マイメモリー VOL.1

　　皆さん、こんにちわ。
　いつも千葉チャプターブログをご覧いただきありがとうございます。
　このブログは、ツーリングレポートを中心にお届けしておりますが
　この度趣向を変えてチャプターメンバーさんによるハーレーに
　まつわる話題をご紹介するシリーズを新設しました。
　名付けて「マイメモリー」。
　メンバーさんからのツーリングのお話や行った先での美味しい食べ物
　風景、出会い、エピソードなどまたはご自身のハーレーに関わる様々な
　話題をお寄せいただいたものをご紹介してまいります。

　今回はその第1回ということで役員の三村さんからお寄せいただいた
　話題をご紹介します。
　最初ということで気合いが入ってしまい読み応えのある内容ですが
　画像1枚、コメント1行なんてものでもけっこうです。
　お気軽にディレクター阪本のアドレスまでお送りください。
  sakamoto@goodwood.co.jp

　それでは三村さん、よろしくお願いします！
　

『大人の秘密基地』大公開

以前雑誌（「風まかせ」20号）で取り上げて頂きましたがブログで紹介させて頂きます。

平成21年に完成したガレージはその後進化と発展を続けて、今年4月より新たな構想を基に増築いたしました。4ヶ月ほど掛けてほぼ完成いたしました。今回も全て一人で手がけました。費用は6万円ほどで、今回も廃材や見本品を集めて土日の空いた時間で工事を進めました。

私の生まれ育った三重県の四日市には戦後の遺産と思える廃墟が多くあり、また港や運河に修理不能と思われる廃船もあり、それらが私たちの遊び場であり、秘密基地でした。自分たちだけの秘密基地は時の流れと成長に伴い、心の奥にひっそりと終われていました。それから50年ほどの時間が経過して、自ら自宅横に夢であったガレージ（大人の秘密基地）を造りました。

 

バイクを保管することが一番の目的のガレージですが、趣味の玩具でほとんどのスペースは埋め尽くされています。ドアをオープンにしたときの正面が以前からのガレージ部分でドアから左側が増築した箇所です。写真では自宅に隠れて一部しか見えません。増築したばかりですが、すでに新しく作った飾棚は新たなコレクションが陳列され、遊びのスペースが少ししかありません。

既存のガレージも増築に合わせて改良をしました。腰から上が飾り棚で、腰から下に工具収納スペースを設けました。

増築した箇所に机を配置して作業スペースとしています。写真では小さすぎてコレクションの一つひとつを確認することはできないと思いますが。私にとっては40年も前からの宝物ばかりです。

バイク、車、飛行機、船、電車、フィギア、メダル、ピンズ、ワッペン、絵画、写真、ぬいぐるみ、ミニボトル、ボトルシップ、工具、大工用品、ポスター、パネル、ジオラマ等を収蔵しております。

2階から見たガレージです。手前の黄色い壁の箇所が今回増築しました。ガレージから見えるように石庭を新たに造りました。

Photo/Text by Three village

第2回チャプター交流キャンプ in ＡＳＴ

開催日：2012年6月30日(土)～7月1日(日)
参加人数：12人
天候：晴れ
気温：25度/18度(日本気象協会発表値)

ハーレーダビッドソンの故郷アメリカには、「ロングトレイル」という日本では想像できないほどのロングハイクコースがある。全行程4000Ｋｍ以上（4ケ月～6ケ月は必要）いわゆるディスカバリー・トレイルやロード・ウォークとは異なり、コースは町から程遠く離れた大自然の真っただ中を通っていて、トレイル・ライディング（乗馬）による踏破が許されているところもある。

有名なトレイルは、

・パシフィック・クレスト・トレイル [Pacific Crest Trail] （PCT)　http://www.pcta.org
・アパラチアン・トレイル [Appalachian Trail] （AT) http://www.atconf.org/
・コンティネンタル・ディバイド・トレイル [Continental Divide Trail] （CDT)  などだ。

日本人で完全踏破した人はまだまだ数少ない。興味と冒険心のある方は、たまにはハーレーを降り是非挑戦していただきたいとおもう。

さて、“トレイル”の起源は、やはり大西部時代のいわゆるカウボーイに「キャトルドライヴ＝牛運び」にルーツをたどることが出来るのはないだろうか。

ホースバックライディングの我らハーレーダビッドソン乗りは、そのキャトルドライヴの野営方法＝星空の下で眠る＝キャンピングを体験するのもCoolではないかというわけで。（もちろんH.O.G.イベントBSHで体験する方も多いですが、）もっともっとキャンプ体験を楽しんでもらいたいと小生は考えます。昨今流行りの「ワイルドだろぅ～」でもあるし…ネ。

