天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画2023】「トランスフォーマー/ビーストの覚醒」@43作目

2023年08月04日 | 映画感想
「トランスフォーマー/ビーストの覚醒」

トランスフォーマーシリーズ7作目(但し、前作はスピンオフだったのでトランスフォーマーというタイトルでは6作目)
自分の記憶では確かマーク・ウォールバーグが「3作分契約した」と聞いていたんですが…本作からまたしてもリヴートして新章が始まったらしいです。

あらすじ
オプティマスプライム率いるトランスフォーマーたちが地球に来て間もない1994年、最強の敵「ユニクロン」が地球に向けて動き出していた。プライムが仲間たちに召集をかけるが、青年ノア(アンソニー・ラモス)がトランスフォーマーのミラージュの車内に閉じ込められ、意図せず戦いに巻き込まれてしまう。信頼関係を築けない彼らの前に、ハヤブサの姿のビースト型トランスフォーマー、エアレイザーが現れる。(Yahoo!検索から丸パク)

もうコレも何度も書いてる気がするけど、このシリーズって「オプティマス率いるオートボットチームが張り切る」という事だけが共通していて後の設定毎回ガバガバなのな。
要するに一作目からの設定が全く引き継がれていない。つーか、既にシャイア・ラブーフ君からマーク・ウォールバーグにキャラ変した段階で全く違う話になってたしな。という訳で本作からまた新しいシリーズが始まった…オプティマスチームが頑張るという共通項だけでやっぱり過去作とは全く関係のない話、だと思っておけばいい。
コレに関してはシリーズとしていい側面もある。本シリーズの過去作を1つも観ていなくても全員が「新しい設定の話」を観るのでブランク感がない、いつでも誰でも楽しめる。

とは言え自分みたいな一作目からガッツリ劇場公開を楽しみにしていた勢にとっては多少モヤったり過去作の設定をつい思い出しちゃったりするものです💦

そんなこんなで、今回はオートボットチームだけでなく「+マクシマル(ビースト型ロボ…っぽい風貌のエイリアン)」の連合軍で悪玉に立ち向かうというパターンです。
このマクシマル軍に関しては映画冒頭からこの新シリーズの世界観と言うかデフォルト設定の説明部分で割と丁寧に紹介されていますので全く違和感なく受け入れられます。更には本シリーズの人間サイドのメインキャラとして「ノア(アンソニー・モラス)」と「エレーナ(ドミニク・フィッシュバック)」の2人が登場。あれあれマーク・ウォールバーグはやっぱり2作で降板なんだねーと思ってたら、序盤であるキャラが「マーク・ウォールバーグは歌手から俳優に転向した云々…」と語るシーンがありました。アレはやっぱり途中降板になったマーク・ウォールバーグに対するお茶目な意趣返しと受け取ればいいのかな?
ちな今シリーズを引っ張るお二人共…ごめん全く知らない役者さんです(滝汗)、でも…きっとお二人にとって本作は間違いなく出世作になる事でしょう。今後の活躍に期待!

で!
今回さー、もしかしたらオプティマス(+オートボット)がシリーズ最弱!?(ぷんすか)
映画前半で「トランスワープ・キー」の片方を取られちゃうんだけど、その際にいともアッサリ自分最推しキャラのバンブルビーが逝くって!どーゆー事よ💢
はああああああ?有り得ないんですけどー!て言うか、本作から登場のNEWキャラ「ミラージュ」が割とビーの立ち位置と被るよなーってちょっとモヤってたわ。だからかよ!新しいキャラ入れたいから今までのアイドルキャラをこんな形で切り捨てようと?はぁ?マジで言ってんのかクソがああああぁぁぁぁ(絶叫)

もうコレで自分一気にテンションダウンしまくったんですが、本作ねーロボットアクション系好きさんにとってはマイケル・ベイ監督の前シリーズよりもお楽しみ感は強いかもしんないなと思ってしまったな…何しろロボットアクションシーンが今までよりも格段に多い!勿論本シリーズはずーっと「ロボットアクション+人間キャラのB級人情劇」がセットになっていて(←この書き方もどーよ💦)当然本作も「家族愛・オートボット×人間の友情・仲間意識と団結力と信頼関係」みたいなお約束ドラマもキッチリ盛り込んでいますが、マイケル・ベイ監督よりもそこら辺の人間ドラマ部分の描き方(尺)は割とアッサリしていて(でもちゃんと意図は伝わるしアクションシーンにもそのドラマ部分を上手く絡めてある)単純にアクションシーンとしての「見せ場」が多かったなー、という印象です。
それに…ちゃんとビーの遺体を一緒に持って移動していて、しかもワンチャン蘇れる要素もアルよ…みたいな感じで♪だからちょっと安心して観ていられた、というのもあったな

で、ロケ地がペルーだったのも嬉しい♪
クスコとマチュピチュでロケってて、とにかく絵ヅラが美しいったらないわ!あーマチュピチュ行きてぇーーーーー!(絶叫)
山やジャングルでのシーンも多くてそれがビースト系の皆さんとの親和性も高く見栄えが半端なかったです。中でもやっぱハヤブサ型の「エアレイザー」はステキだったなー。因みにエアレイザーの声を担当したのは「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」でアカデミー賞主演女優賞を獲得したミシェル・ヨーさん。やっぱオスカー像手にすると色んな分野でひっぱりだこになるのか?

まあ、そんなこんなで…最終的なオチはなんとなーく想像付いてたけど(だから内容云々よりもアクションシーンを楽しむのに徹した方が本作は楽しい)、最後に今回の悪玉が死んだ訳ではなく時空のどこかに閉じ込められている…みたいな、ふんわり「まだこのネタ続くからねー!」的なセリフがあったので、しばらくはこの面子で楽しませてくれるだろうと期待しています。何しろ人間サイドの主人公・ノアが最後にオイシイ転職先に巡り会えてましたしね。ココで終わっちゃーダメだろうよと!次回作待ってまーす😊
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