。頭のいい人は字もキレイなのか…





こんな風情のある細い路地が縦横に広がっています。
この街の凄いところはさ、この建物のほとんどに今も普通~に一般家庭の方がお住まいになられている、という事ね。
「幕末の古き良き萩城下町」を今に残そうと、街ぐるみで取り組んでいるのが本当に素晴らしい!…実際は色々不便も多そうに見えるんだけどね^^;


 


「円政寺」さん。なんでも幼少期の高杉晋作や伊藤博文がこのお寺に通って勉学に励んでいたそうで、境内には縁の物がわんさかと展示されていて…
とにかくこのお寺やたら親切設計と言うのか…アチコチ説明の立て看板だらけで何だか笑っちゃいますw


 


歩いていると、ちょっとした空き地のよーな公園があって、その隅に寂しげにポツンと高杉晋作の銅像が鎮座していました。
この高杉晋作像の直ぐ近くに「高杉晋作生誕地」があります。
当然入ろうとしたのですが…何故か入口に巨大なクマンバチがブイブイいいながら飛んでいる(ゴクリ

撤収決定です。(←ヘタレ)





さて、萩を後にして海岸沿いをひたすら北上していきます。
途中でお腹が空いたので道の駅に寄ってみたものの、大してご当地感のあるメニューがなくて食べる気になれずにスルー。
車に乗ってぼんやり地図を眺めていたら「しまねお魚センター」の文字が!
 私『ねーねー、このお魚センターってさ、要するに漁港のお土産屋さん的な?だとしたら観光客用に食堂併設してる可能性高くね?』
 旦「おお~!お前いい所に目を付けたな!でかした!間違いないぞ。島根と言ったら【のどぐろ】だろーっ!」
 私『のどぐろーーーー!ヒャッハーーー!』


 


のどぐろが産地とは言え結構なお値段がするんですよね(滝汗)…いや、それよりも今夜の宿飯の事を考えたら昼はなるべく軽く済ませたい。
…と協議した結果、私はビールとイカそうめん(単品)を注文し、旦那だけが「のどぐろ塩焼き定食」を頼んでシェアしようと。
のどぐろが半身で出て来たんだけど、それでも相当デカい。と言うかイカそうめんも予想以上のボリュームでイカだけで腹がいっぱいになってしまうという^^;
お味は…説明するまでもなく、そりゃー美味いに決まってる!皮まで甘くてパリパリでとにかく旨かったなぁ~!


 


世界遺産好きの旦那の希望で「石見銀山」までやって来たのですが…時間が既に16時過ぎ。
そして世界遺産センターの係員の方に石見銀山の概要の説明を受けてレクチャーして頂いたトコロ、どーやら銀山の廃坑を見学に行くとなると
今からたっぷり2時間は掛かるらしい。ただ、石見銀山は廃坑だけが世界遺産ではなく、鉱山とその鉱山に群がって隆盛を極めた街並みも含めての複合遺産なので
街並みだけを見るなら時間は掛からないとの事。


 


私達、宿の夕食時間の絡みもあって最悪18時までには宿に辿り着かなければいけなかったので、とりあえず「世界遺産を見に来た」という実績さえあればいい、という
旦那のご要望で街並みだけサクッと流して撤収する事に決定。^^;
でもこの銀山って説明書き読んでたら、なんと1500年頃には採掘が始まってんのね…江戸時代よりも100年も前からだよスゴイよね!





どーでもいいネタ…石見銀山で見掛けた謎のゆるキャラ(でも結構可愛いジャン♪)
これから今夜の宿泊地「玉造温泉」まで移動する訳ですが…まず、萩から海岸沿いを北上して行く段階で、石見銀山方面の山中に入る手前で
夏の陣のスポット「温泉津・龍御前神社」をGET。その後石見銀山から玉造温泉に向かう途中、出雲市に入って高速道路に乗る手前で「出雲・出雲大社」のスポットGET


 


