思いつくまま、気の向くまま、

ボンクラのつぶやき

さぁ今日からCSだ

2011年10月29日 12時28分08秒 | Weblog
ペナントレースはソフトバンクの独走だったが、
CSのおかげで今しばらく一喜一憂させてもらえる。

まずは西武を料理して福岡に乗り込んで欲しい。
シーズン戦績ではSBに歯が立たないファイターズだったが、SBは短期決戦では以外に脆い。

コンデショニングが良ければ交流戦前後のような強いファイターズが蘇るだろう。

何よりも投手陣が奮闘してくれること。これに尽きる。

攻撃力が一朝一夕に上がるものではないだけに、
守り勝つ戦術に徹するべきだろう。だからベンチワークが重要だ。

終盤戦ではホールドに入ったピッチャーを引っ張り過ぎて失点を重ねる展開が多かっただけに、
ここは梨田監督の手腕が問われる。
臨機応変な対応で繋いで欲しい。

さて、今日はダルと涌井だ。互いをライバル視した両エースが初戦を担う。

確か開幕戦は涌井に軍配が上がったが、
今回はダルが鬼神の如く西武の強力打線を封じてくれる・・・間違いなく。

比較対象が古すぎるが彼の潜在能力は金田、稲尾を凌駕する。
ましてや松坂、前田など比較にもならないだろう。
長く野球を見ているがダルビッシュこそがNPB史上最高のピッチャーだと思う。

大看板は一枚のファイターズだが、強大な一枚が威力を発揮すると相乗的な効果がでるだろう。
西武を蹴落として福岡だ!

分の悪いSBだが1勝のアドバンテージを打ち消し、
ダルが獅子奮迅の活躍を見せると勝負は下駄を履くまで判らないと期待している。

さてさて、東海大の菅野君はどうするのだろう。
ドラフト制度をないがしろにする3年連続の単独指名をさえぎったファイターズに拍手だが、
ここから先の選択権は菅野君にある。
最速157kは魅力だから是非入団して欲しいが、
彼の選択は果たしてどうするのか、これもCSと並んで興味が尽きない。

また、早稲田のソフトボール部の選手を採ったのも実に面白い。

スポーツニュースを見たが、
キャラクターもプロ向きだから彼が出てくると尚一層球場は沸くだろうな。

余暇の話は滑らかに筆が運ぶのだが、
一日の大半を過ごしている本業はキーボードを打つ手が止まるなぁ。

マイナスファクターが目白押しで書き出すと弱音を吐いてしまいそうだ。

どうありたいか、どうあれば良いのか、実行できるのか、
模索しながら残り二ヶ月を過ごしたい。

恒例のドウタン

2011年10月26日 18時47分51秒 | Weblog

この時期に必ずアップする会社のドウタンだが今年は剪定したせいか、
葉のボリュームが今ひとつで紅葉の質感が貧弱だ。
しかし形を整えたので来春が楽しみ。乞うご期待

今日は11月中旬並みの寒気団が入ったらしく、終日寒い一日だった。
濃いグレーの雲に覆われ時折、驟雨がと言う一日だった。

雪が混じると札幌も初冬となるが、
すでに雪虫が飛んでいるから初雪もそう遠からじだろうな。

さて、北杜夫氏が逝去された。

彼の代表作である「楡家の人びと」「夜と霧の隅で」は読んでいないが
高校時代に読書の楽しさを覚えたのが、
彼の「奇病連盟」「どくとるマンボウ航海記」だった。

やたら面白かった記憶があり、後年になりアマゾンで奇病連盟を購入した。
しかし、これが読めないと言うか、ストーリーにワクワクしない自分に驚いた記憶がある。

でもボンクラにとって書物への誘いになった作家である。

躁や鬱を繰り返し、そのネタで我々を楽しませてくれたドクターだった。
心からのご冥福を祈りたい。


ボンクラ、コンサートに酔う

2011年10月17日 19時47分54秒 | Weblog


所属している印刷組合の10月分区活動は本来温泉一泊の観楓会なのだが

年々一泊二日の行事は形骸化し、参加者も少なくなっているのが現状だ。

停滞感否めない中で、アグレッシブな気持ちを取り戻すためにも趣向を変えた行事を企画した。

勿論、音楽とは縁遠いボンクラが考えたわけじゃない。
たまたま今月が当番であっただけのことだ。

10月15日の昼下がり、コンサートホール 
キタラに集合したのは少なめだが7名でオブザーバー参加2名の計9名だった。

NHKが放映しているウィーンニューイヤーコンサートは何回か見て感動するものの
全くの門外漢だけに、いびきをかいて熟睡したら・・・と危惧していた。

集まった仲間もほとんどが管弦楽を聞くのが初体験だったようだ。

ロビーで聴衆の平均年齢が高そうなことやホールの見事さを肴に談笑していたが
開演となり2階A席へ向かった。

札幌交響楽団の管楽器パートの数名が音合わせをしている舞台を見下ろす席に腰を下ろし、
巨大なパイプオリガンを見上げ感嘆したり楽団の方が座るであろう椅子の数を数えたりしていた。

