天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

Hirovanna(ヒロヴァーナ)

2023年06月19日 | グルメ


【Hirovanna(ヒロヴァーナ)】
  名古屋市中村区名駅3-5-14 ジェイチル名駅ビル B1F  TEL:050-5890-7849

旦那の誕生日ディナーで初訪問しました。イタリアンレストランです。
このお店は2021年にOPENしたまだ割と若いお店なんだけど、食べログ等のクチコミがすこぶる良いので気になってチェックしていたお店でした。
今回旦那の誕生日が月曜日で、月曜日営業してるオーナーシェフのお店って案外少ないんですよね…それで自分の飯ネタストック探していてこのHirovannaさんが月曜も営業しているようだったので問い合わせして予約した次第。後でお店のマダムに伺ったら今のトコロ特に定休日を決めていなくて不定休なんだそうです。

夜は多分12,000円税込みサ別のお任せコース一択だと思いますが、もしかしたら量とか食材等は電話で相談すれば色々配慮して下さるかもしれません。
んでは画像先行で行くで~。あ、お料理名(なのかな?食材説明?)は本日のメニュー表を頂いたのでそれを書き写していきます。



乾杯は泡モノで。
「Franciacorta Dosaggio Zero AUDENS NV Le Marchesine」 イタリアのスプマンテ。キリッと辛口で飲みやすく泡もキメが細かい。



「玉蜀黍」
先ず口取りでトウモロコシの冷製スープ。
「コチラ、生クリームも砂糖も使っておりません。トウモロコシ自体の甘味のみです」との説明だったけど、すんげぇーーーー味が濃くて甘い!
もうこの一口でこれからのコースが俄然楽しみになってきた!



「鰺 ガスパチョ」
アジは身を熟成させているそうで、下にお野菜と出汁で作ったジュレ、冷製カペリーニ、アジ、更にジュレ、そしてガスパチョをエスプーマにして掛けてあります。
非常に手の込んだ冷製の前菜…ぜーんぶ混ぜ混ぜしながらお箸で頂くスタイル。全ての味の調和が抜群でとてもいい!美味しくてツルッと食べちゃう♪



「県内野菜」
そうそう、このお店は「地産地消」にこだわりまくっていて、お料理に使われる全ての食材を愛知県内で仕入れていて、更にオーナーご自身で畑もやって野菜やハーブ等を手作りするというこだわりようだそうです…という訳で、このサラダの中には全て地元愛知県産のお野菜やら果物やらハーブ、お花等を30種類も使っているそうだ。
ドレッシングは使わずに塩と少しの柑橘類の果汁を掛けてありました。いやぁー何の野菜なのか分からないの結構あったよーでもフレッシュでめちゃウマだったー!



「メロン milk」
ココでまさかの果物がメニューに載っているので「ん?milkとも書いてあるし口直しのソルベ的な?ソルベというかアイスクリーム的な?」と想像してたのですが全然違った。
メロンはガッツリ完熟生メロンで(田原はメロンの一大生産地だもんねー)milkは「愛知牧場」の濃厚牛乳で、それでチーズを作ってメロンをチーズで巻いてある感じ。その上に更にゼリーのようなもの(説明受けたけどもう忘れちゃったわすんまそんー)乗っかってて、ミルクソースにオリーブオイル。
チーズとメロンの相性いいなぁ!濃厚で口当たりもいい😊こんなの初めて食べたわー。



ワインチェンジ
「Primosic Pinot Grigio」
オレンジワインだそうです。オレンジワイン初めて飲んだ。あ、オレンジワインってご存じですか?自分知りませんでした。オレンジワインとは白ワインを作る為の白ブドウを原料に赤ワインと同じ手法で作るそうです。(白ワインはブドウの皮や種を取り除いて作るが赤ワインは皮ごと醸造する。要するに白ブドウの皮ごと醸造したモノ)
白ワインよりもより濃厚で皮の渋味等も加わって複雑な味になる…そして魚にも肉にもどちらにも合う万能系ワインになるんだそーです。



「女将が焼いたパン」
女将のお手製フォカッチャとグリッシーニ登場✨
この日のフォカッチャは新玉葱を載せて焼いたモノ。フォカッチャウマー!



