半導体メーカーののエルピーダメモリが、台湾大手の力晶半導体(パワーチップセミコンダクター)のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)を取得すること方向で最終調整していることが31日、分かった。エルピーダが国内唯一のDRAMメーカーで世界3位。規模拡大により、最大手のサムスン電子など韓国勢に対抗する。
これまで、両社は資本提携や経営統合も視野に入れ、交渉してきたが、事業取得が有力となった。エルピーダが力晶の主力工場を譲り受け、買収資金は投じず、負債を引き受ける形で取得する方向で検討しているもようだ。
エルピーダは、2003年から力晶にDRAMの生産を委託してきたほか、06年に合弁で生産会社の瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)を設立するなど、関係を強化してきた。
調査会社のアイサプライ・ジャパンによると、2010年7~9月のDRAMの売上高の世界シェアはエルピーダメモリが16.2%で3位。力晶半導体の2.7%と合わせると2位の韓国ハイニックス半導体の21.0%に迫る。豊富な資金力を背景に巨額投資を続け、40.7%のシェアを握る巨人・サムスン電子など韓国勢に日台連合で挑む。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110131-00000543-san-bus_all
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エルピーダは、2003年から力晶にDRAMの生産を委託してきたほか、06年に合弁で生産会社の瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)を設立するなど、関係を強化してきた。
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