カッターで革を切る(R編)です。
その前に革で作品を作る時には型紙を
製作します。
そして、その型紙を革に写して革を
カットしていくのですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/18/5b22d6c9446feaa739b8ba744e91ec3e.jpg)
移す時に使う銀ペン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/f2/a1ffbf69d61f5a7bf06c071463ddf125.jpg)
拡大して見てみると、ペン先から
インクが出て書けるので、どんな
書き方をしても芯の太さ分
型紙より大きくなってしまいます。
大体ですが左右合わせて1mm位
大きくなってしまうので型紙ピッタリに
書く事はできません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1b/052d1d3874883178e5fe5343f8c1f073.jpg)
なので、タンニン鞣しの革等は
丸切り等の先端でケガいたりします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/df/f06d979d0b383da4f9920a952302d0a3.jpg)
こうすると、誤差なく線を引く事が
できます。
何が言いたいかと言うと どんなに正確な
型紙を製作しても銀ペンで写した時点で
サイズが変わってしまうのです。
しかし、これを言ってしまうと
前に進めないので、この後出てくる
画像の線はサイズ通り、書けたものと
思って見て下さいね。
(型紙通りにカットする方法は次回)
まず、直線と同じようにカッターを
ずらしながら、切っていくと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a3/08c0b9e6c716c36f92ea1e330399180d.jpg)
後々の事を考えると(コバ磨き等)
革の断面は90度にしたいのですが
普通にカットすると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/29/e46d10ff38f9ece7bf5a3a68b261d753.jpg)
こういう風になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/eb/3713f346ed3bdb00a048330a9b16030d.jpg)
Rに差しかかると、どうしても
カッターの刃が内側に倒れてしまいます。
薄い革だとこんな事を気にせずに
切れる場合もありますが、
『厚い革を使いたい
』
『コバを綺麗に磨きたい
』となると
これでは後の工程に時間が掛かって
しまいますし、最悪サイズが変わってしまい
ボツになってしまいます。
そこで![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/59/2974fe5b799f36cb20865e42463132ea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/22/788ce604a21d36c33a9157fcd8ef6e95.jpg)
まずは、直線を定規でカットして
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/48/27370a098081b91d7d906f11c1bca809.jpg)
Rを直線的に細かくカットしていきます。
回数で言うと最低でも7~8回位
でしょうかね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0159.gif)
細かく切る程、正確なRができるので
なるべく細かくです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/52/741ebf8d34c759679c86641bfb57e138.jpg)
とはいえ、最初はとても難しいと
思います。
小さなRになればなる程、難易度が
高くなっていきます。
もう1回、そこで![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/f2/d301cef33e2ae34af8086cc53f80fc7a.jpg)
こんなジグを用意します。
やり方は同じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/a1/6c29c729a1057a05bfbe9c98f5325614.jpg)
直線をカットしてジグを縦ラインと
横ラインに合わせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/17/731d5db933c45c7a9e9948f185e17a57.jpg)
Rを細かく直線的にカットします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/b8/ec087e61ce97db5b92589c3e5ae88747.jpg)
線に合わせてフリーでカットするより
綺麗にできますし、なにより安心感が
増しますね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0207.gif)
ジグが歪だと意味がないので
最初は身近にある缶等を使っても
いいと思います。
お金をだせば便利な道具等もありますが
(Rがカットできる角落とし等)
なるべくなら、ご自身の力で
やりたいですよね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0145.gif)
何故、Rを垂直にする必要があるのかは
この後に行う工程、(貼り合わせやコバ磨き)
に影響が出てきます。
コバ磨きはスリッカーという道具で行う
のですが、革の面とスリッカーの面が
ピッタリ合わないと綺麗に磨く事が
できません。
なので、Rを綺麗にする為にヤスリ等で
微調整したりします。
カットした時点でなるべく綺麗なRが
できていれば、その後の作業が簡単に
なりますし、サイズが小さくなる事も
ありません。
今回はここまでです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
次回は今回の事を踏まえて
革を綺麗にサイズ通りに切る方法です。
段々、難易度が増していきますが
ご自分に合った方法でレザークラフトを
楽しんで頂ければOKですので
参考程度に頭の片隅にでもおいといて
チャレンジしたくなったらチャレンジ
すればいいのです。
だって、正解はないんですらかね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0146.gif)
*ここでのレザークラフトの技法は
あくまでも私個人のやり方ですので
正解ではありません。
Let's try!
