山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

マイタケさがしⅠ

2019年09月12日 | キノコ採り
 植野稔さんのブログでマイタケの収穫が紹介された。今年初のマイタケ情報である。
 いよいよ出始めましたか。遂にシーズン突入。ワクワクします。でも…。
 このところの気象が異常すぎるため、暦だけからは生物界の季節進行を読み取ることがすごく難しくなっているのも事実。
 「50年に1度」とか「これまで経験したことがない」みたいな形容がつく雨や風や雪や気温。皆さんがおっしゃるように、地球温暖化のせいだと思う。そのため、「異常」が当たり前になってしまったのだ。
 
      いつ来ても豊かな森です
 で、今年はどういう異常かというと、梅雨入りがやたら遅くなった代わりに、梅雨明け後、体温を超えるような高温が9月に入っても続いている。挙げ句、「これまで経験したことがない台風」が首都圏を直撃し、送電線や電柱がなぎ倒された。猛暑日や熱帯夜の続く中、数十万世帯が停電したまま数日が過ぎようとしている。
 我が姉弟夫妻達は無事だったみたいだけれど、「想定外」とか「何とかなる」みたいな説明は、もう止めてほしいと感じてしまうのは私だけだろうか。
 さて、9月12日は休みだ、これまでの記録を見ると、山の様子見に行く価値はありそうな気がする。


       もったいないトビタケ


 ほしいのはマイタケだが、真の目的は、自分自身に対する甘やかし解消。定年退職後、アルバイトみたいな仕事はしているけれど、運動量は、ほとんど皆無。メタボ解消のためにラジオ体操をしたり、タラタラと散歩をしたりしているが、これでは体力が衰えていくばかり。息を切らして汗を流しながら自然と対峙すること。身体をいじめつつもワクワクの世界を楽しむことが今の私には必要なのだ。何も採れないかもしれないけど行ってみましょう!
 丁度1ヶ月ぶりのN川入渓。案の定、マイタケの気配は全くなし。でも、豊かな森や渓谷に浸り、いい汗をかくことが出来ました。
 出掛けてよかった!


      ナラタケモドキが出ていました

      佃煮になってもらいました(旨かった)