ひよこまめのEveryday

還暦過ぎたおばさんの日常。

ドラマ、映画、舞台、本、音楽などの感想も。

午前中に30分以上の散歩

2021-03-17 14:21:28 | 日常

不眠症と格闘中の私。

昨夜も、ちょっとイレギュラーな事があったこともあり、ほとんど眠れず。

先週、お薬を弱くしてもらってからちょっと症状が後退気味で、数日前の夫のようにネット検索の手が止まらない。

でもそれで、薬に関しては早めに変えて良かった、と確信が持てたので、じゃああとどうする?

ってことであっちこっち見てみると、やはり私の症状は「自律神経の乱れ」のようで、体内時計を戻すには午前中の30分以上の散歩、や、yoga、などが良いらしい。

それでさっそく今日、いつもは車で行くコースを徒歩で出かけてみた。

スマホの歩数計を起動させて行って来た。

 

歩数:6586歩 距離:3951m 時間:57分 消費カロリー:162.9kcal

 

結構歩いたと思ったのに、1時間以下、1万歩にはほど遠い・・・途中でクリーニング店とスーパーに寄って店内をウロウロした分も含めてこれだから、もうちょっとだな~。

いくつか、散歩コースを探してみよう。

お天気が良かったので、気持ち良かった~。

けど、日差しがヤバい

明日はちょっとお出かけの予定なので、良さそうな帽子を探してこよう。

 

 

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ようやく、初詣

2021-03-15 14:35:36 | お出かけ

お正月には控えた初詣に、せめて年度末までには、と思ってようやく行ってきました。

奈良の橿原神宮です。

人がいないとこんなに広々

ところどころで、桜が咲き始めてました。

ちょっと足を延ばして、明日香の方へ行き、岡寺へ。

気持ちの良い1日でした~

 

 

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お医者様との関係を思う

2021-03-13 14:31:07 | 日常

買い物途中にかわいいカンカン見っけ。

中身はチョコレートとキャンディー。

ホワイトデー用だと思うけど、自分で買って、中身をお薬に入れ替えて、ピルケースとして使うことにした。

カンカンの下に置いてあるのがコースターなので、手のひらに乗るくらいの大きさ。小袋入りの漢方もあるから、ちょうどよかった。

 

今週初めに、夫が大腸内視鏡でポリープが見つかり切除、1泊入院した。

その病院は数年前に院長先生が代替わりして、今は息子さんが院長先生になっておられる。

夫も、会長先生が院長だったころからここにかかっているが、今は若先生がメインなので、若先生からいろいろ説明を受けて帰ってきた。

夫は「なんかなー、オレは前の先生の方が好きだなー」という。

私もこの病院には前の院長のころから何度もお世話になっていて、若先生になってからはもう数年来、持病のある胃を診てもらっている。前の院長先生は強面で怒られているような気になる先生で、私はちょっと苦手だった。

若先生は普段、ニコリともしないポーカーフェイスだけど、威圧感はなく、説明は簡潔でわかりやすいし、なによりこちらからの疑問など「ちゃんと話を聞いてくれる」ので、私には安心して信頼できる先生だったから、夫の言葉は意外だったけど感じ方は人それぞれなんだなーと思った。

と同時に、ふと、20年も前に亡くなった父のことを思った。

 

 

父は、見つかった時にすでに末期だった胃がんから肝臓、肺と転移して亡くなったのだが、そのときの主治医が、私たち家族は嫌いだった。

手術前に、術後の治療や薬の説明を受けた時に「それでどのくらい持ちますか」とか「どんな副作用が出ますか」など聞いても「人それぞれだからわかりません」「数値なら示せますよ、だけどその通りになるかはわかりません」と、まったく取りつく島がない。

私立の病院だったから、母はその主治医に「よろしくお願いします」とお金の入った封筒を渡した。ポーズでも「いやいや、それは・・・」というかと思ったら、「あー、はいはい」という感じで受け取ってさっさと引き出しにしまった。