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Handmade Leatherwork Akashi
住所 千葉県柏市南柏1-2-6
南柏ビル 605
TEL 0471-43-9998
定休日 不定休
営業時間 AM 11:00~PM 20:00
メール tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp
その前に革で作品を作る時には型紙を
製作します。
そして、その型紙を革に写して革を
カットしていくのですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/18/5b22d6c9446feaa739b8ba744e91ec3e.jpg)
移す時に使う銀ペン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/f2/a1ffbf69d61f5a7bf06c071463ddf125.jpg)
拡大して見てみると、ペン先から
インクが出て書けるので、どんな
書き方をしても芯の太さ分
型紙より大きくなってしまいます。
大体ですが左右合わせて1mm位
大きくなってしまうので型紙ピッタリに
書く事はできません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1b/052d1d3874883178e5fe5343f8c1f073.jpg)
なので、タンニン鞣しの革等は
丸切り等の先端でケガいたりします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/df/f06d979d0b383da4f9920a952302d0a3.jpg)
こうすると、誤差なく線を引く事が
できます。
何が言いたいかと言うと どんなに正確な
型紙を製作しても銀ペンで写した時点で
サイズが変わってしまうのです。
しかし、これを言ってしまうと
前に進めないので、この後出てくる
画像の線はサイズ通り、書けたものと
思って見て下さいね。
(型紙通りにカットする方法は次回)
まず、直線と同じようにカッターを
ずらしながら、切っていくと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a3/08c0b9e6c716c36f92ea1e330399180d.jpg)
後々の事を考えると(コバ磨き等)
革の断面は90度にしたいのですが
普通にカットすると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/29/e46d10ff38f9ece7bf5a3a68b261d753.jpg)
こういう風になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/eb/3713f346ed3bdb00a048330a9b16030d.jpg)
Rに差しかかると、どうしても
カッターの刃が内側に倒れてしまいます。
薄い革だとこんな事を気にせずに
切れる場合もありますが、
『厚い革を使いたい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0160.gif)
『コバを綺麗に磨きたい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0160.gif)
これでは後の工程に時間が掛かって
しまいますし、最悪サイズが変わってしまい
ボツになってしまいます。
そこで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/59/2974fe5b799f36cb20865e42463132ea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/22/788ce604a21d36c33a9157fcd8ef6e95.jpg)
まずは、直線を定規でカットして
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/48/27370a098081b91d7d906f11c1bca809.jpg)
Rを直線的に細かくカットしていきます。
回数で言うと最低でも7~8回位
でしょうかね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0159.gif)
細かく切る程、正確なRができるので
なるべく細かくです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/52/741ebf8d34c759679c86641bfb57e138.jpg)
とはいえ、最初はとても難しいと
思います。
小さなRになればなる程、難易度が
高くなっていきます。
もう1回、そこで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/f2/d301cef33e2ae34af8086cc53f80fc7a.jpg)
こんなジグを用意します。
やり方は同じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/a1/6c29c729a1057a05bfbe9c98f5325614.jpg)
直線をカットしてジグを縦ラインと
横ラインに合わせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/17/731d5db933c45c7a9e9948f185e17a57.jpg)
Rを細かく直線的にカットします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/b8/ec087e61ce97db5b92589c3e5ae88747.jpg)
線に合わせてフリーでカットするより
綺麗にできますし、なにより安心感が
増しますね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0207.gif)
ジグが歪だと意味がないので
最初は身近にある缶等を使っても
いいと思います。
お金をだせば便利な道具等もありますが
(Rがカットできる角落とし等)
なるべくなら、ご自身の力で
やりたいですよね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0145.gif)
何故、Rを垂直にする必要があるのかは
この後に行う工程、(貼り合わせやコバ磨き)
に影響が出てきます。
コバ磨きはスリッカーという道具で行う
のですが、革の面とスリッカーの面が
ピッタリ合わないと綺麗に磨く事が
できません。
なので、Rを綺麗にする為にヤスリ等で
微調整したりします。
カットした時点でなるべく綺麗なRが
できていれば、その後の作業が簡単に
なりますし、サイズが小さくなる事も
ありません。
今回はここまでです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
次回は今回の事を踏まえて
革を綺麗にサイズ通りに切る方法です。
段々、難易度が増していきますが
ご自分に合った方法でレザークラフトを
楽しんで頂ければOKですので
参考程度に頭の片隅にでもおいといて
チャレンジしたくなったらチャレンジ
すればいいのです。
だって、正解はないんですらかね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0146.gif)
*ここでのレザークラフトの技法は
あくまでも私個人のやり方ですので
正解ではありません。
Let's try!
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