山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

春の香りが広がる

2021年03月20日 | 山菜料理
 今年初めて連れ帰ったフキノトウだけど、保存用は、普通だと「蕗味噌」にします。でも、多少の変化があってもいいんじゃないかなあ。まだ試していない目新しいレシピを探してみることにした。

 ポクポクポクポク チ~ン
  ≪フキノトウの酢味噌和え≫

 当地には、山菜料理、郷土料理の名人みたいな方が少なからずおられる。その方々が出版された料理本を買いあさってあり、それを見比べながら「マタギ流」を見つけようとしている。そんなレシピの中には、まだ試していない料理も数多くあるし、組み合わせ方を考え始めたら、その可能性は無限。なので、楽しみは尽きないのだ。

 下ごしらえ・調理の部
 ・汚れを落としたフキノトウを軽く下茹でする


  2分強茹でました


  水にさらしてアク抜き
 この間に酢味噌を準備しました。

 ・二杯酢を準備
 ※穀物酢100:醤油20:みりん20(g)を煮きる


こんな感じ

 ・赤味噌30+みりん15+砂糖10+上記の二杯酢30(g)を和えます(顆粒だし追加)


  こんな感じ
 ・水にさらしておいたフキノトウを絞ってみじん切りに


 ・これを酢味噌に和えます


これをよく混ぜて



  さあ、召し上がれ

 これは、おかずとしても肴としてもいけますね。お酒は日本酒でしょう。
 もうちょっと言うと、定番のウドだけでなく、シドケみたいな少々クセのある山菜にも、よく合いそうです。

 ついでといっては失礼なんですけど、いつもの蕗味噌も作ってみました。


こちらも美味しい!

 ふっふっふ、春の山菜料理、レパートリーが広がったみたいですよ。これからの収穫が楽しみです。

 余談なんですけど、翌朝、妻が、
「ちょっと、これ食べてみてよ!」
と言って何か持ってきた。


スペシャルでした

 妻の手作り『くるみパン』に酢味噌和えを乗せたものです。これが、信じられないほど旨かった。
 「これもありだよね!」
と、合意。(パンのおかげかクルミのおかげか、今後研究していきます。)
 ホントに、山菜料理のバリエーションって、どこまでも広がりそうでたまりません。