こんな医者で大丈夫かという気持ちでいっぱいだったが、今ほどガンが治る時代ではなく、最初から「半年持てばいい方」と言われて、私たちは諦めてしまっていたから、病院を変えようとも思わなかった。

だけど、父はその医師を信頼していた。抗がん剤を患部に送り込む機器(?)を身体に埋め込んだ治療法で家で過ごせたので、定期的に通院していたが、あの先生は頼りになる、と言っていた。

結果的に、半年と言われていたものが2年もったが、いよいよとなって入院した亡くなる前日のこと、その医師が回診に来てくれた時の父のホッとした表情は、今も忘れられない。

「どうですか」と声をかけただけで出て行ったその医師に、私は「苦しんでいる患者に、もっと何かないのか」という怒りのような感情を抱き、そのことがずっと気持ちの奥に引っかかっていたのだけど、今回の事で「父は、あれでよかったのかも」と初めて思えた。

 

私はここ1か月以上、体調不良と不眠で悶々としていて、それぞれの症状の専門を標榜している病院に何度か行ったが、まず話をあまり聞いてもらえない。

循環器に行けば、話を最後まで聞かずに「とにかく検査してみましょう」と検査して「異常なし」

心療内科も、「眠れない」ということだけに薬を出して「こういう体調不良がある」という話は「専門外だから循環器に行って」と途中で遮られる。

なにも良くならないことに悶々として、「専門外」だけども話は聞いてもらえるかも、と院長先生のところに行ったら、ちゃんと話を聞いて、「今のあなたはこういう状態」「いろんな数値は心配するほどのものではない」「こういう薬があるので飲んでみて」と、きっちり、きっぱり説明してくれた。

それだけで、半分以上は良くなった気がした。

循環器や心療内科で出された薬は「どういう薬だろうか、飲んで大丈夫だろうか」と不安ばかりでネットで調べまくったのに、新しく出してもらった薬は「調べるよりまず、言われたとおりに飲んでみよう」と思える。

あの時の父も、こういうことだったのかもしれないと思った。

忘れずに、病室に来てくれる、それだけで、あの時に父には十分だったのかもしれない。信じて命を託したということで、納得できていたのかもしれないなぁと。

 

1泊の入院から帰ってきた夫は、ちょっと神経質になっている。

「先生はこう言ってたじゃない」と言っても、「そうだけど・・・」とネット検索の手が止まらない。

夫にとっては、若先生はちょっと信頼には足らないみたいだ。

患者にとっての医者は、ただ能力が高いかどうかではないんだなぁと実感する。まあ、相性と言ってしまえばそれまでだけど、それだけじゃなく、やっぱりこちらの不安に寄り添ってほしい、それができる医師であってほしいというのが、患者としては一番望むことなんじゃないかなぁと。

世に医療ドラマが溢れるほどあるのも、そう思う患者の立場になる人が多いからなんだろうなぁ。

そういえば、こないだの「神様のカルテ」もいいドラマだった。

ホンモノのお医者様たちには「あんなのは理想」と苦々しく思われるのかもしれないけど。

 

 

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説明書は読んだけど~

2021-03-12 13:34:51 | 日常

息子と映画を観にショッピングモール内にある映画館に行って、終わってから店内をウロウロ見回っていて、前々から欲しいと思っていたモノを見つけたので買った。

持つところが木っぽい感じのカトラリー。

家にあるのは、レストランで出て来るような全体が金属製のもので、持ち手の細い手触りがあまり好きではなく。

高級感はいらないから、持ち手がもうちょっと太くて、できれば木っぽいのがいいな~とずっと思っていて、この度「これこれ、こういうのを探してたのよ~」というのに出会ったのだった。

 

帰宅してさっそく開封。まずは洗っておかないとね。

で、ふと「そういえば、食洗機、いいのかな」と思ってケースの底に貼ってあった説明書を見ると・・・

ということで、食洗機も乾燥機も 不可

やっぱりか~、とそれはまだ想定内だったんだけど。気になったのは

「構造上、金属部分とハンドルの間に隙間があります。使用後は浸け置きをせず、すぐに洗浄し、ハンドルを上にして水切りしてください」

ってとこよ。

浸け置きは・・・するなぁ、たまには。

すぐに洗浄は、しようと思えばできるけど、ハンドルを上にして水切り、はちょっと難しいわ。

だって、ハンドルを上にするってことは、口に触れる部分を下にするわけでしょ?

