2014年6月22(日)・23日(月)・24日(火)・25日(水)・26日(木)・27日(金)
参加人数:6名(全国から35名~50名)
天候:北海道では晴れ
今回のツーリングはH.O.G.で初めて北海道ツーリングを企画したとのことでした。H.O.G.としても何名応募があるかつかめず当初は30名の募集でスタートしましたが、応募が予想外に多かったこともあり、募集枠を広げて50名の定員としたとのことです。
私たちは5泊6日のツーリング計画をたてました。Wさんご夫妻は別ルートで3日間の宿泊地は同じです。
1日目(22日:日曜日)は守谷SAに13時出発で4名が集まりました。守谷SAでの集合時点で小雨が降っていたこともあり、全員がカッパで雨対策しての集合です。しかしこの時点では、福島県あたりでのゲリラ豪雨は予期していませんでした。東北道に入ってからしばらくすると前が見えないほどの激しい雨が降り出し、30分ほどは低速で走ることを余儀なくされました。
下の写真は仙台港に到着した時の記念撮影です。曇り空ではありますが、雨は心配ない状況でした。19時40分出港の太平洋フェリー「いしかり」に乗り、翌日23日の11時北海道苫小牧に入港です。これから15時間の船旅が始まります。
2日目(23日:月曜日)は苫小牧から室蘭に向けてツーリングを再開します。まずはAさんからの申し出で、樽前山神社で安全祈願をしてからとなりました。苫小牧東ICから芽室帯広ICまで進み、山栄モータースでデーラースタンプをいただいてから一般道で釧路に向かいます。
ほぼ予定通りに釧路プリンスホテルに到着しました。左上の写真は到着時の記念撮影です。右上が今回の食事場所「炉ばたレンガ」です。いつものH.O.G.のツーリングラリーの宴会とは違ってこじんまりとしたアットホームな宴会で大いに盛り上がりました。この後、釧路ラーメンを食べに行きました。釧路ラーメンは北海道三大ラーメンと呼ばれる札幌ラーメン、函館ラーメン、旭川ラーメンと並ぶ四大ラーメンとして認識が広まっています。
3日目(24日:火曜日)は釧路から知床に向かいます。朝からどんよりとした雲に覆われています。折角なので本土最東端の納沙布岬に行こうということで、スタートしました。できれば海岸線を走ろうとの意見もあり、太平洋側を走ることとしました。右下写真は途中にあった琵琶瀬展望台での記念撮影ですが、霧が濃くて何も見えません。地元の人に聞くといつも天候が悪くツーリングには適さないコースだとのことです。近くにあるABCポイントの「霧多布湿原」の名前からもツーリングコースではないことが理解できました。
到着しました本土最東「端納沙布岬」、天候が悪く景色を堪能することはできませんでしたが、最東端までバイクで来た思い出は写真に残すことができました。
H.O.G.ツーリング常連になっている「つくばのY」さん、「中九州のT」も加わり記念撮影です。天候が良ければ四島(国後島・択捉島・色丹島・歯舞群島)も見える距離ではありますが、もやっていて何も見えません。
「北方領土」返還を記念するための記念碑やシンボル像が数多く公園内にあり、四島のかけはし、納沙布岬灯台、北方館、望郷の家、望郷の塔、平和の鐘などが置かれ、日本国民の熱い思いを感じました。
8月の月平均気温が16.5℃と、全国で一番低い。月平均最高気温は20.2℃と日本一の低さではないが、北海道でも夏が寒冷な地域のひとつとなっている。元旦には北海道一早く初日の出を拝める場所として、「納沙布岬初日詣」がおこなわれる(一般人が自由に訪問できる場所としては日本最東端だが、緯度が高いため日本一早い場所とはならない)。
納沙布岬を後にして、北上するにつれて、天候が良くなり気温も上昇して知床羅臼では快晴となってきました。上の写真は知床横断道路の知床峠での記念撮影です。
「知床グランドホテル北こぶし」に16時過ぎに到着です。右下はホテルから見える「ゴジラ岩」です。
4日目(25日:水曜日)は知床から阿寒湖に向かいます。8時30分ホテルを後にして、オホーツク海を右手に見ながらまずは網走に向かいます。網走監獄記念館にて記念撮影です。右上は同じ時に集まったHODのメンバーと一緒に記念撮影しました。下が千葉チャプターの4名での記念撮影です。
網走から阿寒国立公園にある美幌峠に到着しました。道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」は名前の通り、最高の景色です。360度パノラマビューといった感じです。九州の「大観峰」を思い出させてくれました。
下の写真は美幌峠道の駅の駐車場での記念撮影です。旭川から来ていた「ゆみこさん」が加わって5人での記念撮影です。一人でツーリングを楽しんでいたとても素敵な女性ライダーに「おひとりですか?」と声をかけてお友達になりました。食事をしていなかったので「美味しいところはありませんか」と聞いたところ川湯温泉駅近くにありますとのことでした。「一緒にいかがですか」とお誘いしたのですが、「ツーリング予定があるので」と振られてしまいました。赤のロードグライドがとっても似合っていました。
川湯温泉駅へ向かう途中、うれしいハプニングが起きました。Mさんが道を間違えてしまい引き返した途中に先ほどの「ゆみこさん」のバイクがあるではないですか!! 「EZOライダー川湯営業所」となっていました。彼女が見える場所にいなかったので勇気を振り絞って奥まで入っていくと先ほどの「ゆみこさん」と数名のライダーと店の人がいました。「道を間違えて川湯温泉駅を探していたら、バイクを見つけたので」と話していると壁のポスターに「なっちゃん」の写真を発見して、店主にどうして「なっちゃん」がいるのと尋ねると、初代イメージガールとの話ではないですか。「ゆみこさん」に会えたこともビックリでしたが、「なっちゃん」がイメージガールをしている店をたまたま発見することになるとは感激でした。ゆみこさんの他にもチャーミングな素敵な女性がお店にいて、たずねてみると2代目イメージガールでモデルの「真矢さん」とのことでした。偶然とはいえ何ともいい話ではないですか。
ハプニングはこれだけでなく「EZOライダー川湯営業所」の森山専務が今夜宿泊する『ニュー阿寒ホテル』にBHS(バイクヒッチハイクサービス)の営業で来る予定だったのです。BHSとはバイクを全国どこでも運んでくれるバイク配送で自宅から目的の空港まで運ぶサービスです。たとえば北海道ツーリングをライダーは飛行機でバイクはBHSで運び時間と体力を節約するシステムのようです。
「ゆみこさん」後ろ姿もかっこいい!
