キノコ山への道が閉鎖されてしまった。
こうなってしまうと山遊びの楽しみが半減する。と言うか、選択肢がなくなってしまうのだ。
本日はお休みなので、本来ならばキノコ採りを楽しむところなのだが、行くところがない。
キノコ山は勿論なのだが、先日ブナカノコを戴いたK川も次のキノコ収穫には少々早い。O川もダメそうだし、M川はちょっと博打みたいになるから気が進まない。そもそもキノコの発生が遅れているから、まだどこもパッとした収穫ができそうな気がしないのだ。
で、考えた結果、近場の山に紅葉狩りを兼ねて木の実の様子見に出かけることにした。
今年は、秋の初めにちょっと出かけたきり、全然行けていないので、こういう時こそチャンスと言ってよいだろう。そう、紅葉狩りの季節とは、実りの季節でもあるのだから。
朝方、雨が降ったので、雨雲が去ったことを確認してからのんびりと出かけてみた。
目的地に着いたのは、午前9時過ぎ。
なかなか美しいではないか!
雨上がりで、木の葉もまだ濡れている
雨に洗われた景色は、
遠景も
近景も
爽やかに輝いている。この景色を見ただけで、訪れた甲斐があったってもんよ。
ただし欲タガリは、勿論、このまま帰ったりしません。
藪に潜り込みます。
藪の中から見上げる空も美しい
しかし、それよりも惹かれるのは、
君たちです
サルナシが、あっちにも
こっちにも実っています
今年、山の木の実は、アケビと山ブドウは壊滅的な不作。栗は、クマさんに譲ることにしたので、このサルナシが今シーズン唯一で、しかも初収獲になります。喜んで戴きましょう!
本日いただいた分
これだけ戴けば十分です。ついで(?)に、美しい景色と美味しい空気が味わえたので、もう満足です。
山の神様、本日もありがとうございました。
ここからは、記録情報になります。戴いてきたサルナシは、完熟が1/5ぐらいなので、熟成を待って戴くことにしました(遅れてます)。
それから、山の紅葉を去年の画像と見比べてみると、今年の方が緑が濃い(紅葉の進みが遅い)ですね。
この山でも、昨日、初冠雪が観測されました。秋が深まるのと、冬に包まれるのと、どっちが先になるか、微妙なところです。
できれば、もう少し秋を楽しみたいなあ。