「新蓮根 赤車海老」
蓮根の輪切りを香ばしく焼いて、その上に赤車海老の身を…真丈と言う程フワフワではないけどすり身のムース仕立てのような感じにした物が乗っかっていて、その上に更に薄切りにした蓮根を載せ、最後に上から赤車海老で取った濃厚なソース(アメリケーヌとはまた違う)を掛けて。皿の周囲にも海老の殻や身から作ったフレーク状のソースを。
オレンジワインをお店の方から提案されたのは、この濃厚ソースの海老に負けない、でも赤ワインよりもサッパリと飲めるワインという事で。相性抜群でした。



「鱸」
↑この魚へんの文字読めます?自分読めなかったわ…答えは「スズキ」
スズキを絶妙火入れしてあって、ソースが色々…オレンジ色のソースは「人参かはたまたパプリカのソースかな?」と思っていたら、シラスと唐辛子を合わせて発酵させた南イタリアの調味料「ロザマリーナ」というモノだそうです。割と後味ガツッと辛味が来ますが所謂「辛味魚醤」ってヤツですかね。お魚料理に良く合います。



ワインチェンジ
「Nestri Meroi」
メインのお肉に合わせて赤ワインを。メルロー+レフォスコ、辛口で渋味のバランスもいい感じ。



「知多牛 “響”」
メインは知多牛の中でも「響」という名の付いたブランド牛。モモとミスジを外はカリッと中しっとりに火入れして。
肉のアクセントに添えられた「生胡椒」を塩漬けにしたモノだったかな…が、



「クラタペッパー」さんという…この胡椒屋さんが、住所を見たらなんと自分の故郷の岩倉市にあるらしい。知らなかった。今度実家行ったら訪ねてみようかな。



「〆Pasta ブッロ・エ・パルミジャーノ」
メインの後に〆でパスタ出すパターン初めてだわ。フツーは冷前菜と温前菜の後に2種パスタ出して来ない?
で、メインの後に「パスタの量をどうされますか?」って聞かれてさ、フツーだと40gで少量だと20g、多めだと60gだったかな?まーぶっちゃけメインまで食べてお腹パンパンだったからとりあえずどんな味だか分かればいいから少なめにしておきますぅーって言ったんだけど、「俺今うつむいたら食い物出て来そうな位腹一杯」と言っていた旦那が「僕は多めで!」って言うからビックリして『な、なんで…!?』「え?だって何食べても美味しいんだもん絶対パスタも美味いだろ。だったら多め選べるなら沢山食べたいじゃん」『ま、マジか!…あー、だったら私やっぱり普通量で!』

コレがさー、メイン食べてる時にカウンター向こうの厨房が見えるんだけど、その場で手打ちパスタ作って麺伸ばしたりしてるんすわ。それをその場で茹でてタップリのパルミジャーノで和えたタリアテッレにして持って来てくれたんだけど…私も増量でも全然イケた!マジこのパスタ衝撃的に美味い!!



「日本酒」
デザートであるべき欄に日本酒と書かれているからコレは日本酒使ったジェラートだなーと当たりを付けたらまったくその通りだったんだけど…この日本酒で作ったジェラートがなんと賞味期限45秒だとおっしゃる!ので、ビビって画像撮影する間もなくそのまま口に入れてしまった。フワッフワでトロットロ。めっちゃ美味かったー!
今思うとジェラートをサーブされるトコロを動画で撮っておけば良かったなと…次回食べに行ったら動画で残しておこうそーしよう。



「食後のお飲み物」
紅茶とかハーブティーとか色々選べたけど自分達はホットコーヒーで。珈琲豆は鶴舞の「喫茶クロカワ」さんのモノだそうだ。徹底的に地産地消にこだわるよねー

 

コーヒー飲んでたら…バースデープレート持って来てくれました!て言うか、このチョコレート文字を自分達のテーブルで書いてくれたよ。なんかドキドキするよねw
折角なのでバカップルっぽく記念写真も撮って貰っちゃった!お隣のテーブルの女子会チームからも「おめでとー♪」って言って貰っちゃった!ありがとーございますー😊

いやぁー美味しいイタリアンでしたー。てかイタリアン結構久し振りだったけどこのお店本当に美味しかったなぁー。量もイタリアンのフルコースって言うとバカみたいに出してくるトコロ結構あるけど(コラコラ)美味しく頂いてちょうどお腹がいっぱいになるくらいの分量でした。また何かの機会に是非再訪したいです。ご馳走様でした!
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