損害保険大手の日本興亜損保が保育所経営への参入を検討していることが31日、分かった。金融機関が保育所経営に参入するのは初めて。来年4月の開園に向けて、金融庁と協議している。
日本興亜は、東京都文京区で30人規模の保育所の開園を予定している。ノウハウを蓄積した後、全国的に規模を拡大する方針だ。保険会社が保育所を経営するには保険業法の施行規則改正が必要となり、金融庁が改正の是非について検討している。
今回の保育所経営の参入には、縮小する国内市場の中で新たな収益源を探る狙いがある。日本興亜は保育所向けの賠償責任保険を取り扱っており、保育所の運営について一定の知識が蓄積されている。全国に持つネットワークも保育所経営に生かせると判断したもようだ。
日本興亜は、今年4月に日本興亜と損保ジャパンが経営統合して誕生したNKSJホールディングス傘下の損害保険会社。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101031-00000520-san-bus_all
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日本興亜は、東京都文京区で30人規模の保育所の開園を予定している。ノウハウを蓄積した後、全国的に規模を拡大する方針だ。保険会社が保育所を経営するには保険業法の施行規則改正が必要となり、金融庁が改正の是非について検討している。
今回の保育所経営の参入には、縮小する国内市場の中で新たな収益源を探る狙いがある。日本興亜は保育所向けの賠償責任保険を取り扱っており、保育所の運営について一定の知識が蓄積されている。全国に持つネットワークも保育所経営に生かせると判断したもようだ。
日本興亜は、今年4月に日本興亜と損保ジャパンが経営統合して誕生したNKSJホールディングス傘下の損害保険会社。
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