山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ちがって いいじゃん(さんぽうた163)

2022年10月20日 | いきもの

  ちがって いいじゃん   いちじく なじみ

 

へんなやつ?

ちょっと ちがうだけじゃん

 

うらぎりもの?

ひとぎきわるいな

ぼくは ぼくのままだよ

 

わかるよ

きみのきもち

ぼくは みんなとちがうからね

 

でも

ちがっていいじゃん

 

ぼくは ぼくのまま

だれにも

めいわくかけていないよ

 

じぶんらしい いきかたを

たいせつにしようよ おたがいに

 

そのほうが

ぜったいに たのしいって

 

       不思議な植物です

       花も咲かせないままに実をつけてしまいます

       秋が深まるにつれて色を変え、おや?

 カミキリムシもお好きなようですね。

       熟して甘くなります

 もちろん、人間も大好きな果実です。

 無花果(いちじく)という名前は、花もつけずに実ってしまう不思議さから生まれたものなのでしょうね。

 調べてみると、天然のものは、イチジクコバチという昆虫と共生していて、虫が受粉を助けてくれる虫媒花のようです。

 日本に渡ってきてからは、挿し木で栽培されるようになり、全国に産地を広げているとか。花が咲かないからと言って、忌み嫌われたりは、していないように思います。

 人間の世界も、こうであってほしいな。『違う = 排除』ではないよね。

 違うから共に生きる道を探る。そんな世の中になりますように。

 そのために、少しでも役に立てればと思うマタギなのです。



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