山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

山菜と戯れる昼下がりの台所

2024年04月07日 | 山菜料理

 山菜交流広場から帰宅したのが11時前。

 それなりにくたびれてはいるのだが、収穫物の下ごしらえは、ある程度進めておかなけらばならない。

 ここで一気にやってしまうと、後々の調理が楽になるし、美味しく戴けるから、もうひと踏ん張りだ。

 本日の収穫物は、

       根ワサビと

       アサツキと

       フキノトウと

       その伸びたやつ

 このぐらい慎ましやかだと、気力も維持できる。

 さあ、眠くなる前にやってしまいましょう!

 本日のうちに調理しておきたいのは、アサツキと伸びたフキノトウだけ。

 あとは、汚れを落として待機してもらう予定。

 ワサビは、茎と根を分けて、根は冷蔵庫へ。茎は水栽培。

 フキノトウのツブも、汚れを落として、いつでも天ぷらに使えるようにしたら水栽培。

       先週の収穫物(左のフキノトウ)と一緒に待機

 さて、残る2品目なんだけど、アサツキは、先日紹介したやり方でおひたしにしました。

       もう、手慣れたものよ

 そして、本日のメインは、久しぶりのフキノトウの茎です。

 本年度の初調理なので、オーソドックスに炒め煮にしたいと思います。

 いってみます。

 下ごしらえ・調理の部

 ・葉っぱを下に向かって手でこそげ落とし

 ・沸騰したお湯で、5分強茹でました

 ・冷水にさらしてアク抜き

 ※ここにかける時間は、お好みです。より濃厚に楽しみたいのなら、より短時間で。

 今回は40分ほどさらしました。

 ・調味料を準備。今回は、フキノトウが200g弱だったので、酒みりん醤油も大匙2弱

 ・ごま油で炒めます。ほんだしは、途中で振りかけます

 ・ごま油を熱したところに

 ・寸切りのフキノトウを加えて油に馴染ませたら

 ・調味料を全部入れて、中弱火で煮詰めていきます

 ・水分がある程度飛んで、醬油の色がフキノトウにしっかり染み込んだら

       出来上がりです

 これが、堪らない旨さなんだよ。

 フキそのものも同じ調理法にして美味しく戴けるんだけど、フキノトウの茎の美味しさは別物。

 どちらが美味しいかを判定するのは野暮な話なんだけど、成長期のわずかな期間しか味わえないこのフキノトウの美味しさに軍配を上げる仲間がほとんどです。

 妻もその一人。

 マタギもそうだから、多分、あっという間になくなってしまうでしょう。

 それはそれで、思うつぼ。

 また採ってくればいいということになります。

 さあ、収穫と消費の好循環が始まりましたよ。

 山の神様、またこの次もよろしくお願いいたします!

 これにて、昼下がりの戯れは終了です。

 どれ、しばし休みますか。



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