洗ったものを入れる洗いかごだけど、口に触れる部分を下にすることにはちょっと抵抗がある。意外とそういうとこ、気になるタイプだもんで

 

で、ちょっと「よく読んでから買えばよかったかな」と思ったけど、もう開けちゃったし返品も出来ないので・・・

忘れることにした

ま、そんなすぐにダメになることもないでしょ。

そもそも、そんなにお高いものでもないし、気楽に使おう。

 

と思ったら、食洗機NGも忘れちゃって、その夜さっそく入れてしまった。

けど、なんでもなかったわ

劣化が早まるのかもしれないけど、とりあえずは気にしないで使って行こう~

 

※観て来た映画は「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」なので、感想は書きません、あしからず

 

 

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山川三千子著「女官」

2021-03-10 18:03:04 | 読書

 

OGPイメージ

講談社学術文庫 女官―明治宮中出仕の記

明治四二年、一八歳で宮中に仕えた華族・久世家の長女、三千子の手記。数十人にのぼる女官の職名と仕事、天皇自らがつけた源氏名とニックネーム。「雀...

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明治時代の末期に、明治天皇、皇后に女官として仕えた方の手記。

結構、衝撃的な内容。これが、私が生まれた1960年に出版されてたとは・・・

冒頭の「私の生いたち」で、のっけから「何につけても子女の自由はあまりにも無視されて」いたと書き、「本当の女はつまらないものだとつくづく考えていました」

華族の親戚になるのが一種の流行のようでさえあり、そんな中で飾り物のようなお嫁さんになって我慢するくらいなら一人で生きて行きたいと夢見ていた、と。

 

その最初の2ページで早くも「ひぇ~~」となりましたが、驚くのはまだ全然早かった。

 

この方は、宮中に勤めていたのは5年ぐらいのようでしたが、その間に明治天皇の崩御があり皇后陛下の崩御があり、一般世間だけでなく宮中でも変化の大きな時期にお勤めされています。

天皇さんや皇后さんとの会話なんかもリアルに書かれているし、お二方の晩年から亡くなるまでのご様子も「いいの?」と思うくらいに生々しく書かれてるし、大正天皇のありのままのご様子(庶民にも伝わっている❝お人柄❞があるけど、それを裏付けるような)とか、「目をつけられて」(というのは私なりの表現です、念のため)「迷惑に思った」ことなどなど・・・・・

 

令和の今でさえ、「こんなの読んでしまっていいのかしら・・・」と思わないでもないような手記を、よくもまあ昭和35年なんかに出せたものだなぁと、もうそういう驚きが大きくて。

 

文章は正直言って、高貴な方のお言葉遣いが読みにくいというか、わかりにくいんですが、原武史という方の解説がとても分かりやすく、読んでしまってよかったのかしらという戸惑いを慰めてくれます。

よく、明治維新ごろのドラマで、京都から江戸城に嫁いできた和宮様が何事も御所風を押し通して云々・・・という描写があるけど、明治天皇の皇后さまは「下々の着る着物」を生涯着たことがなく、着物を着る人の裾から見える赤い長じゅばんをとても珍しがられたというお話などもあり、こういう「お姫様」が現実に本当にいたんだなぁ~、と、それなら、和宮様の逸話もわかる話だなと。

そして、これを書いた山川三千子さんは、恋愛結婚をしていらっしゃるんですよね~。それも、結構積極的とも思えるような。華族さんと言ってもいろんな方がいらっしゃるという、考えてみれば当たり前のことですが、なにか目から鱗のような感じもしてしまいました。

 

しかしまあ、皇室というところがこういう「伝統」を受け継いで続いてきているのかと思うと・・・

外から入った美智子様や雅子様の苦労はおのずとしのばれるというものですね・・・・・

 

 

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