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昼の夢

2024-03-17 19:11:29 | 音楽系
シニアコーラスの春のお出かけの準備を頑張っています。
薔薇が綺麗に咲く喫茶店を借りて 『ランチとお茶と歌の会』です。

薔薇にまつわる歌を メンバーのみなさんにお尋ねしたら ある上品な方が
『昼の夢』~~そうび(薔薇)はなさく かげに伏して 詩をまくらに~~
って歌を教えてくださいました。
「母がよく歌っていた思い出深い曲なんです」 って

早速 調べてみると!!ありました 

奥田良三 Ryozo Okuda (Ten.)_「昼の夢」 on Victrola VVJ1-91


フルートの繊細なオブリガートと掛け合いで 優雅な旋律が流れます。
初めて聴きました。
作詞 高安月郊  作曲 梁田 貞
日本で最初の セレナーデ だそうです。

奥田良三氏の綺麗なベルカント唱法のテノール 
流麗なメロディーライン 美しい曲 大正三年の作品ですよ。

奥田良三氏の情報
この曲を 今90歳のご婦人のお母様が 子守歌の様によく歌っておられたそうです。
優雅なご家庭だったんですね~~

薔薇って『そうび』って読むんですね 勉強になります。

津川主一訳の「ロンドンデリーの歌」に 『今はた』という言葉が出てきて、
知らない言葉でしたので 調べると 『今将』が出てきました。
百人一首 元良親王の歌
わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思うふ
『今はた同じ』=「今となっては同じ事だ」 だそうです
勉強になります。調べたことが 脳に定着すると博識になれるけど 
直ぐに忘れるから(*^^)v  
でも わからない事を調べてスッキリ 脳トレですね
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