千葉の松戸から柏へと続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

ジャケットリメイク

2024-05-11 08:00:00 | オーダー品
いつもご覧頂き有難うございます。
【Handmade Leatherwork Akashi】の
中の人、Akashiです。
今回のブログはプロレスラーの方から
ジャケットリメイクを依頼されたので
その様子を載せたいと思います。

ご依頼内容は元々ある柄を切りぬいて
新しく購入した合皮のジャケットに
切り抜いて付けて欲しいとの事でした。













切り抜くデザインはこちら。
文字の左右にあるマスクを切り抜いて
ジャケットにつけます。
そして、真ん中のローマ字をカタカナに
変えて欲しいとの事。
更にフロントには『戦士』という文字を
入れて、更に更に長袖ジャケットの袖を
取り、ベストにして欲しいと、、、、
当初のお話とはだいぶ変わり、追加項目が
増えていきましたが、全てお引き受けして
スタートしました。










まずは、


ジャケットの袖を解体していきます。
糸切りで糸をカットしていきます。
合皮なので引っかけると簡単にジャケット
が切れてしまうので丁寧に進めます。

合皮部分の袖が取れたら内側の布は
ハサミでカット。
それを巻き込んでへり返したら縫って
いきます。











そして、完成しました。
ここからは文字入れの作業となります。













このコスチュームからマスク部分を切り
出していきます。

この生地はナイロンぽいのでカットすると
縮む恐れがあるのと左右の形が歪になる
恐れがあるので、裏側に伸び止めテープを
貼り、形をキープしてから切り出しました。

その後、『グラディオ』と『戦士』の文字
の型紙を製作し、革を切り出し、準備完了。












最初は胸に『戦士』
配置を確認させて頂いた後、これを縫い
付けていきます。
切り抜いた文字の通りに縫っていきます。












次は背中に『グラディオ』です。

バランスに気をつけて貼り合わせたら
同じように縫っていきます。

文字を縫ったらマスクを両サイドに
配置して縫うのですが、これがすごく難し
く、合わせるのが大変でした。
何故なら元々の文字よりサイズが大きく
なった事とコスチュームの時は全体の
バランスありきで製作されているからです。

それに比べて今回はテトリスのように
隙間にバランスよく、配置しなければ
いけません。
例えが合ってるか分かりませんが、丸底の
バッグを胴から作って行く感じです。
(分からないですよね











色々悩なやみましたが

完成です
結局、入りきれない文字はマスクの上に
乗せる様に縫い直しました。
結果、文字が浮き出てるようでカッコよく
なりましたね。













ご本人が着ると更にカッコいい
これを着て入場とかするのしょうかね
SNSdeno
プロフ画像にも設定して頂きました


最後に『グラディオ』さんについて少し
だけ宣伝です。
所属している団体は【JTO団体】
(JUST TAP OUT)という所でコンセ
プトは【本当の意味のプロフェッショナル
レスリング】

この団体に所属している『グラディオ』さん
は無差別級のチャンピオンなんです。

そんな方のジャケットをリメイクできて
とても光栄に思います。
有難うございました

























minne ギャラリー
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【minne ギャラリー】











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Handmade Leatherwork Akashi





住所   千葉県柏市南柏1-2-6 
     南柏ビル 605
TEL    0471-43-9998
定休日  不定休
営業時間 AM 11:30~PM 20:00
メール   tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp

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