本日の収穫物からワサビを抜いて、ブナハリタケを抜くと、
こうなっちゃった
これは、あまりにも少なすぎ。何を作っても、キノコの存在感が薄くなりすぎてしまう。キノコ君、大ピンチ!
じゃあ、どうすればキノコ料理を楽しめるか考えてみた。
これからの収穫物を待つか、これまでの収穫物を足すかのどちらかでしょう。ちょっと悩んだけど、今回はキノコを『足す』方ですね。
だって、あるんだもの。冷凍品も瓶詰めも塩漬けもスタンバイしてるんですよ。で、今回は何を使うかということになるんだけど、塩漬けでしょうな。
それでは、『キノコ防衛隊』出動!
何が出動したかというと、これです。
ナラタケの塩漬け
何年か前に漬けておいた物です。ナラタケが足りないんだから、ナラタケを増やせばいいという発想。ナメコも増やしたいんだけど、別の用途で使う予定なので、出動なし。これで十分なはず。
まずは、塩漬けを戻します。 あっ、すみません。作りたいのは、
≪キノコ汁≫です。
寒くなってくると生えてくるキノコを調理して、身体の芯から温まろうという料理です。では、
下ごしらえの部
・塩漬けにしておいたサワモダシ(ナラタケのこと)を軽く洗って、沸騰したお湯に入れます
・すぐに火を止めて、軽く混ぜて蓋をします
・すっかり冷めるまで待ちます(今回は3時間かからずに冷めました)
水にさらして準備OK
・ベースにする汁は、鶏肉出汁です。食べやすい大きさに切ります
・1ℓのお湯で出汁を取ります
※今回の具材です。キノコにニンジンと里芋が入ります
・アクを掬い取ったらニンジンを入れて火を通します
・続いてキノコを入れます
既に加熱処理済みなので、ひと煮立ち
・里芋は薄切りにして使うので、溶けないように最後に入れます
・出汁醤油250mlと顆粒だし、塩で味を整えて待機
・盛りつけの時刻に合わせて里芋を入れたら加熱
※沸騰して間もなくすると、里芋が浮いてきます。それで完成
※里芋は、皮剥きの段階で水から15分間茹でてあるので、殆ど火が通っています
あとは、冷めないうちに戴きましょう。
アツアツ・ハフハフ・ウマウマです
これが、秋の夜長の食卓に、よく合うんだなあ。みんな喜んで食べていました。
でも、ここに何年か前のサワモダシが入っていることは、誰も知らないかも。
今回は、キノコ料理のピンチを救ってもらいました。君たちは、確かに『キノコ防衛隊』だ。我が家の食卓には欠かせません。
まだ残っているから、困ったときに、また出動しておくれ。
そしてですね、今後大量に採れたら、防衛隊を補充・強化しておくことが大事だということが改めて分かりました。
今年も沢山採れますように。山の神様、どうかよろしくお願いいたします。