天網恢恢疎にして漏らさず

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【映画】「マイル22」試写会@2作目

2019年01月16日 | 映画感想
「マイル22」試写会

ピーター・バーグ監督×主演マーク・ウォールバーグの「ダブルバーグ」最新作。
ダブルバーグって何だよハンバーガーショップかよ!(滝汗)

あらすじ
世界を揺るがす「危険物質」が盗まれた。その行方を唯一知る“重要参考人”である「リー・ノア(イコ・ウワイス)」はアメリカへの亡命を引き換えに危険物質の位置を記したデータへの
アクセスパスコードを教えると言って来た。リーを安全に出国させる為に現在居る東南アジア某国のアメリカ大使館から空港への22マイル(約35.4km)の距離を
イカれた天才「ジェームズ・シルバ(マーク・ウォールバーグ)」率いるアメリカ最高機密の特殊部隊「オーバー・ウォッチ」チームが護送ミッションに乗り出すのだが…

ピーター・バーグ監督らしい現場ロケにこだわった絵作り+手持ちカメラと細かいコマ割りの多様でヒリヒリするような焦燥感だったりギリギリのタイムミッションの緊張感を上手く見せています。
この手のちゅどーん☆系アクションの撮り方に手慣れてるよねこの監督。
まあそんな訳で、上映時間1時間半程度の最近にしてはなかなかコンパクトな作りの本作ですが、映画冒頭から延々アクションとバイオレンスのエグエグ血しぶき祭りでアクション好きには嬉しい限りw

そして、本作は何と言ってもインドネシア映画界、いや東南アジアアクション新興勢力のトップランナー、いやいや既に視野はガッツリハリウッドの大物アクションスター!その階段を着々と昇り始めた
「イコ・ウワイス」さんのガチアクションと美しい肉体美に惚れ惚れする…もうぶっちゃけて本作ってイコ・ウワイスさんのプロモ動画~?って言っちゃっていいレベルにカッコイイ!
この方絶対にどこかで見た事あるんだけどなー…と思ってたら、以前観た「ザ・レイド」という作品に出ている役者さんでした。
因みに「ザ・レイド」はインドネシア映画なんだけどとにかくアクションが凄くて!確か日本では2012年辺りに公開になっていて自分当時劇場で観たんですが、本当に感動のアクション満願全席でしたね。
正直言っちゃうと本作観るよりもレンタル屋で「ザ・レイド」借りて来て自宅で観た方がいい。コッチの方が100倍面白いから!←コラコラコラ

えー、いきなりオチを書いてしまいましたがw
そんなこんなで、たかだか6人だか7人程度のアメリカ様特殊部隊チームが東南アジア某国の無法者チーム(多勢に無勢でやたらめったら人海戦術)相手に次から次へと大立ち回りを繰り広げます。
東南アジア某国のド貧民なヤツらは数とパワーだけで押し切れると思ってるかもしんないけどなー、こちとら大アメリカ様なんやでー最新鋭機器フル装備でクレバーブレーンがバックアップしてるんやでー
…と、貧民どもをバッタバッタとなぎ倒して行く訳です。流石ピーター・バーグ!相変わらず「大アメリカ様マンセー」スピリッツ、本作でもしっかり頂戴致しました!^^;

という単純明快なアメリカマンセー作品かと思いきや、なーんかおかしなオチ付けて来て「あぁぁーん?(←眉間にシワを寄せてアゴをシャクリ上げながら読んでみましょう)」感がハンパないです(滝汗)
誰だ本作の脚本書いたヤツ!(←テメーで調べろやw)、いやそーじゃなくてよくもこの真相と黒幕で映画にしようと思いやがったなコンチクショー!
まあオチもさることながら、散々肉弾戦繰り広げた後で大トリのラスボスが出てきたら「ごめーん時間ないから端折らせてぇ~♪」で一瞬ちゅどーん☆終了って、そりゃないだろーよー!><
もうあのラスボスの辺りから不穏な空気感はバリバリだった訳ですが、それにしても本作のこのしょっぱいオチ…orz

まあ、映画冒頭の「オーバー・ウォッチとは」的プロモ動画シーンに意味を持たせたかった、という言い訳だけは聞いておいてあげましょう。決して許したワケじゃーないけどな!^^;
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