男子バレーボールのイタリア対日本、マタギの目にはお互いに力を出し切った好試合だったと映った。
勝敗の判定は付いたけれども、試合後に見せていた抱擁と笑顔が、自身の満足と相手に対するリスペクトを物語ってくれていた気がする。
この試合の結果が、少なくとも日本のメダル獲得ランキングには、何の変化も残さないのだけれど、見ている者にとっては強い印象を残してくれた。
昔だったら、『チーム一丸』みたいな価値観?現代だったら『ワンチーム』?
一つの目標に向かって、どこまでも真剣に、どこまでも仲間を信頼して、支えあいながら力を出し切ろうとする姿に感動させられたのだ。
負ければ、当然悔しさは残るだろう。これは仕方がない。
だが、勝利とかメダルとかの『結果』よりも、その後ろに隠れている大切なことを教えてもらった気がする。
感動をありがとう!
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夏が来ると食べたくなる料理は、様々あるのだけれど、これもその一つ。
カツオのタタキだ。
ここ数年は、毎年石巻から送られてきていたのだが、事情があって今年はお休み。
そうなると自分で買ってこなくてはならない。
しかしですな、内陸地方にあたる当地では、滅多に手に入らないんです。
普通のカツオの柵は、パックに入って売られているよ。
でも、タタキと言ったら皮付きじゃないですか。
これは、生のカツオをその場で捌いて売る店じゃないと手に入らない。
で、残念ながら、うちの近所のスーパーにそういうお店はないんです。
一応、先日紹介したスーパーでは扱っていると思うんだけど、このお店、週末にしか営業しないんで、日程が合わないとだめ。
私は、今食べたいんです。
どうするかって、ちょっと遠いけど、ちゃんとした厨房のあるお店に出かけるしかないでしょう。
多分、あそこなら大丈夫という店があるので、覗きに行ってみました。
行ってみると、いろいろと生きの良さそうな魚は置いてあるんだけど、皮つきのカツオは、残念ながら置いていません。
調理室で魚を捌いているオヤジさんに聞いてみることにしました。
「皮付きのカツオありませんか。」
オヤジさん、にやりと笑って、
「あるよ!どのくらい?」
と答えてくれた。
やったあ!
「半身下さい。」
「OK。ちょっと待ってな。」
そう言うと、ササッと捌いてパック詰めしてくれた。
なかなかきれいで、身割れなんかしていない、新鮮そうな魚だ。
家に連れ帰ると、早速調理です。
下ごしらえ・調理の部
既に三枚におろしてあるから、背びれ周りのウロコは落としてあるんだけど、胸ビレ周りがまだなので、そこから始めます。
・皮に沿って、丁寧に剥いていくと
きれいに剥がれます
・背側と腹側の柵取りをする際、血合いを外します
※血合いは生姜醤油味で煮詰めていただきます(こちらは妻にお任せ)
・串を刺して準備
※この柵を炙った後、急冷するので、タライに冷水を準備しておきます
・皮に火が通り始めると火花が散ります
満遍なく
全体を焼いて花火大会(血が騒ぐぜ)
皮だけでなく身の方も炙ったら、
・用意しておいた冷水でジュッと冷やして
・串を抜いたら水分を拭き取って平造り
鮮度がいいせいでしょう、包丁を入れても全然崩れませんでした。
ニンニクを乗せて食べるのが大好きです
そして夕食。
このぐらいあったら遠慮はいらないね
食べたいだけ食べさせてもらいました。
はあ~、満足!
当地も梅雨が開けて暑さが厳しくなってきたけれど、負けずに乗り越える元気をもらった感じ。
ご馳走様でした!
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