というわけで、

我がチャプターが今回目指すのは、昨年からはじまった茨城北チャプターの本拠地オートショップテラカド（AST）さんの広大な敷地にある、キャンプサイト。

街場にあるし、コンビニも近くだし、水洗トイレ、シャワー室も完備。テントがなくても“ライダーズハウス”もあるって「ワイルドじゃないだろぅ～」ですが、誰でも参加できるキャンプ体験という大義名分もありますから…。

集合は、守谷SA。

もう出発時間なんですけどぉ。リーダーのTさんが来ないじゃん。集合したメンバーの心配もよそにしれっと到着、すかさずコースミーティングです。

期待してまっせ、Tキャプテン。というわけではないでしょうが、少し曇り空でしたが、常磐道を辿る一行にハッピーサンシャインのお出迎えです。この梅雨時期には珍しく低湿度で最高気持ちいい晴天です。

東海PAのスマートインターから降道し、一般道へ。10分もかからず、テラカドさんへ到着です。全スタッフが爽やかな笑顔で出迎えてくれます。これも寺門社長の人徳の賜なのでしょう。

全員テントの準備も整え、ひと段落すると、Tキャプテンご推奨のプチツーリングへ出発です。

クリックすると大きな地図が開きます

常磐太田の山道で涼しさとワイディングを愉しみ、常磐道の橋梁を下から見るのもここならではです。

そして海辺の道へと辿ります。あれに見えるは、古房地鼻（こぼうちばな）に建つ日立灯台。絶景です。

ランチは「レストラン清海」でいただきました。広けたガラス窓から一望できる日立の碧い海と、こだわりの真空管オーディオセットから流れるジャズにつられ、昭和喫茶の雰囲気が漂うナポリタンをオーダーするメンバーも多かったです。とてもこころが温まるプチツーリングでした。

テラカドさんのキャンプサイトにもどり、Tキャプテンら買出し斑と、火起こし斑に別れて、宵宴の準備です。

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キャンプサイトのパノラマ写真  スライダーで写真を動かせます

追っかけ隊のSディレクター、Mさんも到着しました。

こちらでは恒例？の寺門社長と腕相撲です。

茨城北チャプターさんたちを待つ間、焼き鳥、烏賊焼き、ビール、酎ハイとやらかします。

Nさん差し入れの枝豆と胡瓜がとてもおいしかったぁ。こういった持ち寄りグルメもキャンプならではです。

茨城北チャプターメンバーさんご自慢のモンキーダビッドソンに我がチャブターメンバーも興味津々。参加メンバーさんの顔ぶれも揃ったところで、寺門社長から、乾杯のご発声。大交流会の始まりです。

今年6月に行かれたルート66ツーリングの様子をいろいろ聞かせていただき、とっても
参考になりました。って云うか小生「行きたい!!」衝動が頭を駆けめぐります。

Tキャプテンの弾き語り、カラオケ大会、ジャンケン大会とイベント目白押し、で宵も更けてゆきます。酔いも廻ってきます。

テラカドスタッフさんの、鉄板焼き、ステーキ、焼きそば……。もうお腹もはちきれそう。

と、ここでチャプター合同の記念撮影。

で、いつしか各自のテントで就寝 mmmm…。

明けて、茨城北チャプターメンバーさん達のプライベートツーリングの出発前に
合同記念撮影です。

いゃ～　他のチャプターとの交流は奥が深い。各地に仲間が出来る。気兼ねなく飲めるお泊りツーリングは良い。すこぶるキャンプは愉しい。アメリカ生まれのハーレーぽい。しかも、お昼前後には帰宅できるので、嫁さん孝行、ファミリーサービスも可能！と云うこと無しのキャンプツーリングでした。参加できなかったみなさん次回のキャンプは是非是非一緒に楽しみましょう。

次回定例ツーリングは7月22日 「上信越・草津方面」。6月度雨天中止のリベンジ予定となります。梅雨明けももうすぐです。良き仲間と我がアイアンホースと共に一緒に愉しい時を過ごしましょう。皆様のご参加申し込みお待ちしております。

Text by Django えび
Photo by Django えび& Three village&もっちゃん