山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

秋の山菜偵察

2023年09月09日 | 山菜採り

 ここにきて、ようやく気候が秋めいてきた。日中の最高気温も、30℃を超えても35℃を超えることはなくなった。

 さて、明日は休みだ。しかも、台風通過前の貴重な好天に恵まれるらしい。

 だったら、秋の山の様子を偵察に出かけるべきではないかと考えた。

 たとえ収穫がなかったとしても、山の現状を知っておくことが、来たる本格シーズンへの足掛かりになるはずだ。

 A氏に連絡を入れてみると、同じことを考えていたらしく、同行決定。翌朝3時45分集合出発。目的地は、K川だ。

       マイナスイオンの世界に分け入る

       深い森に包まれたK川流域

 このところ、仕事面では、かなりストレスのかかる内容に追われ続けていたので、この世界に身を投げ出しただけで心が軽くなる。

 さて、山菜の様子はどうかな?

       現在、休眠中

 センボンイチメガサの木には、まだ何も生えていない。

 やっぱり、今年のキノコは、相当遅れているか不作かだと思う。この木に生えていないのなら、他の場所に生えていることは、まずない。

 さて、キノコがだめなら山菜ですね。

       ミズコブが育ってきましたね

       いやいや、育ってきたなんてものじゃない

       最盛期です

 ミズコブは、初夏に花をつけた後、徐々に実を大きくしていき、完熟すると、茎からポロポロとこぼれ落ちていきます。今が、その完熟の直前と言う感じですね。落ちる前だから、採集も比較的簡単です。

       ミズコブを採る相棒(これはヤラセ写真)

 A氏の袋に注目。これで、多分100株以上です。タケノコやウドみたいに重たくなりませんが、大変貴重で美味しい収獲になります。

 さて、キノコがだめならもう一つ。

       ワサビです

 根っこを少々いただいて参ります。A氏は、先月採った分がまだあるから、本日は遠慮するそうです。

 はい、これで満足ですね。

       原生林の澄んだ空気を吸いながら戻る

 ああ~、楽しかった。

 そして、いい運動になったわい。

 キノコの本格シーズンが何時になりそうか、まだまだ読めない状況だけど、確実に季節の歩みが始まっていることは確認できました。

 山の神様、ありがとうございました。

       シシウド(?)が花盛り

 また、近いうちに遊びに来ますね。



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