今年もキノコのプリンセス

　K川に入ってみると、ナメコにナラタケにブナハリタケが出始まっていることが分かった。

　ということは、あのキノコも出始まるんじゃないかな。そう考えて、カラマツ林に足を運んでみることにした。K川で遊ばせてもらった２日後がポッカリ空いているので、どうしようかと思案した結果、思いついた。

　　　　　　　色づく前の落葉松林

　この林は、ブナやミズナラの林とは全く違うキノコ達が生えるから面白い。その代表が、この子。

　　　　　　　キノコのプリンセス

　何ともきれいで可愛いキノコである。童話や昔話を連想させるキノコの代表が、夏に出るタマゴタケと、秋に出るこのキノコ、ハナイグチだろう。マタギは、これをキノコのプリンセスと呼んでいる。別名もあるんだけど、今回は、こちらの名前で通します。

　カラマツ林に入ると間もなく見つけました。

　　　　　　　お菓子みたいで

　　　　　　　目立つ色をしています

とても見つけやすいキノコです。

　　　　　　　この雰囲気がインプットされると

　　　　　　　　こんな小さい粒でも見つけられるようになります

　　　　　　　また見つけた

　１時間ほど歩くと、袋が重たくなってきました。

　ああ、面白かった。もう十分でしょう。

林を出ると、周辺にも秋の気配が広がっていることが分かりました。

　　　　　　　ススキの穂と

　　　　　　　黄葉の山

　　　　　　　真っ赤に色づいた木も見える

　もう間もなく紅葉も最盛期に入りますね。キノコシーズンも最盛期ですよ。

　今年は、どんな出会いがあるかな。

　収穫の喜びと共に、これからの期待に心が躍る一時になりました。

　山の神様、本日もありがとうございました。