【出雲・玉造温泉 白石家】
  島根県松江市玉湯町玉造44-2
   TEL:0852-62-0521

本音を言うと夏の陣のスポットになっている「出雲大社」周辺の宿に泊まりたかったんだけど、旦那が「玉造温泉に泊まってみたい」というのでしぶしぶ…(ヲイ
とは言うものの、一応こだわりを持って宿はチョイスしていますよ!
先ず、部屋の画像を見て頂ければ何となく分かるかと思いますが、今回の旅は1日目に泊まった宿が一番安くて→2日目→3日目→4日目と日が経つにつれて
宿のグレード(と言うか宿泊費)が徐々に高くなっているんですよ。だからどんどん部屋もグレードアップしてる。
やっぱ旅の終盤は体力的にも相当キツくなっているだろうから、最後はちょっといい温泉で体をじっくり休めようという作戦です♪





【夕食】
前菜:夏の彩り三種盛り、刺身:地魚鮮魚四種盛り、洋皿:丸ごと完熟トマトのサラダ、お凌ぎ:出雲そば、鍋物:飛魚つみれ鍋、鉄板:島根和牛ステーキ、
揚物:蛸と海老の串天婦羅、止椀:焼き茄子と蓮芋の清仕立て、御飯:梅と出雲生姜の炊き込みご飯、水菓子:自家製オレンジブリュレ

ふー。今回もちゃんとお品書き持って帰って来たからメニューちゃんと書けたー♪…けど、今度は料理の画像全然撮ってねーじゃんっ!^^;
少なくとも飛魚のつみれ鍋と出雲そばと天ぷらの画像撮るの忘れてるわ(涙)、まーアレよ、余りにも美味しくてつい撮影するのも忘れて
無我夢中でむしゃぶり付いてたんだと思ってよ。でも本当に何食べても美味しかったからネ^^
それから、テーブルによく部屋番号の札が立ってたりしますよね…席次表って言うんですか?そのカードにテーブル担当の方(若くて可愛らしいお嬢さんでした)から
わざわざ手書きでご挨拶とねぎらいのメッセージが添えられていたんですよ。ちょっと感動してしまいました。
色んな旅館やホテルに泊まってるけど、こういう手作り感というか温もりの感じるおもてなしって珍しいですよね…席次表は記念に持ち帰りました♪^^





朝食はバイキング。やっぱり今回も和食をチョイスしちゃいました。
てかさー、日本の温泉旅館っていいね!本当に食事美味しいしさー、朝食バイキングの質って多分世界一なんじゃない!?


この日盗れたスポット
32.【温泉津】龍御前神社
33.【出雲】出雲大社

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【8月6日】
遂に来たよ…出雲大社!
実は昨年の夏の陣もここ出雲大社がスポットになっていたのですが、去年は国盗り友達さん達と弾丸ツアーだったので、スポットが盗れる半径5㎞圏内に入った所で
サクッと引き返して肝心の参拝はしないでスルーしたんですよね^^;
個人的にココは絶対に行っておきたかったので、今回旦那と行けて良かったです。





大国主大神(おおくにぬしのおおかみ、おおくにぬしのみこと)が海に向かって「国を作れーん!誰か何とか助けてくれやー!」とお願いすると、波の向こうから
どんぶらこ、どんぶらこ、とキン○マがやって来て大国主大神の国造りを手伝ってくれましたとさ、という像(←ちょっと違っw)





コチラは左端にいるウサちゃんが可愛い♪「因幡の白うさぎ」の一幕の像
旦那と「因幡の白うさぎってどーゆー話だったっけ?」としばし子供の頃の記憶の引き出しを引っ掻き回して議論白熱w


 


本殿と向かい合わせに御朱印帳の受付所があってね、御朱印書いて貰って「おいくらですか?(どーせ300円か500円だよね)」と伺ったら
最近では珍しい「金額は決まっておりませんのでお心付けで」とおっしゃる。
えーと、実は自分小銭持ってなくて1000円札出しておつり貰うつもりでいたんですよね…こ、この場合って、おつりって貰えるモノなんでしょうか?^^;
流石に私は「お心付け」で払ったお金におつりを出せ、とは言い出せなくて仕方ないので1000円払って来ましたが。