今日のコンサートは「森の響きコンサート」ラブソデー・イン・ヨーロッパで
ドボルザーク他著名な作曲家(といっても名前だけかろうじて判る程度だが)の5曲を聴いた。

こいつが実に良かった。弦の振るえが奏でる音に感動し、
管の迫力ある音や繊細な響きに酔ったのだ。打楽器の音色も心にしみた。

芸術とは無縁な俗物ボンクラが感動し、危うく涙目になりそう、いやなってしまった。

高名やスロバキア出身の指揮者が音の強弱やミックスを指揮棒一つで表現し
プロの奏者が気持ちよく奏でる音に感動した。

「何が」とは文字で表せないのは情けないが、ともかく酔いしれてしまった。
哀愁有る曲も、明るく乗りの良い曲にも心動かされてしまった。

素晴らしい2時間を過ごした後の心根は清浄され、満足感に満たされていた。

この後のスケジュール表を手に入れたので、ゴルフがオフになったこの秋は
「キタラ」で芸術の素養を身に付け俗物から脱する予定だ。

雪男の生息確率95%

2011年10月11日 20時35分12秒 | Weblog
雪男の生息確率95%と中央区のヒグマ

眉唾物の確立だとは思うがシベリアのケメログ州では何と95%の
確立で雪男が生息していると発表があった。

まぁ世界各地の雪男情報を交換する国際会議での確率論だから
ことの信憑性について捕獲や鮮明な映像などがあった訳じゃないようだ。

それに引き換え札幌のヒグマ騒動は確かな映像や目撃例、
足跡、があり一挙に現実の問題となっている。
夢のある生息確立95%とは違い人間の生活圏に迷い出た北海道の生物の頂点ヒグマの出没なのだ。

あるゴルフ場ではどんぐりの木が並木のようになっているが今年は実の成りが極端に悪い。
昨年はお客さんの頭にボタボタと落ち「痛い、痛い」と言うぐらい豊穣の秋だったそうだ。

だからヒグマも栄養たっぷりで多産の年だったらしい、
生息数が増えて木の実の成りが悪いと里に下りてくるのは必然なのだろう。

中央区での目撃例など半世紀以上なかったことが起きている。

目撃された近くにある老人ホームでは窓を破って入ってきたらと心配し
眠ることが出来ないという人もいるらしい。

確かに藻岩の山裾だから杞憂と笑い飛ばすことは出来ないな。

事実ボンクラも車庫から半町ばかりの自宅へ戻る折、暗がりに目配せしている。
腹ペコじゃ冬眠も出来ないし、
冬眠をしない個体もいるそうだから今冬はしばらく注意が必要なのかもしれない。

でき得ればアラスカのように麻酔銃や檻で捕獲して山に返してやりたいが果たしてどうなるのやら。

こんなことを書くと大昔に言われたことを思い出す。
「くまは出ないのか?」むきになって答えたものだ「札幌は都会だからあり得ない」と、
でも今は札幌も奥深い自然の中にある街なのだと再認識している。

初冠雪

2011年10月03日 16時29分49秒 | Weblog
旭川の平野部で初雪が観測されたそうだ。
この初雪は明治30年代から数えると2番目の早さ。

北海道の冬は大雪山系から始まる。そうして昨日は手稲山でも初雪があった。

温暖化の影響だろうか、ここしばらく10月初旬は暖かいことが多くなり
短すぎる「北海道の秋」が変わったようにも思えたのだが、
短いスパンでの変動など誤差の範囲のことなのだろう。

ともかく、季節の針は着実に初冬を目指して進んでいる様だ。

札幌の秋の風物詩に「ナナカマドの真紅の実」が挙げられる。
並木にも使われ、朝焼けの通勤時に陽光に照らされた、こいつの実は美しい。

思わず車から降りて写真を撮りたくなるが、気ぜわしい出勤時だけに難しい。
せめて車中からとレンズを向けるが、
肉眼で感じた真紅の実の美しさは失せてしまい撮るのを諦めてしまう。

ブログを書き始めてから、毎年このことに触れている様に思う。
自分のなかではナナカマドの実が青―オレンジ―真紅と色を染め替える様は何にも増して
季節のシンボリックな出来事なのだ。

美しいがしかし若葉の芽吹きとは対照的な感慨を覚え、
「これから寂しい秋です♪」などと口ずさんでしまう。

さて、はや10月に入ってしまった。
印刷産業は諸材料の値上げや景気低迷による受注減で9月度の状況は押し並べて悪かったようだ。

洋紙在庫がタイトで購入することもままならぬ現状での値上げに関して
メーカーや代理店、卸商は自らの社会性をどのように考えているのだろうか。

更には値上げの根拠が希薄すぎて、卸商は説明にも苦慮している。
ただただキロ単価○○円でお願いしますと言うばかり。

止まらぬ円高で前回の値上げ時より30%以上安く原燃料を購入できている筈だ。
だから今回の10%以上の値上げで、先進国では世界で一番高い「紙」が更に高いものになる。

長いものに巻かれるしかない中小零細は憤懣やるかたない。

MAで寡占化が進んで巨大化した製紙メーカーの弊害については随分昔に書いた記憶があるが、
選択肢をなくしてしまった私達には憤りを覚える秋だな。