EU、華為技術・ZTEへの反ダンピング問題提起を準備=報道
ロイター 5月28日(月)12時24分配信
[香港 28日 ロイター] 英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は、欧州連合(EU)が中国の大手通信機器メーカー、華為技術<HWT.UL>と中興通訊(ZTE)<0763.HK><000063.SZ>に対し、反ダンピング(不当廉売)問題を提起する準備を進めていると報じた。
記事は複数のEU当局筋を引用し、EUは2社が中国政府からの補助を不当に受けてEU域内でコストを下回る安価で製品を販売しているとみて、反ダンピングを示す証拠を収集中だと加盟国に伝えたとしている。
EUが中国の補助金を違法と認定すれば、2社に対してはEUから懲罰的な関税が課される可能性がある。
ZTEはコメントを控えた。また、華為のコメントも今のところ得られていない。
2社と競合する欧州の通信機器メーカーとしては、スウェーデンのエリクソン<ERICb.ST>や仏アルカテル・ルーセント<ALUAL.UL>、シーメンス─ノキアなどがある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120528-00000040-reut-bus_all
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