因みにコチラの神社は「最強の縁結びの神様」だと婚活女子から圧倒的な支持を得ているそーですよ!
私も今目の前で1000円札とのご縁がなくなった所でしたが(薄涙)、改めてお金とのご縁を強く強く神様にお願いしておきました♪


 


【砂屋】
  島根県出雲市大社町杵築南772 出雲杵築屋 2F
   TEL:0853-27-9006

今年のGWに「日本三大蕎麦」の1つ、戸隠そばを食べたので、今回は2つ目「出雲そば」食べましょう!…という訳で食べログで調べて来た。
本当はJR駅に近い皇室にもご献上されている老舗の某店に行くつもりでいたんだけど、まーとにかく暑くてね(薄涙
この暑さが気力とか体力とか根性とか思い入れとか色々なモノを私達から奪って行くわよね^^;

…で、出雲大社から直近のお店なんだけど、距離だけじゃなくて味の良さでちゃんと評価されているお店。
私達は11時半過ぎ位にお店に着いたけど、店内には4~5組のお客さんが待っている状態でした。
さて、そんなこんなで私が注文したのは「夏季限定+平日限定@しらすおろし蕎麦(十割)」
んー!クチコミって大切ねー♪このお店、まだOPENして数年しか経ってないらしいけどオススメよー!本当に美味しかったわー^^





出雲そばを食べて車に乗って…そのまま帰るのはちょっと勿体無いのでもう一足延ばして海岸に。
「稲佐の浜」、日本の渚百選にも選ばれていて、出雲大社とも「国譲りの物語」の舞台となった場所としてご縁が深い場所です。


さて、これにて今回予定していた全ての観光が終わった訳ですが、観光は終わっても「夏の陣のスポット盗り」はまだ終わっていません!
先ずは鳥取のスポットを盗る為に、朝来たルートをほぼ逆走+αって感じで日本海側を延々と東に向かいます。
ナビで設定する際の目安は「JR山陰本線赤碕駅」、出雲側から移動すると道路標識に「赤碕駅」の案内が出る辺りでスポット「琴浦・神崎神社」が盗れます。

鳥取のスポットが盗れたら、今度は岡山の難攻不落ポイント「津山・美作滝尾駅」を目指して山越えルートで太平洋側に向かいます。
確かナビでは一旦米子まで戻って米子から高速に乗れ、という指示が表示されたけど、バカバカしいので一般道で山越えして、確か「江府」だったか「蒜山」辺りで
米子自動車道に入って→中国道「津山」で下車、そこから一般道でJR美作滝尾駅を目指します。
クチコミでは中国道でスポットが盗れたと書いている人がいましたが、中国道からスポットまで実測直線距離でも11㎞以上はあるのでよっぽどガラケーの電波が
クルクルパーにならないと盗れないハズです。^^;

「津山・美作滝尾駅」のスポットが盗れたら直ぐさま取って返して津山IC.から中国道上り線で関西方面へ…加西SA.を抜けてしばらくすると兵庫県のスポットの1つ
「東播磨・闘龍灘」が盗れます。(スポット直近のIC.は滝野社)
ココで旦那に「ねーねー、一旦高速下りて神戸の中華街で夕飯食べない~?」と提案してみましたが秒速で却下されました…orz
(因みに兵庫県のもう1つの夏の陣スポットは「神戸・関帝廟」ですw)

最後、行きに第二名神経由だったから盗れなかった滋賀のスポット「彦根・龍潭寺」を盗る為に旦那に「名神高速経由で帰ってくれ」とリクエスト。
無事に名神高速上で彦根をGETしたので夏の陣の「東海道新幹線一気盗りコース」コンプリートしました♪
という訳で、ながーいながーーーい「中国地方遠征」はこれにてお終い~^^;

…次回もまた「弾丸遠征ドライブツアー」やります!SNSでまた吠えると思うので応援よろしく&またコチラで自己満記事UPしまーす^^


この日盗れたスポット
34.【琴浦】神崎神社
35.【津山】美作滝尾駅
36.【東播磨】闘龍灘
37.【彦根】龍潭寺
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