「ゆみこさん」とローグライド 今度、偶然再会したら一緒に走ってくださいね!
「なっちゃん」の素敵な笑顔に再会です。どこかで本物の「なっちゃん」に偶然再会できるといいね!!
※「なっちゃん」って誰なの?という人のために、「なっちゃん」はH.O.G.のツーリングラリーのカメラマンを2年間勤めて、昨年末に卒業しました。千葉チャプターとしても数多くの写真を撮ってもらい毎回お世話になっていました。
左下が2代目イメージガールの「真矢さん」彼女もたまたまお店にいて会えることができました。
「ゆみこさん」から紹介された『スィート・ドゥ・バラック・カフェ』(森のホール)でおしゃれな昼食を頂きました。
「ゆみこさん」から推薦の『硫黄山』硫黄の白煙が立ち昇り硫黄の匂いが辺り一面に立ち込めていました。
屈斜路湖を後にして、摩周湖に向かいます。
藻琴山、サマッカリヌプリなどを外輪山とする東西約29km、南北約20kmの日本最大のカルデラ、屈斜路カルデラの内側にできた、日本最大のカルデラ湖である。世界第2位の大きさを持つカルデラ湖でもある。日本の湖沼では6番目の面積規模を有する。平均水深は28.4mで、カルデラ湖としては浅いほうだが、東南部にある旧噴火口にある最深部では120mになる。
摩周湖(ましゅうこ)は、北海道川上郡弟子屈町にある湖。日本でもっとも、世界ではバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖である。2001年には北海道遺産に選定された。急激に深くなっていることとその透明度から青以外の光の反射が少なく、よく晴れた日の湖面の色は「摩周ブルー」と呼ばれている。
第1・第3展望台からの摩周湖の景色は最高です。摩周ブルーに染まった湖面は吸い込まれそうな透明度でした。摩周湖を後にして、阿寒湖に向かいます。摩周湖から1時間弱で到着予定です。
宿泊先はニュー阿寒ホテルです。
下の写真は、夕食を終え、ほろ酔い気分で『阿寒湖アイヌコンタ』民芸品店で土産物を物色しています。お店の店主と一緒に記念撮影です。
そして、またまたかわいい女性と巡り合えました。Aさんが阿寒湖アイヌシアター『イコロ』から笑顔のステキな女性と腕を組みながら出てきました。ツアーコンダクターの「有理沙ちゃん」です。写真を一緒に撮ろうと誘ったら快く了解してくれました。おじさんたちは大喜びです。
Sさんくっつき過ぎですよ!
「有理紗ちゃん」はここが私のおうちです。と言いながらお土産店『ながい』に留まりました。折角だからこちらでお土産を買おうということで、「有理紗ちゃん」の笑顔があまりにも素敵だったこともありシコタマ買い込みました。
5日目(26日:木曜日)は阿寒湖から苫小牧に向かいます。出発前に昨日夜訪問したアイヌ民族村で記念撮影してから、旅立つこととしました。昨夜は酔っていたこともありあまり気にならなかったのですが、結構な勾配のところ民芸店が立ち並んでいました。
苫小牧に向かうに連れて、曇り空になっていきました。雨の心配はなさそうですが、なるだけ早く港に向かうことにしました。19時出向の太平洋フェリー「きたかみ」で仙台に向かいます。
船内で5夜連続の酒盛を開催しました。
6日目(27日:金曜日)は、フェリーは予定通り10時に到着し、仙台より守谷に向けてツーリングです。曇り空で状況に合わせて、合羽を着なければならないような空模様でしたが、雨に降られることなく無事帰宅することができました。
6日間で2,050㎞のツーリングとなりました。H.O.G.ラリーに参加された皆様、お疲れ様でした。次回参加される方よろしくお願いします。
Photo/Text by Three village